2010/06/30
キレ味のイイものを身につける、
やっぱり神楽坂はつくづく良い街ですね。激戦区だけあって、美味しいものがたくさんひしめき合っていますから。エドサロンの目の前の道は、成金横丁という名前の通りです。縁起がイイ響きで気に入っています(笑)その白銀公園寄りに上のジェラート屋さんがあります。ちょっと苦手な事務処理をやる時、甘く冷たいもので自分を甘やかせながら、なだめすかしながら、作業しております。
つい今さっきは、エド・サロン界隈での一番のお気に入り蕎麦やである神楽坂 “山せみ” にて夕食軽くすませたんですが、ほんと季節感ぜんぜん関係ない行為なのですが、日本酒の熱燗と蕎麦の組み合わせが至福の時になっています。たべものというか、味覚の切れ味をいただいている感じです。むしろお腹はふくれないかんじです。
スタイルのコーディネイトと一緒でやはり、それぞれの素材の旬がきちんと立っているのが気持ちいいですね。昨日はたまたま休みということもあって、早朝、寿司屋にいたのですが、季節の旬のお話をいろいろ教えてもらって得した気分でした。たべものの旬はお寿司屋から学べますし、お茶やお花をやっている方はそれぞれの素材から実感できるので、いいですよね。
季節の移り変わりから、時の流れの速さを知り、人生の道行き、ペースを再調整する、、、、。ビジネスにありがちなのですが、色気の無い、時間という数字の束縛から、自分を追い込んでいく行為とちがって、人生という長いスパンで、優雅に・真剣に急ぐところは急ぐ、ゆっくり味わうところは味わうという感じで、理想的です。
時間という定量に絶対的に沿うのなら、機械やコンピューターのほうが正確で優秀です。プランの奴隷になることなく(奴隷となっても、できることなら時間限定で)、人生を実存的に生きているために、季節感はすばらしい杖かもしれません。
昨日は、シャイ二―パンツ御注文のジェット氏のコーディネートで青山、日本橋をまわりました。上は、左から “Moss(苔)” “Gパン(Gold Pants)” “Sexy” というシリーズです。すべてシルク100%のウェポンです。やっぱり、せっかくエドワードで誂えるならば、1着、2着と呼べないような迫力あるアイテムにしていただきたいです。上のGパンなどは、おそらく小判を数えるように、一両、二両、、、一基、二基、と数えるほうが楽しいです。
というわけで、たまたま昨日は氏の知人の結婚式のためのBowTie(ボウタイ)を探して、ヴァルカナイズ(ハケット・ロンドン) ⇒ トム・ブラウン ⇒ ポロ・ラルフローレン ⇒ ポール・スチュワート と青山をまわりました。しかし、正直、買うレディー状態にあるにもかかわらずキリリと切れ味のあるアイテムがなくて、ベターはあるけどベストが無い、状態でした。最後の切り札を出すか、という感じで日本橋三越の“シャルベ”に行きました。店内入って一秒で決まりました。
日本橋三越は楽しい場所です。以前、5、6人の上海人実業人の集団をマカロンの“ラデュレ”に連れて行き、薔薇のマカロンを強制的に食べさせて、彼らの味覚に絶対に合わないとわかっていたのですが、案の定、『ううう~ん、まずい!』をうならせたことがあります。日本のスノッブたちは、これを美味いといってすごしている、と説明すると、真剣にうなずいていました。遥かなる異国の都市伝説がつくられた瞬間でした。
シャルベは、ネクタイ、ポケットスクエア、ボウタイ(パピヨン、バタフライ)、それぞれ品ぞろえが充実しています。やはりさすがフランスなのですが、エレガントでありながらも、ぎっしりと打ち込まれた生地目に、大きなパワーを宿します。きわめてフランス的で、伝統的なスタイルかもしれませんが、昔好きだったエミスフェールのお店のように、色のこまやかなグラデーションで木目細かく陳列してあって、自分の好みの色彩のトーンを微調整ができて、チューニングの妙でセレクトすることができます。色に関しては、米国(そして英国的な)、強すぎるコントラストに息がつまることもなく、淡い世界を遊べます。
シャイニー・パンツのオーガニックな艶は、決して大味のファンキーなテイストとして企画したものではないので、造作が華奢な白スニーカーに合わせて、美しい早朝のブローニュの森をゆっくり歩くイメージで履いていただきたいです。エスパドリーユ履いてもいいですしね。パンツは、8分丈もつくっていますし、夏のちょっとキレの良い装いとして、優雅に気分を上げてくれるアイテムです。
本日は、近々、知人の結婚式用に誂えようとの目的で、ジャスティン・ティンバーレイク風の英国人青年がご来店され、このブログにも上げていたディープ・ネイビーのサテンシャツをたいへん気に入られオーダーされました。着心地といい、挿し色的にも今シーズンのヒットアイテムですね。人気あります。黒とミッドナイトブルーの合わせは、リスキーでむずかしいですが、キマると圧倒的です。きっとまわられるエジンバラの街角でも自然に似合いますよ。
