2010/05/11

ジェット氏、


このたびエドワードで仕立てられた、シック&シャイニーな佇まいのヘビー・モヘアのスーツ。ヴィンテージのTonikファブリック。ここから、パンツ丈を少し詰め、裾幅を少し詰めました。先週日曜日午後、神楽坂Eに来られたジェット氏。徒手空拳でありながら、突出したアンテナ感度で、富裕層マーケティング界の波に乗り、さらに上昇気流にあおられつつ世界へと向かっている青年。

きっぷの良さと豪快さには毎回感動します。結局のところ、ぼくの定点観測で見る範囲ですが、たとえどんなに頭脳を使う仕事、あるいは冷静さを求められる仕事であろうと、人は自身の『感情の強さ』をエンジン=モーチベーションにしてますから、心がどんだけ揺さぶられたか、揺さぶったかで、人は大きくなっていくのだと思います。



天才マーケッターを唸らせるレベルのクオリティで、とかなりプレッシャーかかりましたが、ハイ・ファッションの香りとハイ・スタイル&ハイ・クオリティの直球真剣勝負ですね。↑目が離せなくなったようで、瞬間的に衝動買いされました。 スポーツカーが2台停まっているように見えます。



氏が衝動買いした、エドワードのコーレスポンデント・シューズは、ブライドル・レザー(※最高級の成牛の革にタンニンやタロウを丹念に染み込ませ頑丈にした最高級の革。上品な艶が魅力で長期間使用すると味がでます)と白ヌバック仕上げ。コンビネーションは、2色配置のフレッド・アステアのスタイル。そういえば、ロンドン@セヴィルロウにて、アンダーソン・シェパードで僕にネクタイを見立ててくれたマシュー氏は、やはり、世界一のウェル・ドレッサーはフレッド・アステアだよね、と言ってました。右がエドワード本人のナンバー3モデル、右がジェット氏が購入したナンバー5モデル、進化型です。


そして、その圧倒的なクオリティで、現在ひそかに世界中の時計通たちを驚愕させているメイド・イン・ジャパンの時計、シチズンのハイエンドモデル、CAMPANOLA のモデルを装着されています。フランク・ミューラー氏も自身プライベートで愛用しているといわれています。日本でこんなものを作っていた、という隠れ逸品アイテムです。海外からのほうが評価が高いようです。



時計・車と合わせて、スタイリングのトーンも調和させます。オープンのスポーツカーがさわやかに決まるジェット氏でしたが、帰り際、助手席にきちんとジャケットを裏返しに正しく畳んで、悠然と礼儀正しく、香ばしいエンジン音を響かせて走り去って行った姿に、お若いながらも、人間的な上品さを感じました。どこまで大きな人間になっていかれるのか楽しみですね。

※先日長~い濃いブログを書いて、『なんかあったんすか?』と訊かれましたが、長いの書く時は結構ごアタマが活性化してご機嫌な時です。文章書くスピードが速くなって、息抜きで、ワイン飲みながらやっているので、ブログと自分との関係が理想的な距離にチューニングされ、実に快調であります。

2010/05/10

KagurazakaGent'sStyle 2


昨日日曜日、午前中に神楽坂Eに、採寸に来られていたYご夫妻は千駄木にお住いとのこと。僕も、根津、千駄木、谷中界隈は大好きで、上京したてのころは、不忍通りをよく散歩しておりました。朝倉彫塑館、そしてそのすぐ正面にある“じねんじょカレー”。神楽坂ともちょっと似た下町の雰囲気があります。

谷中の墓地も夏の晴れた日など、緑の木々の中を彼岸からの?風が通りぬけていてとても気持ち良いですね。以前、女友達の自転車の後ろにのっけてもらって墓地を横断した記憶があります。大林監督の映画の『さびしんぼう』のワンシーンみたいでした。足を延ばせば上野公園。日曜日朝に知人に誘われ東京芸大生徒さんたちがやっている奏楽堂室内楽コンサートも数回行きました。

ロンドンのサウスケンジントン界隈は、東京だと上野桜木町だろう、と僕は勝手に想像しています。んじゃ、ヴィクトリア&アルバート博物館が上野の国立博物館だったとしたら、ハロッズは上野の何にあたる?と問われると、こりゃちょっと困るんですが、、、まあ、やっぱり『聚楽(じゅらく)』ですかね、ちがいますか、『松坂屋』という説もあります。なにしろ松坂屋は白洲次郎氏も仕立てていた“ヘンリー・プール”を扱っていましたからね。

不忍通りをひとつ奥に入ると、軒先が低い古い民家が続いています。早朝散歩すると朝顔が咲いていたりします。上写真は、3年ほど前、知人宅のパーティーに呼ばれた際にワインお土産で持参したものです。長野・松本の呉服店で買った風呂敷にワインを包んで持って行きました。円朝寄席でしたか、恒例の夏行事の、街の人たちで寄席は大盛り上がりですしね。

和の佇まいのある街かどで、ふろしきはスーツ姿に自然に合います。むしろひと昔前の“休日のプロ野球選手”のようなブランド物のポーチやセカンドバックよりも、いっそ風呂敷のほうが様になります。ちょっと粋な包み方で、ワインも、お弁当も、小物もなんでも全部包めますよね。

2010/05/09

先日の観劇の感想です、

なんだかんだ言って、今の日本は平和なものですね。先日 『帰ってきたおばあちゃん』を 観劇してつくづく感じました。飯田橋のお堀縁カフェで、あれこれ悠長に考えていられてブログに書き綴ったりできること自体が、平和ボケともいえるほど至極のんきですね。しかしながら、のんきはのんきなりに、ヘビー級の物語を反芻しながら、大いに考えさせられた次第です。(飯田橋キャナルカフェは本読んだり、じっくり考え事するのにいい場所です)

