2012/09/27
Vietnam tour 2
31日は、午前中ビジネス、午後はフリータイム。二人はこの日夜に帰国だったので、チェックアウトの手続き。天井にもゆったりヌケ感のあるフロントにて。、トラウザーズの裾巾はもちろん、全体のシルエットがゆったりと各所ドレープを感じさせるスタイルが、こういう空間には似合うように感じます。タイトなスタイルでは、やはりちょっと違います。
旅行前、日本橋三越にて強く薦めて、Jet氏が購入した、グローブトロッター限定の 『オリエント』 シリーズ。三越限定だったものの、その評価の高さゆえ世界ラインナップへと格上げされたモデルです。さりげなく東洋の意匠を誇り、表面は漆(うるし)で仕上げられていて、味わいとミステリアスな美しさが漂います。
この日は、英語コーディネーターと、日本語コーディネーターの2人と行動したので、ベトナムに対する単純な疑問を全部ぶつけました。一体全体、なぜに、こんなにたくさんのひとが移動しているの?労働力の流動化とはいえ、あまりに効率わるくない?などなど子どもになった気分で素直な疑問を散々っぱなぶつけ、われわれなりに、ベトナム・ホーチミンのイメージをつかもうと愉しんでいました。
ミッションを終え、フランス人が経営するホーチミン唯一の乗馬クラブへ。地元のタクシーのドライバーも知らないような、結構わかりにくい場所にありました。クラブのオーナーの登場を待ってハンモックで昼寝して寛ぎました。ハンモックの気持ちよさに初めて目覚めました。こちらが事前ブッキングなしに突然訪れたので、相手方スタッフも戸惑っていた模様。
とりあえず、帰国した日に馬術2試合が控えている(※氏は帰国後2試合連続で優勝かっさらった模様、怪物でしょうね)バロン氏、コーディネーターと交渉に成功し試乗することになりました。装備も全然ない状態で、ヘルメットだけかぶり、そのまま乗ることに。2年前渡英した際、ジョンロブのブーツ買ってそのまま乗って以来の旅先乗馬となりました。今回は、エドワードのコンビのツインバックルでひょいと乗りました。
普段、半ギレ気味の暴れ馬をわざわざ選んで乗っているせいか、この馬は馬力不足で彼的には物足りないよう様子でしたが、大きな輪乗りで、高速で走らせながら、フォームを確認していた模様。こちらは、しっかりムービーで撮影していました。フォームチェックができて、意外と有効だったかもしれません。
フリータイムからホテルに戻ると、Jet氏はラウンジで仕事中。様になっていました。彼のお気に入りの青山の老舗イタリアン、アントニオスの風景とダブります。オリエンタルなしつらえには東洋人の黒髪が似合いますね。
今回はベトナム大使館経由での紹介で、2人の優秀なコーディネーターにお世話になりました。コード・ネームで呼んでいました。マーズとムーンに挟まれたJet氏。ベトナム講演も近いですね。
時代を感じさせるマジェスティックのステンドグラス。モノグラムも味わいがあります。下の水槽の魚をスコットに見せたら、水槽の魚を怖がっていました。
ママがネイルに行っている間、育パパ。背中掻き掻きメソッドで眠りの世界へいざないました。寝相悪いのですが、これだけスペースに余裕があると、そうそう落ちることはありませんが、この後、枕を落下防止として、周囲に配置させました。
さんざん、お兄さん方にかわいがってもらっていた模様。初日、移動のタクシーで車酔いし、リバースしまくっていましたが、降りるとケロっとして、ニコニコ笑っている始末。
サイゴン河を眺めつつ、軽く夕食。みなフォーを食す。一足先に帰国する彼らとはベトナムでの最終日だったので、サイゴン・ビアで乾杯。われわれはつねにドレスアップしているのですが、英国でもパリでも、ありがたいことに一番快適な“お手本席”に通されます。海外で活動する際、『 ドレスアップして、フォーマル気味に装うと、得なことしかない 』 ことを、つくづく知恵として実感します。
サイゴン河、ホーチミンの夜空の月が妖しく輝きます。
初日、2日目、訪れてみないとまず考えつかなかったような、アイディアやインスピレーションをもらいました。この日まで、ビジネス寄り、翌日からは家族で過ごす休日となります。かなりめまぐるしく活動した2日間でした。