2010/06/28
健康あってのことですね、
数日前の朝のテレビより。健康的なシルエットの二人のカップル。青年紳士は絞り込まれたウエストライン。それを強調するような背丈(ジャケットにおけるウエスト絞り込まれた縦の位置)あたりまである、広いVゾーン。おそらくドロップ寸法【 8≧(バスト-ウエスト)÷2 】以上ではと思われる逆三角形。
元・優秀なフィットネスのトレーナー氏とのことでした。
健康第一、現実→理想 を実現させる仕事ですから、有数の福祉国家であるスウェーデンとしてぴったり、象徴的な存在にふさわしい、と王女が選ばれたのでしょう。その道の優秀なプロフェッショナルとして、国自体を健康第一にする方向性ですね。
話変わって、来る参議院選挙の投票入場券が届きました。鳩山民主党と管民主党は全然別ものですから、ゼロから考えないといけません。きょうび、政治と国事行為はちがうものでしょうが、政治に関しては、シンプルな哲学・信念をもって、既得権益からのあらゆる圧力におしつぶされても最期まで闘い続けるという、『役割』を果たせる人物(≒紳士)が何人か連続して存在した時、状況を変えることができるのでしょうね。
昨今、シャツはレギュラーカラーが多いですね。こちらの皇太后は、すでに美しい女性として有名ですね。スーツの着こなしも理想的な完璧なシルエットのものが多くて、たびたび学ばせていただいております。
モナコの方々は、世界の皇族関係者の中でも、独特におしゃれ度が高いですね(僭越ながら)。ドレス度が高いのですが、お二人色気がある着こなしですね。アルベール公のタキシードは、『ミッドナイトブルー』ではないかという感じがしましたが、はっきりは断定できません。ハーディー・エイミス卿は、ミッドナイト・ブルーを奨めていて、その理由として、もちろん夜は、黒より光の反射でミッドナイトブルーのほうが黒く見える、ということと、何回か着用してすこし古くなっても色落ちの感じが黒よりも黒く見える、とも言っていました。同系色のウェスト・コートに注目でした。ちょっと名探偵ポアロのようにもみえます。
日本の大使館の方が、先日のサッカー日本戦で5-0でオランダ勝利、といわれていたのを早朝のテレビで観て、一気に、にわかサッカーファンボタンが押されました。5-0は、いくらなんでもいいすぎやろ?日本人の国民性理解してないな~と正直思いました(笑)せめて、確かに強いと思っていても1、2点差で予想言うもんやろ?と思いましたが、しかしこれも日本人独特の謙譲の心というやつかもしれませんから、気をつけないといけませんね。
日本からは、単身でこられていたようです。やはりご健康であられるのが、なによりですね。恋愛感情で動くのか、役割の意識で考えるかは、パートナーの選び方も、立ち場、立ち場で百人百様なのでしょうね。
国の象徴として、世界の国事行為にご参加される、というお仕事は、外野から拝見している限り、キャリア・ウーマン系の有能な秘書タイプで、仕事が本気で出来るタイプ(※この場合の“本気”を厳密に言うと以下で表現されます ambition 野心 ≦ 本気 < mission役割 )の方には、むしろ苦痛なのではないかと思われます。
1.国の儀式の、エレガントで表面的振舞いに歴史的価値を見出せて(≒貴族的な古き良き意味での偽善的な振舞いを理解・達観できて)、面白がって味わえるような歴史風習(萌えな)学者レベルの知性や感性、美意識を持っているか
2.中途半端な後世への実績の野心は一切持たず、割り切ってシンプルに役割を演じ切れる女優・俳優タイプ、
のいずれかの気質が必要とされるのでは、と庶民の立場から、勝手に想像を働かせております。その意味で、“逆の玉を選び方”において、スウェーデン女王は上で言うところの、“2.狙い” の聡明な女性ではないかと想像します。
どんな役割かを考える能力よりも、(長い歴史の知恵によってデザインされた)目の前の役割を徹底的に演じ切る気迫・覚悟が大事な、やんごとなき方々。
Footing @梅雨入り前の新宿御苑、
先週の金曜日は、貴重なお天気の日でした。空は曇り空で、すかっと晴れわたる感じではなかったですが、風が気持ちよかったです。紳士服ビスポーク業指向の生徒さんに早朝7時からのレッスン予定でしたが、前夜木曜日、飯田橋キャナルカフェにて楽しく過ごし過ぎたため、急きょ9時@新宿御苑・千駄ヶ谷口にリスケさせていただき神楽坂から公園散歩レッスンに切り替えました。年間パスポート先日作ったので便利ですよ。(※3×5センチの写真と身分証明書持参で作れます)
ドレス、カジュアルのアメリカン・トラディショナル好きなT君は僕があまり知らない、アメリカン・アイテムのことをたくさん知っています。最近、雑誌でもよく採りあげられている日本ブランド、エンジニアド・ガーメンツの話など教えてくれます。なので、洋服に対するアプローチ・考え方が近い、ヴィンテージクロージング好きのSHUZOくんを近々紹介しようと思います。