僕は映画は時々観ますが、舞台は直接ご縁があった範囲でしか観ることがありません。お客様でもある方の、晴れ舞台に花を買ってステージで手渡す、というのは大きな喜びです。しかし先日は母の日だったので、花屋は行列、行列並ぶのが好きではないので、急遽、やっぱり花より団子だ!と都合良く考え、池袋サンシャインの『Maison Kayser』でスイーツを買いました。選ぶのが花以上にえらく楽しかったんで、花はみなさん沢山もらっておられるし、今後は僕は花束替わりに美味いスイーツ、というスタイルを究めようと思いましたよ。

神田さち子さんとは、知人とのつながりで、ホームパーティーに御呼ばれした際ご一緒したり、すばらしいご飯を御馳走やおもてなしいただいたり、というお付き合いだったのですが、このたび彼女のライフワークである舞台を観ることができ、感動するとともに、彼女がやっておられることはまさに『大事業』だな、という認識を持ちました。

わたしの場合、歴史の教科書をいくら読んでも頭に入らなかったことが、この舞台を観て強烈な体験として意識の中に入ってきました。たびたび、戦争体験の問題は史実と、歴史認識の違いを指摘しあう険悪な場になりがちですが、この舞台を観ていると、いろんな気づきがあって、現状、泥沼のような戦後の問題が、どのような経過を辿って解決されていくのかまでもが、イメージできたような気がします。

どのような立場であってもいかなる国籍でも、必死で生き抜こうとする一人の人間の話は感動を誘いますし、何か人々の心の壁を溶かす大きな力を持つのですね。神田さんの名熱演を通して描き上げられる『鈴木春代』さんの人生を追体験して、個人のエネルギーとその人のパーソナリティーは国境の壁も超える、、、という納得もしました。

中国公演も大評判だっととのことですが、ある意味、物語の内容上、非常に神経を使う場だったり、いわば歴史認識が違ったりする立場からは、一触即発、ヘタすれば針のムシロとなるテーマなのでしょうが、立場は違えど、徐々にみなが深く共感して、主人公の人生に尊敬の念と感動させられることが、まさに神田さんの活動が平和づくりの『大事業』であるゆえんだと思いました。人間の生き方という普遍的な物語にはつくづく感動させられます。

文献的に、あるいは取材を通して、正確な史実を求めようという方向性は必要なのでしょうが、現状、歴史認識の違いは、ほとんどの場合、再び一層大きくて根深い“争い”のきっかけとなっています。世界各国の民族対立の現状や歴史的事実を見ても、“正確な史実を追求しよう”という対立する立場からの熱い意志が、純度100%の新たなるいがみ合いネタ(定期的にリニューアルして鮮度保ちます)作り、という結果になっていることは皮肉なものですね。

人は入口(史実の追求)⇒出口(争い)を、はなれたところから子供のように単純に見つめないので、永遠に同じパターンの行動を繰り返します。子どもは単純なので、入口と出口を素直にまっすぐ見るので騙されにくかったり、本質をストレートに理解できるのでしょうね。

たとえば、世界的な問題である、二酸化炭素削減を目的とした世界的な“排出権取引”(ここが入口)によって、複雑な数学的・金融工学的やりとりなどを通して(大人は、ココををありがたがって初期の目的を見失う)、結果的に“二酸化炭素の量が増えた”(ここが出口)という事実を、入口と出口を単純に見ている子供にとっては、大人がバカに見えてしかたがないわけですね。

ちょっと脇道にそれましたが、時間の経過は残酷なものなので、どんどん史実はとらえにくくなるわけですね。それ以上に、大きな歴史の中で、ふつうの人間たちが真剣に生きる中で、どういう考え方で、どういう行動をとったかという、国を超えて感動を呼ぶ話を先に味わいつくすことが大切だと思いました。まずは、問題解決の順番的には、共感をひとつでも増やして、フレンドリーで冷静な土壌をつくって、それから歴史的事実の解明も平行して淡々と進めていくと、力むことなく自然な形で平和に向かうんじゃないだろうか、と希望を持ちました。

事実に基づいた、身の回りのおじいさんおばあさんから聴いた、心を動かされるようなお話は、ストックしておくようにしてシェアすることが、まずは小さな平和活動になるのかと、可能な範囲なりの低いハードルからスタートしようと思った次第です。今年の夏、終戦記念日にジョン・レノンにちなんだ、ニッポン放送『イマジン・スタジオ』で『帰ってきたおばあちゃん』記念公開録画を行うようです。ご興味ありそうな方には詳細お知らせいたします。



ラヴェルの『亡き王女のためのパヴァーヌPavane pour une infante défunte』は、ほんとうは、『昔、スペインの宮廷で小さな王女が踊ったような舞曲』というタイトルらしいですね。どちらのタイトルが付いたとしても、メロディは、深く静かに心を溶かす力を持っていますね。

2010/05/08

春が過ぎて、初夏ですね~


今朝も江戸川土手に行ってきました。ワンころたちも気持ち良さそうに散歩してますね。↑たんぽぽは二度咲くんですね。一度目は黄色い花。いったんしぼんで、次に開く時は、綿のような種(正確に何と言うものか知らないもので)が集まった花?になります。どちらの花がみなさんはお好きですか?