2012/09/24
Vietnam tour 1
8月29日(水)夕方成田を発ち、同日夜10時、ベトナム・ホーチミンに到着しました。この旅から早一ヶ月が経過しました。帰国早々仕事に追われ、光陰矢のごとき日々、まことにありがたい限りです。
宿泊先は、マジェスティックでした。サイゴン河向きの部屋では無かったですが、スイートにアップグレードしてもらい5泊の滞在を快適に過ごしました。上写真は一緒に行ったJet氏。
朝食はフルーツが充実していました。ドラゴンフルーツや、もはや名前を忘れましたが、まずはフルーツから食す(その後はフォーをガツガツですが)リズムでいきました。確かに日本より湿度が高く感じました。歴史の物語をたっぷり背負ったサイゴン河を見下しながら、ここから5日間毎朝フォーを食べ続けることになりました。クラシックホテルならではの建築意匠が心をときめかせます。マジェスティックホテルはなぜか逆光写真が良く似合うように思いました。
萌えポイントを探してスコットと一緒にホテルを探索中。探索はほぼ一日で完了した感もありました。。。数年前、渡米した際、深夜ホテル内をうろうろしていたら、真鍮のパーツ(取っ手だの、ランプだの)を何人ものメイドさんたちが磨きあげていたシーンが記憶に残っています。昨今のシティホテルではまず見かけない光景ですね。
数年後、改築される予定のマジェスティックホテルです。写真上のようになるらしいですね(下が現在の外観)。ちょうど現在の丸ビルのスタイルです。時代の流れで、それもありかもしれません。ただ、改築前に来られて良かったな、というのも正直なところです。スノッブなガイドブックである“ LUXE @ : ホーチミン ” では、“クラリッジズ(ロンドンの代表的クラシックホテル)になれそうだし、本来なるべきところを悲しいかな、そうなりきれない”という一文で評されていましたが、自分が見出したいものを部分的にフォーカスすれば十分満足できるように感じました。
最初の海外旅行が香港だったスコット君も、今回のベトナムツアーでは、一度も食アタリもなく(※車酔いはさんざんでしたが、、、)大人に交じってマイペースで過ごしていました。寝かしつけるのが超得意なパパのおかげで、昼寝もたっぷりで、それも免疫力をキープしていた秘訣だったように思います。飲み水には気をつけ、歯磨きも最後のひとユスギは、かならずミネラル・ウォーターで、という予防法で食アタリ対策には万全を期しました。
ホテル近所のシルクショップにて、ネタ半分でパジャマとガウンをオーダーしました。最終日2日前には完成してホテルにデリバリーしてもらいました。ついついユニークな採寸法に興味深々でした。おみやげものとしては十分楽しめる一品でした。しかし、充分に満足するためには、結局は自分たちで作るしかないのだ、ということも再認識した次第です。
ホーチミンで日本人オーナーが経営している『ZAKKA』というお店で妻用にセレクトしました。ワンピースは、チュニックのシルエットのように、ウエストポイントが極端に上にあるものは、僕にはあまりバランス良く見えないので、少々ノスタルジックなふつうのワンピースのように、ポイントを数センチ下に下げるお直しをしてもらいました。
淡いグリーンのやわらかい柄、風合いが気に入りました。最近の傾向でしょうが、女性の着物の帯も高めにしめ過ぎるよりも、普通に端正(気持ち上、というくらい)に締めるのが一番ではないかと感じます。
先入りし、はや2度目のベトナムでおいしいポイントをすでに押さえているJet氏の紹介のホーチミン市内のレストランへ。結局下の海老のかき揚げ(をサンチュで巻いて食べる)は、最終日の夕食でもリピートしてしまうほど美味しい一品でした。やはり、食事はロンドンより、アベレージ的には高いかもしれませんね(笑)仕事ミッション半分・休暇半分のツアーの一日目、楽しく締めることができました。
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