英国庭園・フランス庭園いろんな花が咲いていました。“Footing”(※そこそこドレスアップして公園を散歩すること)するにはいいですよ、ちょっと蒸し暑いですが。9時という時間では、木々、森の空気を散歩するにはちいと遅いわけなんですが、まあ管理やら、大変な要素いろいろあるでしょうからうるさいことを言わないようにします。ドーン・ウォーカー(早朝散歩人)にとっては、ちょっと物足りませんが、、、
↓下のスニーカーは今年エジンバラ@スコットランドで買ってきたシンプルなアイテム。先月シャイニーパンツ(ウェポン)10本オーダーいただいたジェット氏に贈りました。いろんなすばらしい場にお誘いいただき、チャレンジングな場を共有させていただきました。ありがとうございます。お誘いいただいた青山にある、(ニューヨークで有名な)北欧料理『AQUAVIT』、こちらも、手持ちカードにいたします。
というわけで、“Footing” にふさわしい、華奢でシンプルな(スポーツ機能性を強調していない)白スニーカーを世界中で探しています。フランスのレペットを筆頭に、ロゴ色はしかたないとして、あくまで色が『1色』という点が大事です。2色や3色が、可愛く・楽しく入っていると『店頭での衝動買いアピール度』が大きくなってついつい選びがちですが、そこをぐっと抑えて、シンプルに“ 挿しの役割を潔く1つだけ ” 果たしている 『純粋白1色スニーカー』 でコーディネートすることが粋です。
たいへんありがたいことにエドワードエクリュ・オリジナルタイの在庫がほぼなくなりました。上質でベイシックなものばかりでした。顧客のみなさまが、かなり実力あるスーツを誂えられますので、それに負けない物自体にエネルギーあるタイとなると限られます。ネクタイが弱弱しくみえると、着こなし全体がぼんやり見えるので、もったいないです。
色や形のインパクトよりも、色も形も目立たないけど、質感がしっかりパワーあるものを選んでください。先日、いまいちネクタイのパワーが弱いK氏からおまかせで2点ネクタイのオーダーがあって、季節に合った爽やかなジャガードのレジメンタイと、汎用性高いヴェルサイユ・ブルーに近いソリッド・タイを選びました。この2つのタイはパワーが強くて、パッケージも負けていたので、奇麗な桐の箱に入れて送りました。ネクタイ通常、一本税込18900円。
2010/06/27
コーヒー・ブレイク(笑)
男くさい記事が続いたので、ここでピーク・アウト。空気がこもりやすい奥上座より、風通しいい外寄りの席が快適です。 この子たちが、ふつうのクラブのダンスフロアで本気で踊ったら、めちゃ目立つんでしょうね。やっぱ娘できたら、ダンス習わせよう。あれれ結果的に他社様の宣伝しちゃっていますね(笑)
2010/06/26
コントラストを弱め、質感のめりはりをつける、
2003年から2008年頃まで、ネット上でスワロフスキーを使ったカフリンクスを販売して5年間で実売含めて約8000セットくらいを売りました。ネットでは個人ベースのおもちゃのようなオークション・チャンネルを使っていたのですが、2003年という早いスタートチャンスと、流行り始めのスワロの珍しさもあって、その時期ニッチな市場で、スワロフスキーを使ったカフリンクスではまちがいなく世界一売ったはずです。
パイロットバージョンだったこともあって、そうとうな荒削りでしたが、多くをフィードバックすることができました。プロセス全体で一定の評価も得ることができました。一定量売れることがはっきりイメージできたので、知人2人に向かって、“おこずかい稼ぎできるネタを発表する!”と宣言した日をはっきり覚えています。
“スワロフスキーとカフスをハイフンで結ぶアイディア”でした。当時、僕が愛読していた、たしか博報堂から出版されて、個人的にインスピレーションをたくさんもらったビジネス書“ファンキー・ビジネス”を片手にプレゼンしました。
試作で完成度に迷いがあった僕の背中を、ビジネスモードに思いっきり押し込んだ高校時代の友人で京大理学部の院でロケット研究していたT氏。A型気質で職人肌のHちゃん、彼女が小金を貯めて居酒屋経営を開始ししたこともきっかけで、カフス販売3人組も自然消滅しました。
時が流れて、2009年、そして今年、ヴィンテージのガラス加工技術を、手間のかかる手作りおこない、粋を追究しておられるハイスキルな職人Kent氏の作品に触れることができ、嬉しくおもいました。2003年当時の個人的な思い出にもかさなります。今回はぼくは、多少アドヴァイスやフィードバックはするものの製作ではなく、“セレクト”と“ご提案”に集中することが役割なので楽しみにしております。
写真にあるように、色のコントラストは弱め(むしろ同系)で、スワロフスキー用語でいうとクリスタルABというタイプの、オパールのように、さまざまなまわりの色を拾う性質の輝きです。アイテムに猛烈な力、パワーがある場合、色彩のコントラストは目立たせずに、質感に力を発揮させることが理想です。