黄色い花は、普通の花として見えますが、白の綿綿の花は、子供時代からの原風景というのもありますが、神々しいというと、言い過ぎですが、ちょっと天使っぽく見えます。


朝ご飯に、セブンイレブンの塩焼きそば食べましたが、これは美味いですね。500mlのコーヒー牛乳飲んで、けっこう朝からジャンクですよ。自宅帰りシャワー浴びて、いただいたタンポポ茶飲みました。これは、自然の香ばしさがあって美味しいですね。



本日は午後から、お店おりませんのでご了承ください。今から、お客様でもある、神田さち子さんの 『帰ってきたおばあちゃん』を観に行きます。ずっと楽しみにしていたので、感想をブログにも書きます。

2010/05/07

度量の広さは、人を強くする



タイトル、てにおはが変でした、あしからず。シェアするために集まっているのか?戦うために集まっているのか?今朝、テレビの政治報道を観ていて、そう感じました。今日のタイトルは、実は

“狭量(きょうりょう)は人を弱くする”

“了見が狭いと損をする”

という風にキーボードで打ったのですが、否定形のタイトルを作りたくなかったので、自分にも言い聞かせるためにも逆の表現に変えてみました。

“度量の広さは、人を強くする” とは、豪快な人間は、強そうに見える、とか、そんな感覚的なことではないですね。むしろシンプルで論理的なことだと思います。

常に変動しながらも、いろんな組織は一定の物差しから見ると、大きく2つの基本スタンス・基本状態分かれるんじゃないでしょうか。

【1】足を引っ張り合っているコミュニティ

【2】お互いの力を補い合っているコミュニティ

それぞれその組織のそもそもの構造や成り立ち・目的によって1.は必要(≒必要悪)だったわけですね。歴史的にも、お互いが監視しあうことが集団として機能して、安全を保障していた時代もあったわけなのでしょう。すぐれたガス抜き装置の役目もあったのでしょう。

人としても組織としても弱く同質化してもらったほうが、為政者としては統制しやすいし、理想的な秩序ある状態であり、結果的に全体として安定してO.K.。という時代もあった(ある、現代も?)んですね。

日本は政治家もマスコミも基本マインドが 【1】だから国として迫力がなくて、弱々しいのですね。しかし、基本マインドを【1】にしているというのは、そこが“求められているマーケットだから”という長年のわれわれ側の状態の責任でもあるわけなのでしょう。

もしかすると今や日本は“狭量なひとびとの集まり”になりかけているのかもしれません。みんなで一斉に、お互いの、足をひっぱりあう体操を一生懸命やっていたら、いきなり島の外からやってきた、しっかりとプログラム作って仲良く組体操やってトレーニングしてきた、えらくガタイのイイ連中(※上の【2】)に全然かなわなくなってしまっていた、、、、みたいな。

多様性との付き合い方の問題ですね。今まで出会ってきた人々を思い返してみても、才能が爆発して・花開いている人ほど、たいがい、“はなもちならん”部分があったりしますね。ほぼ完璧にそれらはセットになってますから。しかし、それが味であり、そのノイズやエキセントリックな部分こそがたまらなくチャーミングだったりします。

政治家の先生方もジャーナリストの方々も、その良くも悪くも“ノイズや失言”部分を一般常識を楯にしてヒステリックに責めて、“ああ、今日も一日、なかなか良い足の引っ張り方ができた、今日もビールが美味い!!”と安心していては【2】の連中には永遠に完敗です。まさに今日本が対外的に向き合っている問題ですね。

たかが人間、脳味噌のCPUも、キャパとなるメモリも、人あたりのインターフェイスにしたって、最新のパソコンみたいに都合よくできてないですね。長所も短所も同じ1枚のカードの裏表ですから、自分や組織を強くするためには、同時に彼らの才能をシェアしてもらうためには、その部分も引き受けなきゃならんですよ。

完全じゃないから、ある程度許し合って、みんなの力を“和えて”いく、という考え方のほうが知恵があって愉快ですね。“和える”(統合する)という、本来日本人に得意なマインドを思い出すと機動力上がって調子よく前進するのではないかと希望を持っています。

Mind of “demerit point system”, Is not it no longer boring?
Let the evolution of the meeting,with an integrated mind
“Japanese AERU 和 MIND”system ?
.... Special thanks to Google Translate
(どうも、なぜだか急にここで英語のセリフが欲しい気分になったもので)

『揚げ足とりマインド』は、いいかげん飽きないかな?
『日本の“和”えるマインド』を使って、会議をちょっと進化させませんか?

日本の国会の始まりにまずこれを宣言する、あるいは、海外に日本の知恵をシェアしている場面、そんな楽観的な未来妄想が浮かびました(笑)日本人は、もともと、なにしろ、おじいちゃんからおばあちゃんまで、クリスマスから正月までを連続して楽観的に・おおらかに・いいかげんに・だが力強く楽しむマインドを持っています。

この、高度な複雑系ともいえるような楽観的な統合能力には、未知の力と希望を感じます。

昨今、NY市場で60兆円あまりが消失するくらいの乱高下があったようですが、ギャンブルに必要な度量は、ジェームズボンドが映画の中で演じてくれるだけで充分かもしれません。一番上の写真は一昨年前の上海にて。

2010/05/04

本日5月4日(火)神楽坂エドワードの予定、


納品に外に出ており、午後3時ごろからお店におります。ご了承ください。

上は数か月前に(DVDで)映画版を観ました。日本語タイトルは『情愛と友情』となっていますが、どうも日本語だとコテコテに聴こえるので、普通に“BRIDESHEAD RIVISITED” のママがいいように感じます。

