2014/02/13

Dress walk @ KAGURAZAKA



EDWARD Boys のスタイルは、みゆき族とも違う、IVYとも違う、一般的なTrad ( 日本独自の和製英語:トラッド )とも違う。もっとまっすぐドレス寄り。神楽坂をドレス・ウォークする木曜日の昼下がり。


そもそも、最終地点は服ではありません。服も装いも途中駅。クラシックのアーカイブから様々なる意匠をひっぱり出してきて、ドレス寄りに装う。


フォーマルな生き方、Dressな香り。箱庭のような、迷路のような神楽坂の小道も自分自身の舞台にしてしまう。かつて作家が缶詰になって原稿を書いた和可菜旅館の前の小道。


ニッポンの街の佇まいを愉しもう。フレンチもイタリアンも最高の和食もある。ここは良い意味でも節操ゼロの、緩すぎる国ニッポン。世界中のGents を、とっておきの空間へアテンドいたします。昼の神楽坂、夜の神楽坂、おたのしみはこれからです。


御座敷『八仙』の前にて。そりゃ、ついつい興が乗って可憐な花には語りかけてしまうこともあるでしょう。。。


世界遺産レベルから見ると、猫の額すらない、ごく狭いエリアにある石畳。パヴェ。かつての名画 『第三の男』の(ハリー登場の)ファースト・シーンでは、天才俳優オーソン・ウェルズがウィーンの街角を走り去って行く。夜はちょっとフィルム・ノワールな雰囲気漂う、かくれんぼうな小道たち。


座敷や料亭のある大人の世界は大人の世界として存在し続けてほしい。大人にあこがれる粋な青年たちがいて欲しい。神楽坂がそんな色っぽい街であり続けることを願いながら。。


パリ、ロンドン、日本。神楽坂には街のいたるところに、小世界を見い出せます。チェーン店ばかりでは困るとばかりに、街独特の個性的な純喫茶や洋食屋、甘味処。。。グローバルはローカルの力でしか超えられない。贅沢を表現する根本的なキーワード2つ。それはDiscovery and learing (発見と学び)。神楽坂にはいたるところにそれがあります。


神楽坂の名店のシェフたちが、急ぎの買い物をする八百屋の名店、そして熱海湯。バー・ジレからもれてくるシガーの香りを感じながら、登る階段は隠れ家ホテル 『 ホテル・アグネス 』 への近道。曇り空はそれなりに、良き撮影日和でした。エドワードのパンフレットやデジタルコンテンツのための撮影を行った一日でした。2月は、集中的に神楽坂各所で撮影予定です。




2014/02/07

Tea time @ 神楽坂



現在、エドワードにて修行中の國枝君が神楽坂の紅茶のお店、Maison de Bow (メゾン・ド・ボウ)で土・日アルバイトすることになりました。明日から出勤とのこと。すでに開店のころから、エドワード関係者全員のお気に入り空間でもあります。端整につくられたスコーンやケーキは満足のいく美味しさです。

お店で使っている、ティー・コゼー(ティーポットにかぶせる保温用のカバー)とコースターは、ブルーと黒のサッカー生地で、ウール60%、麻38%、ライクラ2%というコロニアル・ジャケット用の生地をリクエストされ、エドワードで作りました。

紅茶といえば、確かジョン・レノンとポール・マッカートニーは二人とも茶葉を手巻き煙草に混ぜて喫っていた、という話があります。これには共感できます。すきっ腹に、気持ち悪くなるギリギリの手前まで強めの紅茶を飲むと、ある種の心地よい眩暈(めまい)がしてそれが中毒になってしまうからです。(おススメはしません、真似しないよう願います)

さて、今日はオリエンタルなキームンを味わいながら、現在進行中のクライアントを夢想・妄想していました。その時、ふとトレーニング中の國枝君を思い出し、Maison de Bow で働いている姿をイメージした時、あの髭(ヒゲ)は必要ない、と速攻メールしました。

実は自分自身でもそう考え、さらにアレックス君からも指示があって、昨夜すでに剃り落したんですよ、と返事がありました。さすがですね、佇まいに責任を持つ姿勢。エライですね!

2014/02/01

あしからず、2月3(月)は不定期ながらお休みいただきます。

 
2月になりました。時が経つのはつくづく早いものです。来週の月曜日はお休みいたします。あしからずご了承お願いいたします。私事ながら、第二子出産のため3ヶ月ほど松本に帰省していた一家を日曜日迎えにいき、月曜日夜帰京します。保護者代表を二期連続やってる真面目育パパ業再開です(笑)
 
3才長男Scottと1ヵ月ちょっとの長女Mariも田舎松本の日本アルプスの空気を吸って元気に育ちました。Scottは松本でスイミング・スクールに通っていました。見学したところ、先生のいうことをきかず勝手に機嫌よくワンパクし放題で大目玉をくらっていました(笑)理想的に育っています。
 
Mariもおそらくおてんば娘に育つだろうと思っています。独自の経験をたくさんして、おもしろいピリッとした人間に育ってくれればと願います。子育ては深い世界ですね。親が学ばされます。小さくても、一人の人間として普通に気遣いしてあげて、厳しいながらも、できるだけ尊敬しようと思います。
 
写真は、生後9ヶ月での香港旅行2011年8月。Scott初の水泳体験。レパルス・ベイでの海水浴もしました。泳ぐ、走るはスポーツの中では言い訳できないソロ・スポーツ。ひとつはやるべきです。一方パパは、水泳とも異なる、楽に泳いでいるように見せつつも、結構スピードがあるじゃないか、の“ホテル・スイミング”の世界を究めようと?精進中です。