基本的に色や形のパワーは、はっきりみえるところでなく、たとえば袖元や裏地に使用することが望まいです。
色 ・ 形(デザイン) ・ 質感(素材感、手触り、3次元)
あくまでも直観的に言うと、
色は 1次元
形は 2次元
質感は 3次元
なので、次元が大きくなる順にすぐ目につかないけれど、深く静かな部分に刺激を及ぼすことになります。カフリンクスのついでに小物的に言うと、ネクタイ自体は、スーツやシャツとの色のコントラストをあまり強くせずに、そのネクタイ自体が、緻密に高密度に作り込まれていて、ギシギシざっくり織り込まれたジャガードらしい質感(だが、色は淡い系など)や、きめ細かく高精度の小紋柄の上品さなどによって物自体のパワーを魅せる、のが理想です。
2010/06/25
続・アンチ・クールビズ
先日、アンチ・クールビス宣言のようなものを書きました。そこそこ反応あって楽しいですね。実際、着用している人間は暑いかもしれませんが、涼しげな色のスーツというのも 『梅雨時、あるいは盛夏に、街を歩く人物』としては、(街にとっての←ココ大事)清涼効果があると思います。先日、微力ながら関わっている『わいず』 ブランドのカフリンクスの撮影を神楽坂E。サロンと街角で行いました。プロフィール写真が変わっていますが、その時、U氏が撮影したものです。ちょっとびいどろ調の涼しげなカフリンクスで袖口をあしらっています。
クールビズの話に戻ると、考えてみると昨今、ちょっと恰好つけることが、これほどまで簡単な時代はそうないな、と思います。戦中・戦後の日本ならば、夏でも麻の白のスーツにブレーシズ、時に3ピース、そして帽子、というスタイルだったはずですから、昨今、せいぜい暑い日にフツーにネクタイしているだけで、何かちょっとこう、特別にビシッと決めている感じの人物に見える、、、、なんとまあこれハードル『激低』なのでしょうか。逆に激低すぎて、力余って何もない地面で転んでしまいそうです、、、
おもしろいですよ、若い顧客の話を聴いていると。アンチクールビズ派のT君が会社でかるく注意されたそうです。ひとつ上の世代がクールビズ心酔派らしくて、とのこと。さらにそのもうひとつ上の世代だと共感するのかもしれません。集団で勤務している場合は、あまり自分に不利益にならない範囲で上手く愉しんでいただきたいものです。中途ハンパに抵抗するより、速く社長になって、好きなドレスコードを敷いてください。
しかしながら、以前聴いた大手証券会社の方の、ひも靴禁止、なぜなら、訪問先の玄関先で時間をかけるのが失礼だから、というルールにも驚いた記憶がります。正当なスタイルを、平均値に・強制的にカジュアルにさせるという方向性はちょっと違和感を感じますが。話し戻って、3ピース着用に関しては、単純に気合いの問題だけでなく、以下の精進が必要になります。
1. 基本的には痩せていること、汗かきにくい体質であること、
2. 神経系(主に自律神経系)のタフさに絶対的な自信があること、
3. 無駄に動きまわらない、行動原理を持っていること、
これを考えるとドレッシングは、一種の肉体と精神の精進、ある種のトレーニングであることがわかります。こりゃ、ドレッシング・パーティーをやらないといけませんね。
2010/06/24
E。ガーメントケース
ありがたいことに、結構な枚数を作ったガーメントケース(スーツを入れる袋)がちょど本日の納品で無くなりました。ロゴマークも少し変えるので次の新作ができるまで、黒の無地になります。↑このケースには懐かしい“熱い”思い出があります。もともと、市場にかっこいい、納得できるガーメントケースがなく大きな不満を持っていました。
ある日、ちょっとした文房具屋で、理想的なマルベリー色をした不織布エコバックを見つけ、その店頭でタグを見て電話をかけ、なんとかかんとか口八丁で、とにかく担当者と話すことができました。その場で、世の中にかっちょいいガーメントケースが全然無い、おかしい!という演説をしたわけですが、最終的には不織布エコバックのファブリックを利用してエドワードオリジナルを低コストで開発・製造していただくことができました。
相手は上場企業で、文房具屋で素材を見つけて3、4時間後の目的達成でした。どうしても、かっこいいガーメントが作りたいという気持ちが強かったので、強烈な集中力を生んだんだと思います。直接会うまでは、僕は取材だとかなんとかかなり乱暴なことを言った記憶があります(すいません!)。会うまではとにかく会う、という一点に全力集中。会った瞬間、エンジン全開で開発のプレゼン(笑)褒められたもんじゃないですね。
甘酸っぱい記憶とともに、とにかく開発・製造ほやほやだったので、いくつかは最初からファスナーがバカになっているものもありましたが、今回は自分の無茶に乗ってくれた心意気が120点と思っているので一言もクレームはしませんでした。荒削りな一号作品なのでしかたない部分もあります。エドワードの記念すべきアイテムです。