ジェームズ・アイボリー的な、いかにも英国映画的アクの強さ、ともいえる同性愛シーンも出てきますが、そういうシーンは美し目に、おしゃれに描かれます。絵になる風景が、あれだけ存在していると、どんなスタイルでもキマるよな~と、羨ましく思いました。

大きな意味での『ヨーロッパの伝統(的宗教)』の持つ圧倒的な力について、どれほどに圧倒的か、ということを感じさせられます。深く入り込みすぎていて、否定しても否定しきれない、自分から引き離せない、だから対象化して距離を置いてコントロールするなんてとてもできやしない、、、、



息子・その友だち・娘・父・母・祖父・・・・全員に対してそんなやるせないくらいの圧倒的力を見せつけられる話でした。単純に、登場するスタイルやクラシックカーや小道具がいちいちカッコいいので、気持ちよくそれを観ていた、、、、というのが正直50%以上なのですが。ご興味の方はDVDお貸しします。映画で流れていた“Always Summer”はきれいな曲でした。英国人にとって“夏”は、特別に甘美な言葉なのでしょう。


2010/05/03

やっと春らしい季節になりました、


今日は神楽坂エドワードは午後3時からおります。午前中アポなかったので、ゆっくりしております。いよいよ春らしくなりました。自宅の西小岩から歩いて20分くらいのところに江戸川土手があります。空気が街中とは全然違いますね。早起きのパン屋で焼き蕎麦パンとコーヒーを買って、土手で食べます。かなりハッピーな気分ですよ。

自分で考え出した、ヨガと気功とエドワーディズムを合体させた、『ギャラクシー』という体操をやって寝ころぶと、最高にいい気分です。自宅に戻り、いよいよやっとこさ安定的に春が来たようなので、スーツの影干しをしました。これをやると、ほんとスーツがサラサラに気持ち良さそ~に、なりますね。ブラッシングして『ほんといつもありがとうね~』と声をかけながら。

植物でも声かけながら水やるとイイと言いますが、本当だと思います。滑稽だと思われようが大真面目にやったほうがいいですよ。2月のスコットランド・ボーダーズ地方を行くバスの中から、地元チェビオット羊と思しき羊の群れに向かって、僕はバスの中からお礼の気持ちを込めて拝んでましたが、きっとヤツらと気持ちが通じていたはずです。


2010/05/02

“HANAMACHI” Gent'sStyle at Kagurazaka


さすがに、一緒に遊んだ芸者さんがしていた“帯揚げ”を、朝帰りでアスコットがわりにあしらう、というほどの粋な男ではありませんので、ぼくは神楽坂の途中にある着物屋にて、これを購入いたしました、、、

アクセサリーとしてカジュアルで遊ぶのはアリじゃないかな、と勝手に解釈しています。カジュアル・スタイルは、日本においては、くだけた格好、あるいは“キッズ、子供のように装う”という意味で一般的には解釈されているように思います。

しかしカジュアルという言葉は、もともと“偶然”とか“たまたま”、というニュアンスがあって、ちょっと気分だったので、なんとなく、気まぐれでこうやったてみたんだ、というところなんじゃないかな、と思います。

なので、お父さんたちが、子供たちのファッションを無理して真似する方向ではなくて、世代ごとの自分らしいアイテムで、大人っぽい気まぐれを愉しんで頂きたいです。

ちなみに、普通にメンズクロージングショップに行くと、たいがいスカーフやストールは2万円前後します。あえて、春巻き使用、春夏に巻く薄手のものには、ましてやカジュアル巻きには、“絽”の帯揚げは、ちょうどお手頃のアイテムでお薦めです。それになんとなく神楽坂らしいんのじゃないでしょうか。これがもちろんシルク100%の“絽(ドビー柄でシャドウ・ストライプといったところですか)”で、5000円くらいでしたよ。

スカーフの素材である“絽(ろ)”は、薄く透き通った絹織物の一種。江戸時代に夏の衣料に用いる生地として発展した織物で、紗の変形に当たる、とのこと。 通気性が高いので、夏物の着物、帯、袋物などに使われる、、、、、

“帯揚げ(おびあげ)”は、帯枕を包むもの。帯から少し見えるため、着物や帯とのコーディネイトをすることが多い。帯揚げの歴史は江戸時代末期である。深川芸者が「太鼓結び」を発案したとき、帯の形を整えるために帯枕も発案されたが、この帯枕を隠し、かつ重くなった帯を支えるために発明されたのが帯揚げではないかと考えられている、、、、、とウィキにあります。


昨夜は、日頃たいへんお世話になっているM氏御夫妻より、お誘いあり、夫婦で都内のGuest House Wakiyaに行ってまいりました。最初、勘違いして赤坂店の一笑美茶楼という系列店に間違って到着し、あせってタクシーでゲストハウスワキヤへ向かい、約束の時間に約10分遅れて到着。僕自身の半端ない天然ボケを鑑み、より一層気をつけないといけません。

非常に印象的だったのが、玄関入ってすぐに林檎の香りがせまってきたこと、、、うっとりしました。おもてなし側の繊細な気配りや工夫は、何にも増して気づきや学びになります。季節感や旬を、サービスされる側からじっくり感じ取ることも大事なんだな~と教えられます。

昨年2009年5月の神楽坂店オープンの際、エドワードが2001年創業という点、そして個性ある2人のコラボレーションによって完成したという物語に絡め、M氏はこのオーパス・ワン2001を抱えてお祝いにかけつけてくれました。一周年の5月1日、またしてもこの記念すべきワインでお祝いしてくださり、感動至極の最高の宴でした。まことにありがとうございます☆☆☆

