EDWARD Boys のスタイルは、みゆき族とも違う、IVYとも違う、一般的なTrad ( 日本独自の和製英語:トラッド )とも違う。もっとまっすぐドレス寄り。神楽坂をドレス・ウォークする木曜日の昼下がり。
そもそも、最終地点は服ではありません。服も装いも途中駅。クラシックのアーカイブから様々なる意匠をひっぱり出してきて、ドレス寄りに装う。
フォーマルな生き方、Dressな香り。箱庭のような、迷路のような神楽坂の小道も自分自身の舞台にしてしまう。かつて作家が缶詰になって原稿を書いた和可菜旅館の前の小道。
ニッポンの街の佇まいを愉しもう。フレンチもイタリアンも最高の和食もある。ここは良い意味でも節操ゼロの、緩すぎる国ニッポン。世界中のGents を、とっておきの空間へアテンドいたします。昼の神楽坂、夜の神楽坂、おたのしみはこれからです。
御座敷『八仙』の前にて。そりゃ、ついつい興が乗って可憐な花には語りかけてしまうこともあるでしょう。。。
世界遺産レベルから見ると、猫の額すらない、ごく狭いエリアにある石畳。パヴェ。かつての名画 『第三の男』の(ハリー登場の)ファースト・シーンでは、天才俳優オーソン・ウェルズがウィーンの街角を走り去って行く。夜はちょっとフィルム・ノワールな雰囲気漂う、かくれんぼうな小道たち。
座敷や料亭のある大人の世界は大人の世界として存在し続けてほしい。大人にあこがれる粋な青年たちがいて欲しい。神楽坂がそんな色っぽい街であり続けることを願いながら。。
パリ、ロンドン、日本。神楽坂には街のいたるところに、小世界を見い出せます。チェーン店ばかりでは困るとばかりに、街独特の個性的な純喫茶や洋食屋、甘味処。。。グローバルはローカルの力でしか超えられない。贅沢を表現する根本的なキーワード2つ。それはDiscovery and learing (発見と学び)。神楽坂にはいたるところにそれがあります。
神楽坂の名店のシェフたちが、急ぎの買い物をする八百屋の名店、そして熱海湯。バー・ジレからもれてくるシガーの香りを感じながら、登る階段は隠れ家ホテル 『 ホテル・アグネス 』 への近道。曇り空はそれなりに、良き撮影日和でした。エドワードのパンフレットやデジタルコンテンツのための撮影を行った一日でした。2月は、集中的に神楽坂各所で撮影予定です。