ただし、次回作はファスナー自体をつけない進化系を予定しています。エドワードも先月優秀な仲間と法人化して“エドワードエクリュ”となり、ロゴに暴れ馬、立ち上がったサラブレッドを刻印する予定です。小物アイテムもひとつひとつ洗練させます。このミュール、マルベリー色は赤、青、茶色、紫という風に光の反射具合で見えて、むちゃをやった思い出とともに、今でも気持ちを燃え上がらせてくれます。
2010/06/23
カラーパンツ進化型、シャイニー・パンツ
淡い色のラベンダーのパンツをしきりにお仕立てした2007年、カチョッポリのような生地で、おっかなびっくりの顧客を説得して、何本かお仕立てしました。“これ、派手でしょ~”とかなりの人にとっては、フライング清水舞台だったのですが、2010年、淡いトーンのパンツはほぼ定着化しました。特に淡色ラベンダーなど色自体がいろんなアイテムに定番化したのではないでしょうか。
なので、今回は真っ赤なパンツ(しかし麻100%のオーガニックな質感)とか、むしろ地味派手色彩系のシルク100%のヒカリモノパンツをお仕立てしています。こちらも、オーガニックな質感で、わりと不思議にどんなものにも合います。そして、そこで登場するのが、一見違和感ある色合わせを『和え算』するマリアージュアイテムです。コーレスポンデント・シューズをサクっと挿します。
シャイニーパンツは、これはクロージングというよりも“ウェポン”というほどのインパクトがあります。正確なカテゴリーはラグジュアリー・カジュアルでしょうが、ギリギリのところで、クリエイティブ業界のオン・ビジネスでも可能だと思います。このじゃじゃ馬を馴らせてこそ、本物の納得キャラといえますね。つかみは派手なアイテムも、ひとつひとつ見ると、ベイシックでオーガニックな色使いです。
2010/06/22
ハイ・パフォーマンスな一日、
こちらは、今年鳴りもの入りのイタリア老舗ゼニアのクール・エフェクト生地。ただ、通常のクール・エフェクトではなく、“ハイパフォーマンス”と付く、上位別格生地です。淡いオフ白で、圧倒的なクオリティを求めるM氏からのオーダーでした。しかしながら、今日は何がハイパフォーマンスといって、エドワードエクリュ社が一番ハイパフォーマンスでした。5月より、株主として取締役に入っていただいたM氏からの一騎当千の爆発的応援のお陰で、今日一日だけで、ちょうど20人分のオーダーを承りました。
そして僕の歴史においても、一日の内にぶっ続け一気に採寸した最高新記録です。おそらく今までは一度に5名くらいが一日の最高記録でした。前日から、体調を整えていたせいもあり、テンポ良く、正確にグッドイナフなクオリティを必要条件としてタイムを測りましたが、リピート顧客含めて、約200分超えていたのですが休みなく、連続してやりました。やはり昨夜のサーモン寿司とビールがぶ飲みの食い合わせが脳味噌サラサラターボ効果あったのかもしれません。
話変わって、これから季節は、暑くなりますが、敢えて『アンチ・クールビズ』で行こうと思います。真夏でも、3ピースにネクタイが基本です。千代田線、御茶の水駅の長いエスカレーターを止まらず歩いて登っても汗かかない、です。汗かかないと決めればかかないはずだと思います。しかし、この、ささやかなダンディズムを体現するにあたり、大切なことは、クールビスしているのに見るからに暑がっている人々よりも、3ピースにネクタイしながらも、圧倒的に涼しそうに振る舞うことがポイントです。アゲインストの風に向かって腹のキマり具合を問われる、いいチャレンジですよ(笑)心頭滅却すれば、3ピースすら涼し、、、
2010/06/21
夏のやわらかいジャケット、
どちらかというと、英国背広は乗馬由来だったり軍服由来だったりするので、自身のクラスの表明をしたりディグニティ(≒威厳)を感じさせるシルエットといえます。一方イタリアはもともと貴族が自分が着心地良いものを贅沢のために、という発想なので、柔らかく着やすい、ものを作り始めたという由来があります。
↑今回は、やわらかく、淡い色調で、ウール56%、麻24%、絹20%という三者混率のイタリアのカチョッポリ生地を使用して、ナポリ的なジャケットをお仕立ていたしました。イタリアクラシコの老舗B社の梱包・発送方法まで踏襲して(このあたりが日本人的研究熱心さ)、段ボール方式にて納品。やわらかく、淡くエレガントな佇まい。ちょっと引っ掛けて、真夏の夜の街に繰り出しましょう。
蔦がぐんぐん伸びてきます。てんとう虫も寄ってきますよ。神楽坂E。は岡の上の立地なので、湿気はありません。しかしながら夏あつくて冬寒いです。日当たりは良くて植物の生命力はみなぎっています。ヒッチコック映画のようなちょっとした不気味さも感じます。しかし、草が囲むとたしか温度がさがるらしいですからね。単純に、陽の光にきらきらして、綺麗ですよ。影干し中の靴、モーブレーのシュークリームで香ばしい色をつくっています。