2010/05/01

プリュスとエクリュ

一見すると、ミッドナイト・ブルーの静かな夜の海、そこを漂う黒蝶貝。独特の底艶あるこの生地の深い青は、『Bleu de prusse ブルー・ドゥ・プリュス』。他の色とまじりあった時、相手の色を圧倒的に飲み込んでしまう色。狼色(おおかみいろ)とも言われていて、日本では北斎に愛された色。

スーツとして完成した際、天然貝の佇まいが涼しげです。ボタンに、プリズムのように輝くピンク色・緑色・青色を拾って、淡いニュアンスで連動させ、ふわりとしたシャツやポケットチーフをあしらい、ミステリアスな余韻を演出します。

ダーク系、ソリッドで、夜の自由なイメージで、ということで御提案したところ、直観的に一瞬でお気に入りいただきました。 またしても自分自身が、このスタイルを作りたくなりました。William Halstead Kid Mohair60% , wool40% 、加えてナノ・レベルでのウォーター・プルーフ(撥水)という未来仕様です。 

2010/04/28

Versailles ヴェルサイユ・ブルー


Blue(仏:青)は、緑系から紫系にいたる領域の色。中世で聖母マリアの色となって、後世にはフランス王のロイヤル・ブルー(王者の青)となりました。

この写真↑は2008年夏、知人の結婚式にて着て行ったAzur(アジュール:紋章の青、日本では雑誌などでは、イタリア語読みでアズーロ・ブルーといっていますが、敢えてエドワードではフランス語読みでいってみました)のリネン・ジャケット(イタリア・カチョッポリ社の生地、麻100%)。このスタイル、さすがに普段にはちょっと厳しいですが、パーティにはこれくらいはイイですよ。

インナーには、伊・クルチアニのハイゲージ・ニット。この色はMûres(ミュール:桑の実色、英ではMulberry)色で、桑の実のような茶色のようにも見える濃い紫色です。この色と青とが相性が良いのは、色相的なロジックからよりも、古代ローマ時代から、桑の実は青染料の素材だった、という歴史的知識からのほうが感覚的にわかります。

2010年夏に向かって現在、この夏のジャケット・スタイルをあれこれイメージ中です。スタイリング製作中のY氏のジャケットはウィリアム・ハルステッドwool73%,mohair27%の2plyでブルーグレイ色。まず最初にここを決めてみました。しかしながら、これはそうとうに難易度の高い色・素材です。発色も風合いも、ジャケットでセットアップするには、非常に難易度高いアイテム。

前回は、グレイに赤のウィンドペインという挑戦がご好評いただいたので、今回はそれを超えるべくハードルを、敢えてぶっ高くしてみました。もっともっと、呆れるほど圧倒的にカッコイイものを作りたい。言ってみれば、この質感を、この風合いを、このじゃじゃ馬を、馴らして、最高度のサラブレッドにするためには、どのような色彩、どのような風合いを挿すべきか、、、、

、、、2日間意識的・無意識的に暖め続け、ひとつのトリガー・キーワードに出会いました。

Versailles : 『ヴェルサイユの青』

野放図・かつ貪欲に、17世紀ブルボン王朝まで遡って、そのインスピレーションを求めました。コーディネートも一種の勝負、生け花に近いような鮮やかな勝負ですね、いずれにしろ、賭けの要素がたぶんにあります。

最近、クラシックといっても、80年代を重心軸にした1920年代、30年代に対するオマージュが気になります。80年代は基本的には、キッズ文化、グッズ文化ではなくて、大人文化の度合いが強かったように感じます。スタイルとモード、文体と流行。つい最近、『流行は社会の霊感』というフレーズと出会ってあたらしいインスピレーションがやってきました。

2010/04/21

神楽坂 EDWARD、ゴールデンウィークの予定


あいかわらず、春夏と秋冬が交互にやってきている昨今、5月2日(日曜日)、3日(憲法記念日)、4日(みどりの日)、5日(こどもの日)のゴールデンウィークがやってまいります。天変地異や想定外の出来事で、遠出できなくなったり、ヨーロッパ2週間旅行の予定を急きょボストン、ニューヨーク旅行に変更したお客さまもおられます。(昨年のクリスマスパーティーで模範タキシードジェントルマンとして皆様にご紹介したT氏ご夫妻)

『人は少なくとも一度は、煌煌としたスポットライトをど真ん中で浴びるべき』のマインドで、エドワード・パーティーにおいて恒例で行っているキャットウォーク大会を、帰国後、彼自身の結婚パーティーでやる予定とのこと、とてもうれしく思います。先日夜一緒にキャラクター考えて選曲していました。僕はいつもオーガナイズ側なので、歩くのは今回が初めてなんですよ、、、、

エドワードでは、この5月で神楽坂店舗開店の一周年を迎えます。堅実に一歩一歩ゆっくり前進しておりますが、ちょうど一年を迎えた5月、エドワードの体制をまた一歩、前進させます。ゴールデンウィーク中は、ほぼずっと店舗にいる予定ですので、事前アポのお手数・ご面倒が恐縮なのですが、春夏生地をチェックにぜひいらしてくださいませ。

期間中は、冷蔵庫のビールと店内にあるワインはすべてご自由にお愉しみください。まあ、べろんべろんにはならない程度によろしくです(笑)私はお昼頃には、そうそうにビール飲みながら、ゴキゲン ・ ほろ酔い ・ 夏気分になっていますので、お気軽にどうぞ、、、

(※上写真) 自分が履く用に作って、出来が一番よかったエドワード特別仕様の26cm、足囲24.1ウィズCの展示品。先日、これを、ジェット並みの勢いとスピードで気に入られた青年紳士が、稲妻のごとく登場。意気に感じてお売りいたしました。このスーパージェット氏は来月に大手出版からデビューをされますが、その際のコーディネート一式をエドワードのオーダーメイドでおこないました。すべてのアイテムが一見超ハイ・ファッション、しかしその実、すべてに本格的なクラシックスタイルで仕上げています。

2010/04/14

Today's 3 dancing Gentlemen...



