エクリュ色をベースに、ピンクがかったグレイ、深みのあるオリーブグリーン、黒っぽいサファイヤ・ブルー、、、2色の大判のレジメン・タイは売っていなかったので、エドワードエクリュで企画製作しました。1~2年後くらいに世界的に流行るだろうと思っていたら、今年のメンズのタイの流行柄ということになっています。でも、世のレジメンは、3色だったり、英国的か米国的な細めの意匠ですが、これらのタイは少々テイストが違うかもしれません。
ちなみにエドワード・エクリュという社名は、エドワードという典型的な英国の男性名と、エクリュ、つまり生成り(絹の原糸の色)というフランス語の合体なのですが、これらのタイは、自社名のテイストそのものです。形は、大剣9センチ、小剣5センチ、ネック部分4センチという太めの、英国ケント公がスタイルとしている太めのアウトラインに加えて、色調2色という少なめの配色とマニエリスム的な色調。
ジャケットと一般的に言っているものが、実はスポーツ・コートという正式名称であるように、このタイはスポーツ・コートという語源からのインスピレーションでもあります。白のレイヤーを愉しむクラシックテニスのスタイル、ルネ・ラコステや、フレッド・ペリー本人のスポーツ・コート・スタイルにこのタイを挿すと、似合うんじゃないかな。ホワイト・フランネルのトラウザーズ、白のカーディガンやセーター、、、
ぼく自身が現在自宅のある長野松本で、テニスを再開して、着こなしも楽しんでいます。ネットで(ヤフーオークションの即決扱いで)販売しようと思っていたものの、2017年に入ってからの若干の忙しさに甘え、アップしようと思ったまま、ボケ~っとしていたら120本ほどの在庫があと10本になってしまいました、2017年7月末。。。ありがたいことです。また、ちょっと違うのを10月完成くらいで製作予定です。