昨夜は、ネット経由で得々コースのようなやつで、神楽坂アグネスホテルに泊りました。静かな隠れ家でいいです。朝ごはん、ちょっとスコットランドのフルスコティッシュブレックファストを思い出します。7時に入って来て、7時7分に朝ごはん済ませて出て行ったフランス人がいました。ぼくは1時間はゆっくり朝ごはん食べました。オムレツを好みに合わせてカスタムしてくれます。
今週も、エドワードボーイズと朝7時から数回はレッスンがてら朝をここで食べます。父は大学で超まじめに哲学を教えていましたが、僕がもし学校の先生だったら、綺麗な森の小道を逍遥しながらとか、きれいな砂浜をゆっくり歩きながらとか、街の純喫茶でナポリタンを食べながら、、、授業したいもんですね。
2010/06/20
エドワードエクリュ20代・30代の顧客、
先週はアクセサリー撮影のためのモデルをやりました。神楽坂エドワードエクリュには、たくさんの小道具、洋書やパイプやワインなどの嗜好品が置いてあるので、物撮りスタジオとしても優秀です。神楽坂のかくれんぼう横町やら、ワカナ旅館の前やら、石畳の上で、世界一の細巻き傘フォックスをステッキ替わりに、撮影ました。職人が手作りしたカフリンクスなど魅力的なアイテムです。
ほぼ毎週、朝7時にレッスンに来られる20代のT君、エドワードの主に考え方、コーディネートのプリンシプルを伝授しています。(この写真ちょっと裾まくれてますが、、)もともとの美意識が高い青年です。エドワードのボーイズとして昨年のクリスマス・パーティーでもスタッフしていただきました。これまた彼女も凄く美人で魅力的な女性でした。20、30、40代、トラディショナルスタイルで決めた青年紳士たちが一堂に会すると、これは壮観です。将来的にこの業種を選びたいとのこと、ロンドンに旅立つ日がくるかもしれませんが、とりあえずは僕が知る限りのことをお伝えし、微力ながら応援中です。
週末自分の靴磨きを一斉にやりました。中段左端は、↓30代のTsutsu君の靴。みずからハンドで靴を製作するほどののめりこみぶりです。今回、エドワードにて、ボックスカーフのバーガンディ色のツインバックルと、タンレザーのコーレスポンデントシューズをオーダー。2006年5月にエドワードにて製作した、300グラムちかい厚手コットン・ピケのライトブラウンのスーツを着用中。これは、旅が好きな彼のために、小脇にフィガロ抱えて、カフェフロールにてお茶してて似合うトラベル・スーツとして開発しました。いまではほとんどオーダーも阿吽の呼吸で身内的感覚の近さが逸品へと昇華できています。4、5年前のスーツもほぼ、ラインも古くならず、着じわに味わいが出ています。
2010/06/19
Suit Style @TV
ちょっと驚きました。今朝、NHKに出ていたキャスターの方のスーツ・スタイル。2009年~2010年の東京新宿歌舞伎町界隈を歩いている20代~30代サラリーマンの典型的スタイルとして貴重な資料になるとは思います。決してコメディアンの方ではないですよ。落ち着いた良い声をしておられるので、余計気になりました。ヘアスタイルは少し前のポルノグラフィティーという邦楽ミュージシャン風で、エアリーヘア。ただでさえ、頭の大きい(アングロサクソン系と逆で、頭がい骨の鉢が横に広がって、縦に平ぺったい)日本人がエアリーヘアにする理由を、近々近所の美容室の方に訊いてみたいです。
先日、表参道のソフトバンク前にて見つけたフォト。もちろんガタイが全然違うのですが、さらに、髪の量の多寡にかかわらず、バーバーヘアの基本である、『ちょっとでも頭を小さく見せる』スタイル、抜群なフィット感のスーツ(フルハンドメイドだろうと、マシンメイドだろうと、元の体のシルエットがやはり一番大事)。そして袖のシャツの出方(おそらく2センチ弱、※このくらいだと一般的な日本人の方々、および80年代のソフトスーツ世代は、袖短いと認識します、日本の場合は電車のつり革あるので仕方ない部分ありますが、、)。
注目なのは、太めのネクタイのノット、どっしりしたVゾーンは、まさに英国ケント公爵のスタイルの。元グッチのデザイナ-、元(現?も)メンズ・モード界のキング、トム・フォード氏の作り出す最近のスタイルも、ケント公からのインスピレーションのように思います。いずれにしろ、差をつけられていますね。クラシックなスタイルは退屈と考える方も多いのかもしれませんが、格好ごときで損を重ねるのも、もったいない話ですね。キッズは常に新しいグッズを欲しがり、Gentsは淡々と自身の哲学を纏います。
2010/06/18
質感、シェイプ
ツイン・バックルは、エドワードⅧが好んで履いたモデルとして有名です。今年、ツインバックル2足を自分用に誂えました。通常ビスポーク定価73,500円、フランスのタンナー“アノネイ”のボックス・カーフの革です。色はバーガンディ。エドワードで靴を展開する以前、十数年間履いていた、英国グレンソン靴のラストに足がまんま矯正(纏足:てんそく?の結果、完全に変形し超甲低・超幅狭のBウィズ)されていたのですが、ここ数年は自分のところの靴を履いて解放されているので、ちょっと足の形が変わったようです。