ここ数日、冬と夏が交互にやってくるような冗談っぽい毎日。寒気と暖気が今年はともに強烈で、毎日天気に振り回され、つい踊らされてしまいます。まあ、いっそのこと、楽しくおどらされたいところですね。そうはいっても生暖かい昨夜の夜風に、夏を予感した人々も多いはず。そこで、自分らしく踊ることにかけて天才的な3人の紳士に登場していただきました。





Bleu Horizon(仏:ブルーオリゾン)とは、水平線上、空に向かって約5度の角度でみられる空の色のこと。フランス軍兵士のズボンの色として知られています。ジャングルでの迷彩色とはちがって、空にまぎれる迷彩色。彼のスーツは、この色に、Opaline(オパール色)を加えたような色。 彼のために、“Horizon Opaline(地平線のオパール)”名前をプレゼントしたいところです。David Bowie 『Let's Dance』





この時代にクラブ、いやディスコにいたかっこよくてかなりアブナっかしいお兄さん方々は、今やニット帽かぶってダメージデニム的な、そつのない2010年スタイルに変体してしまっているのでしょうか。ストーンズのチャーリー・ワッツのように落ち着いたクラシック・スタイルに向かって、かっこ良くい続けてほしいですね。Bryan Ferry 『Don't Stop the Dance』



ここ数年のB系アーチストの中にあってファッションにおいてはそのダンディ・スタイルで圧倒的に際立ってきている、OutkastのAndre3000.この“Prototype”のPV(埋め込みできなくなってる模様)、ワンシーンワンシーン爆笑モノだけど、そのファンシーな世界についつい不覚にもジーンときそうになったりする自分発見。そのキュートなPVのせいで忘れそうになるけど、曲自体がどえらくかっこいい。coolovely(E造語)な世界観を作り出す天才ですね。

2010/04/11

私的桜百景、


今年僕が桜に最初に出会ったのが上写真、3月11日。これは結構、自慢できるくらいに早いんじゃないかな。いつものように、御苑の千駄ヶ谷口から入って早朝の散歩中のことでした。早朝の散歩は誰よりも早く旬の空気を感じることができます。季節感とは、言うまでもなく、単純に暖かくなった、寒くなった、湿度が高い、湿度が低い、というような、服飾業界だけの物差しではありません。日差しのやわらかさ、木々の力づよさ、緑の深さ、花の色めき、土の暖かさ、風の肌あたり、、、、自然は、ひとことでは言い表せません。



日なたくさい感じ、日差しは充分ですがまだまだ肌寒い日です。そういう日は秋にもあって、ちょっと切なくなるようないい気分になりますね。桜が咲く、ということがとりわけ特別なことだということが体感できます。これは日本人のDNAなのでしょうか。その存在感がまわりの物に向かって“ ほら咲いてみたよ ”とつぶやいているようで、遠くのほうからでも際立っています。



文字通り、梅春ものは春まで活躍ですね。やや厚手、シャークスキンの生地など質感も色も季節に沿いながら、季節を愛でているスタイルとしてお薦めします。クラシックな美意識を愉しみながら、めりはりのある日本の旧庭園をゆっくりと歩くと、なんともいえない季節との調和とリズムを体感・体得することができます。禅の意識に近いかもしれません。そこで、自分の意識と自然との間に感覚的な矛盾がなければ、その着こなしはハーモニーを得ている、ということかもしれません。僕は国産、低速ションヘル織機でつくられる葛利毛織の3ピース・スーツに中肉ウールのコートでこの季節とつきあいます。



これは、4月7日、早朝5時40分。午前7時からの“スクール・エドワード”(顧客で将来注文服業につきたい方に1時間授業をしています)のために早出していました。桜もほぼ満開。霞の背景の桜も予想通りすばらしかった。ラウル・デフュイが雪と霞にけぶる橋を描いた作品が広島美術館にあったのですが、ちょうどその淡い背景描写はこのような霞を最大限うまく表現していました。早朝の日差しは曇りであっても清浄なトーンです。


こちらは、4月8日。いよいよピークを過ぎ、そろそろ花見も後半なのでしょう。キャナルカフェも例年の行列っぷり。やはりキャナルカフェからの桜もとても素敵です。水辺ということも光が反射していっそう素敵に見せているんでしょう。飯田橋の西口(神楽坂口)は、ホームを降りて、なが~い屋根のある通路があって、ふいに太陽光が出現します。そこに桜の景色がパッとひらけていますから、けっこう効果的ですよ。午前8、9時くらいの太陽の光も健康的でいいですね。



前日に入れなかった、半蔵門、ここからの桜が、東京での、上から目線で楽しむ花見の最高鋒ではないでしょうか。ARGOのカフェからの展望。英国大使館と皇居の両方が一度に見下ろせます。前日に入れなかったので、今年の桜の見おさめにいきました。




