2010/03/14

Peter Johnston @EDINBURGH


キャメロン氏からの紹介でピーター・ジョンストン氏に お会いしました。奥様ともどもとても感じの良い、素敵なご夫妻でした。今度、伊勢丹でも展開されるよ うです。彼が本気で提案する2つ釦のスーツはまさにエジンバラの文化と歴史を感じさせるような静謐な大人のためのスーツでした。 Understatmentアンダーステイトメント、の世界です。



基本的には2つボタンを提案しているとのこと。仕上がり後、すぐ街中に着用して行っても、何も違和感ないような自然な佇まい、でも非常にハイエンドなスーツの数々を見せていただきました。ロロ・ピアーナの柔らかめのツイードで俳優仕様に特注でつくっているジャケットも見せてくれました。




Polka Dotのスカーフです。この写真だとちょっとドットが強調されますが、実物ではこのドットの大きさとピッチが完璧でした。ピーター氏と知人になったからと購入したわけではなく、完璧な仕様だったので買いました。春の巻物、通称ハルマキはいくつあっても足りません。



エジンバラの一等地、Queen Street Gardenにあります。この街の自然、建物の色、森の色、歴史、文化、すべての香りが大人の美意識を湛えています。ここからの眺め最高だよ、ピーター氏 は微笑んでいました。



スクエア柄のブルー・ジャガード・タイ。アンダーステイトメントの世界ながら、猛烈な物自体の内在するパワーを感じます。ブリッと胸元にあしらって、勝負タイにします(30代顧客のためにバイイング)。美しいものをまっすぐ美しいものとしてアイテム化することは、たいへんな技量と感性が必要だろうと思います。



本人の画像が別のデジカメにあり、明日画像探してアップさせる予定です。『うわ~、なんだいなんだい!エドは写真上手すぎだよ!カメラマンの仕事してるわけ?』と肩叩いて驚いてくれました。撮る前に、“僕は結構、いい写真とるけど覚悟してね” と吹いてたので、乗ってくれたのだと思います(笑)



この日、初対面の会話で、僕のムートン・レザーのブルゾンとコレスポンデント靴をピーター氏がすごくかっこいいな、と褒めてくれました。“これは実は祖父のお古でさ、祖父がよだれをこぼした跡がココに地図みたいにあって、それがいい味だしてるんだ! ”と僕が返したら、大ウケして、一気にリラックスして会話が弾みました。近々、ピーター氏は神楽坂に遊びに来る予定です。



やはり、ここでもハリソンズのバンチが置かれていました。品質には絶対的なものがありながら、新企画もどんどん打ち出していくハリソンズのラインアップ。神楽坂ではまたいつものアーディッシュに連れていく予定です。(少しづつスコットランドのジェントルマンの間で、神楽坂アーディッシュが名の知れたレストランになったりしたら、結構愉快です)


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