遠くから眺めていたのですが、スポーツ車のようにも見えます。ガルウィングのドアをオープンにしたような形。最近では車も携帯電話のようなデザインもありますし、アイテム横断的に、携帯電話などの電化製品、靴、車、とそれぞれに影響しあっているのかもしれません。典型的英国靴の代表でもあるエドワードグリーンもポルシェ911を参考にした、というのも英国靴好きには有名なお話でしょうしね。
2010/06/17
昨日今日、良いお天気ですね
これからの時期、梅雨過ぎてからの夏から秋にかけて、飯田橋に界隈にいる人間にとって、キャナルカフェは最高の憩の場所です。ボードウォーク、デッキの外は涼風が吹いて、これまた夜約束しても、人数確定も必要ないし、キャッシュオンデリバリーだから自分のペースでビールでもワインでも飲めるし、使い勝手最高の場所ですね。平日昼間、考え事や事務仕事もできますね。
昨日は、ちょうどカメラマンの梅さんから電話があって、キャナルにきてます~とのこと。ちょうど同じ時間同じ場所でアポがあったので!行きました。今度7月にウェディングパーティーやるキャナルのマネージャー氏のS氏ともご挨拶し、最高の夏のパーティーになるように応援いたします、とのことお伝えできました。
夏は暑いのですが、暑さもまたいいんですよ。夏の黄昏時、夕凪で風がピタっつと静止する瞬間、これも素敵です。梅さんの愛娘のUちゃん、子供服ビスポークのリクエスト、叶えられるよう研究いたします~
2010/06/16
超早朝の採寸
Tさんです。一度、パーティーでお会いして、たまたまお隣にいて、『身の丈に合わせたスタイルを確立されるといいですね』とお話させていただきました。僕がふだん使う『身の丈』という言葉は、みなさんご自身の実力・中身よりもずいぶん過小評価しているレベルのスーツを着用されている、という意味です。外見より中身だという考え方なのでしょうが、これは、けっこうチャンスロスしていることをみなさん気づいておられません。ご自身で、ご自身のことを、その瞬間・瞬間で最大限きちんと表現しないかぎり、最初の出会いは生まれないからです。最初の出会を引き寄せる力は、そのプロセスでの全力をつくさなければ、次のプロセス自体が存在しないわけですね。
最初のきっかけが無いと、そのあとの全ては存在すらしないわけです。というわけで、いそがしい月だったので、早朝こられませんか、という話で、結局日曜日朝6時にご来店いただきました。一秒も遅刻せずに、僕の挑戦的なリクエストをクリアされました。淡いトーンもお似合いになりますが、ハイトーンのグレイをお誂えいたしました。こちらは、やわらかい仕立ての夏のジャケットです。本日も朝7時ジャストから、勉強熱心なT君がご来店されて、コーディネートのレッスンをさせていただきました。機嫌が超良い時は、朝生徒さん連れてアグネスホテル行ってたまに朝食ごちそうしたりもしますから、運がよければ得した一日になります(笑)
2010/06/15
スタイリングの奥義 『和え算(あえざん)』
ここにクラシックアイテムともいえる、コーレスポンデントシューズ(ビスポーク価格税込78750円@神楽坂エドワードエクリュ)があります。たんなる、1920年代のスタイルに対する、微分思考的な文献学的興味だけでこのアイテムを所有しているのはもったいない話です。このアイテムには、すぐれたスタイリング機能があるからです。
この靴を履くとき、それはたとえばジャケットとトラウザーズのリスキーな配色や冒険的なコーディネーションの際に、『現在、確信犯的にマリアージュ中ですよ~』『二つのあまり見慣れない、今までの常識ではない、コーディネーション、和えものをしていますよ~』という積分サインを出すことができるからです。
個性の強い2つの色があった場合、普通ならなかなかマッチしない、その色どうしを、実験的に和えてみている際中です、 “和え算(あえざん)” しているところです、とつぶやいているわけです。ただ単に、あくの強いコーレスポンデントシューズというスパイスをアクセントに『加えました!』という単純な足し算コーディネートだと、本来の美味しい機能、味わいが発揮されません。
応用ともいえるスタイリングですが、一度試しにぴったり調和した色彩の上着とボトムに合わせる靴として試してみるとわかります。あるいは、その2つだけで予定調和した色彩場合、足元のフィニッシングタッチ、画竜点睛としてコレスポンデント靴を合わせてみると、よくわかります。妙に、取ってつけたような、変な違和感が生まれます。その役割を充分に果たさせてこそ、輝くアイテムといえます。
2010/06/14
2010年は豊作年。そろそろ子供服ビスポーク?