おまけ:日本の歌謡曲もよく四季を歌います。

2010/04/07

ビジネスバック最高鋒、


英国老舗鞄ブランド 『SWAINE ADENEY BRIGG』  が2010年春夏に先行開発さた、ホヤホヤ・モデルを、エドワード顧客の30代若手実業家M氏がいち早くご購入されました。全ての観点において文句のない見事な鞄。ちょっとミーハー的には007ジェームズボンド愛用の老舗鞄であったりもします。さらにこのモデルは、クラシック軸を守りつつも、時代性を加味した最新のモデル。エイジング(経年変化)も楽しみな逸品です。落ち着きと内面からの真摯なパワーが感じられるアイテムです。モードの鞄には無い、悠然とした迫力があります。



物の持つ、“気”にこだわると、やはり人間が無意識にとらえるその物の持つ “美”に敏感になります。内ポケットの設えも実用的で、必要最低限。一見普通の顔をしていて、実際は圧倒的なクオリティの仕様。そして、移動時に意外に役に立つ、必要なのが、外ポケット。ちょっとした本を突っ込んだり、移動中の使い勝手に必要なフィーチャーとなります。靴と同じくらい愛着を持ってお手入れしてあげて、エイジングの美しさで本物のオンリーワンとなる逸品です。


2010/04/05

おめでたや~


2002年、ちょうどクリスマス頃でしたでしょうか、南青山で小粋なセレクトショップを経営されていた同世代K氏(近年、イタリアに一人旅していてたまたま撮影した写真で、グランプリを受賞した、あらゆる意味でツワモノのラテン・ダンディ氏)からの紹介で、オーダーしたい青年がいるとのことでY氏をご紹介いただきました。薮そば本店でご飯食べながら、恋愛話ししたり、甘酸っぱさを懐かしみつつ思い出します。

ひさしくスーツを着用しないビジネスシーンにおられたものの、エドワードを覚えていてくれて、このたびのウェディングに向けてご注文いただきました。一カ月前ちょっとで、若干ひやひやでしたが、頭の先からつま先まで、一式じっくり、そろえさせていただきました。結婚式レンタルのファンシーなメンズスーツが苦手な方は、いっそこの機会に世界標準のタキシードを一式揃えてしまうのも賢い選択かと思います。

1.タキシード 2.ウエストコート(コットンピケ) 3.シャツ(レギュラーカラー) 4.ブレーシズ(サスペンダー) 5.靴(エナメル) 6.ボウタイ(エクリュ・エドワードオリジナルボウタイ) 7.ポケット・チーフ(シルク手縫い) 8.ホーズ(膝近くまである長い黒の靴下) 9.手袋 10.カフ・リンクス(白蝶貝) 11.スタッズボタン(白蝶貝) 12.ストール(ヴィンテージ@エジンバラ) 13.2次会用ボウタイ(バーガンディ)



この写真はボウタイのディンプルがキレイに出ていませんが、本番ではキレイでした。このストールを沿わせるのは、ゲスト感(お店にとっての)を出すのにためでもあります。日本人の場合、あまりタキシードを着慣れ(見慣れ)ないので、ついつい一般客が、タキシード=お店のスタッフと間違われがちです。

しかし、どうでしょう、もし間違われたらその時は、いっそホテルのスタッフに負けないくらいに、しっかりドアを開けてあげたり、エスコートしてあげるのも一興ではないでしょうか。

僕自身が昨年主催したクリスマス・パーティーで、もし自身スタッフに間違われたら、お店スタッフのふりをしよう、と腹をくくっていました(笑)ある意味、“ドレスコードを越えた人としてのマインド・コード”ですね。4月3日、汐留にて、美しい花嫁さまと。末長くお幸せに!素敵な会でした。


この週末は、おめでたや~続きでした。エドワード創業当時からのお客様であり、ほぼお兄様に近い、福本ご夫妻(ご本人はローマ字なんて中途半端より本名で結構とのこと)に4月2日ベイビー誕生の慶事。土曜日、さっそく駆けつけました。30時間におよぶ健闘だった模様。“エド、フラッシュはたいてないよね?”という可愛がりっぷり、僕はとにかく慣れないもので赤ちゃん抱くの、緊張するほうで。壊れそうで、自分からは触れることもありませんからね(笑)かわいらしい女の子でした。



そして、4月2日には、これまた、10年以上のお付き合いになる友人のA嬢ご夫妻にも女の子誕生のお知らせ。同じ日に生まれた模様。びっくりですね。そういえば、先日満月だったのかな?おめでたいことが続きます。少子化少子化と叫ばれている昨今、このまわりの盛り上がりは希望の光ですね!



クリオネちゃんのように、ガウンに包まれて、、、

2010/03/30

ときには時事ネタ、そして日本の歌謡曲



これだけ日本も世界も激動しているわけですし。まあ、あんまり長く語りすぎた場合には、私見(注意:クドさ強)にカテゴリーしておきます(笑)。昨月くらいに、ブログの『カテゴリー分け』設定をススメられて、自分の記事を探す際に、その便利さに(どんだけワンテンポ遅れてる?)感心しております。

先日亡くなられた、しばたはつみさん、マツダのスポーツカーのCMとして子供のころ好きだった「マイ・ラグジュアリー・ナイト」という曲。当時ガキながらも、なんだか大人なロマンティックなメロディが好きでした。

この曲を作った来生たかお、えつこ姉・弟、のコンビは天才メロディメーカー&作詞家ですね。郷ひろみや中森明菜、薬師丸ひろ子などヒットした昭和歌謡たくさんつくっておられます。カラオケでもよく耳にする曲ってことですね。

そして、曲を作った彼自身のヴォーカルもいいです。たまたま僕の3つ上の姉きが彼のヴォーカルを好きだったってこともあって昔エアチェック(録音をこのように表現していた)したやつをよく聴いて(聴かされて)いました。郷ひろみ、や明菜、薬師丸ひろこの曲と、来生氏自身が歌うと、ちがいますね。アレンジのキーボードなどが昭和っぽいところもいいです。