あっ、稲作の話ではなく、オコサマ誕生の話ですね。↑は、誕生した次の日にお見舞いに行った、モモカちゃんのお母様からお礼のスイーツをいただきました。さすが、プロの緻密な作品。まさに、中世の宗教画家がマリア様を描くくらいの集中力でつくられたものだと思います。写真のモモカちゃんは、生まれて次の日に、僕のブログで世界発信デビューをはたししていますからね。やはり徐々に美人の相がでています。真ん中のアイテムは、保存予定。左端のクリオネちゃん人形は、今この世に無く、僕の胃袋の国に行きました。午後の眠気さましの珈琲とともに、バキバキと一瞬で美味しくいただきました。
御多分にもれず、僕の将来の息子や娘の話をすると、男の子なら くりくり坊主で 『マルコメ君』、女の子なら 前髪パッツン・カットの 『クルッ・クルッ・クレラップちゃん』 スタイルにしようと決めています。上質な子供服ビスポークのリクエストも2、3あるのですが、ほんとに特別枠で1カ月に1着くらいはやってもおもしろいのかなと思います。おしゃれなお父様お母様にとっても頭痛の種は、(お父様お母様が)気に入った子供服が少ない、売っていない、お洒落でシックなものが売って無い!ということらしいですね。
ヨーロッパ王室関係画像をあれこれネットから集めたり、ヨーロッパの雑誌から入手しましたが、もしEDWARD的に、子供ベストドレッサーのガール部門のグランプリを決めるとしたら、このノルウェーのイングリット女王ですね(やはり前髪クレラップちゃんはカワイイと、この写真見つけて確信しました)。北欧の女性や・お子様は時々大使館イベントなどで見かける範囲ですが、とてもシックで地味目で美しい素材、だけど、着心地良さそうなシルエットをお召しですね。そのまま大人が来ても素敵な感じです。J&Mデヴィッドソンの子供服、という雰囲気です。子供服ビスポーク、兄弟が5人くらいいたら、コストパフォーマンスが良い、ということになるかもしれませんが、、、
2010/06/13
BONSAI 盆栽、
今朝は午前7時の明治神宮入りでした。梅雨前の最後の晴天と聞いたので当分行けないかな、ということで歩いてきました。朝はリンゴだけを食べて水を持っていきました。ちょっと曇り空でした。前日、熱燗と蕎麦で少々よっぱらっていたので、眠い感じだったのですが、ちょっと無理して起きました。しかし、行ってよかったと感じました。
明治神宮内で、盆栽展をやっていました。盆栽、これはいずれ取り組むことになるだろうと予感している趣味です。趣味というものに関して僕は非常に用心深く接してきました。いったんハマると、後先考えずにのめり込む恐怖があるからです。今までも、靴屋にはできるだけ近づかないようにしていました。
魅力的ですね!世の中には鉄ちゃん(鉄道マニア、男子はみな小鉄ちゃん)いますね。あの鉄の塊がキラキラしたレールの上をヌーっと進んでいく様子は、萌えを感じる気持ちわかります。たまたまの出会い方次第で、みな何かの趣味にはまるものでしょうね。
それにしても、伊勢神宮も明治神宮も参拝者のみなさま、ものすごくカジュアルな方が多いですね。伊勢神宮では、みなさん半パンなので、タイミングあればちょっとどうかと思ったくらいです。その時は、ダブルブレストのモヘアのスーツ着て参拝したので、霧にけぶる、木々の中を歩き、汗かきましたが、気持ちはよかったですよ。赤福もおいしくて、いろいろあった老舗ながら、地元に人に愛されているんだな、と感じました。
いい事書いています。
神楽坂Eに戻り、渡辺さんに挨拶して、掃除機をかけて一日を始めました。ふと窓の外を見ると、アイビーが網戸に侵出してきております。いいですね。これはそのままにして、天然の網戸を作って見たいと思います。
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