昨今は、ひたすらR&B系の若者が多いですが、演歌でもないし、こういう一見フツーの日本の歌謡曲っぽいものを提供する歌手枠が空いていて、チャンスなのかもしれませんね。しかし、そうとうに精進したというバックグラウンドもある方ですね。

、、、、好きなアーチストや楽曲として、フランシス・レイ(映画『白い恋人たち』のメインテーマ)、ヘンリー・マンシーニ(「Moon River」)、バート・バカラック(「Raindrops Keep Fallin' On My Head」)、エミット・ローズ、マイケル・ジョンソン等を挙げている[36]。 “無人島に持って行く1曲”を問われた時は、映画『太陽がいっぱい』のメインテーマ(作曲:ニーノ・ロータ)を選び[22]、古今東西の楽曲の中で一番好きだと語っているが、別の番組では「Moon River」を一番好きな楽曲としている、、、、 ウィキぺディア『来生たかお』より


2010/03/25

The Shape of the Gentleman.


3月19日、Nさんからのご案内で、『粋人会議@代官山TABLEAUX LOUNGE』に行ってきました。大人文化、ダンヒルパイプ、ジャズ、シューシャイン、手巻きタバコ、テーラード・スーツというキーワードでした。結構ケムリがモクモクだったのですが、普通のタバコと違ってシガーとパイプの煙(というエッセイもありますね)は、それほど圧迫感がないのですね。妻も一緒だったので、最初は入った時、この場所は30分が制限時間かもしれない、と思ったのですが、結局上映されてるジェントルマン映像も、ゲストの方のちょっとした講演も、参加者との会話も楽しく、最後までゆっくり寛がせていただきました。


このお店および、僕も一ヶ月に数回は利用する(発作的に、大盛りボンゴレを食べたくなる時に駆け込む、銀座泰明小学校近くのボエム※お店によってはボンゴレ・ビアンコがメニューに無い店もあります、たとえばお台場店)グローバルダイニング代表のH氏もおられました。『タフ&クール』という彼の著書を読んだことがあります。彼のジョギング観を訊いてみたかったです。特に大人のパーティーという点でも参考になりました。パイプ携えた、40、50、60代かなと思しき紳士たちが大勢おられ、圧倒されました。きれいにスーツを着こなした往年のハリウッドスターのようなカッコイイ佇まいの紳士を見ているだけで、僕の場合は充分シアワセな気分に満たされるので、仕事帰りのかなり疲労状態だったものの、わくわくさせていただきました。2010年は、個人的に微力ながら関わっている『和文化』とも絡めながら、新しい大人の集まりを催したいです。

2010/03/14

Peter Johnston @EDINBURGH


キャメロン氏からの紹介でピーター・ジョンストン氏に お会いしました。奥様ともどもとても感じの良い、素敵なご夫妻でした。今度、伊勢丹でも展開されるよ うです。彼が本気で提案する2つ釦のスーツはまさにエジンバラの文化と歴史を感じさせるような静謐な大人のためのスーツでした。 Understatmentアンダーステイトメント、の世界です。



基本的には2つボタンを提案しているとのこと。仕上がり後、すぐ街中に着用して行っても、何も違和感ないような自然な佇まい、でも非常にハイエンドなスーツの数々を見せていただきました。ロロ・ピアーナの柔らかめのツイードで俳優仕様に特注でつくっているジャケットも見せてくれました。




Polka Dotのスカーフです。この写真だとちょっとドットが強調されますが、実物ではこのドットの大きさとピッチが完璧でした。ピーター氏と知人になったからと購入したわけではなく、完璧な仕様だったので買いました。春の巻物、通称ハルマキはいくつあっても足りません。



エジンバラの一等地、Queen Street Gardenにあります。この街の自然、建物の色、森の色、歴史、文化、すべての香りが大人の美意識を湛えています。ここからの眺め最高だよ、ピーター氏 は微笑んでいました。



スクエア柄のブルー・ジャガード・タイ。アンダーステイトメントの世界ながら、猛烈な物自体の内在するパワーを感じます。ブリッと胸元にあしらって、勝負タイにします(30代顧客のためにバイイング)。美しいものをまっすぐ美しいものとしてアイテム化することは、たいへんな技量と感性が必要だろうと思います。



本人の画像が別のデジカメにあり、明日画像探してアップさせる予定です。『うわ~、なんだいなんだい!エドは写真上手すぎだよ!カメラマンの仕事してるわけ?』と肩叩いて驚いてくれました。撮る前に、“僕は結構、いい写真とるけど覚悟してね” と吹いてたので、乗ってくれたのだと思います(笑)



この日、初対面の会話で、僕のムートン・レザーのブルゾンとコレスポンデント靴をピーター氏がすごくかっこいいな、と褒めてくれました。“これは実は祖父のお古でさ、祖父がよだれをこぼした跡がココに地図みたいにあって、それがいい味だしてるんだ! ”と僕が返したら、大ウケして、一気にリラックスして会話が弾みました。近々、ピーター氏は神楽坂に遊びに来る予定です。



やはり、ここでもハリソンズのバンチが置かれていました。品質には絶対的なものがありながら、新企画もどんどん打ち出していくハリソンズのラインアップ。神楽坂ではまたいつものアーディッシュに連れていく予定です。(少しづつスコットランドのジェントルマンの間で、神楽坂アーディッシュが名の知れたレストランになったりしたら、結構愉快です)