2014/09/26

世界を揺らす “ Magnifiqu itu' ”



現在、滞在延長中です。25日帰国予定がエア・フランスのストライキのために帰国が一日延びました。そのため、予定変更し、25日もフルで活動できることになりました。。。運命でしょうか、運命ならば、食わば皿までで突進するしかありません。。




24日は、サンジェルマン・デ・プレに居を構えるMiyabiさんの宅へ。テラスが最高に快適で、目の前は税務署、そしてその税務署の壁には、アルチュール・ランボーの酔いどれ船の詩が記されています。意味深いですね、出来事に偶然はありません。。


酔いどれ船の詩は、この先から風に乗ってやってきたらしいです。


25日、本来僕は帰国していたはずの時間です。パラレル・ワールドにいるといった感じでしょうか。本来行く予定ではなかったL.V.シャンゼリゼ本社 。その屋上テラスにて、日本からやってきた、とあるご夫婦です。


街をあるいても、こちらのメゾンでも大いなる賞賛をいただきました。早朝神楽坂の白銀公園にてitu' クルー全員でコツコツ製作した日々が思い出されます。えらく高いところからシャンゼリゼを見下ろすことになりました。たいへん光栄です。


メゾンの官房長官のような方々と一同に会する“ Magnifiqu itu' (マニフィーク) ”


優雅なランチをいただきました。インプットさせていただき、アウトプットさせていただき、正直お腹はペコペコで、この逸品たちはあっと言う間に消滅していました。。。セ・ボン!


シンディ・シャーマンのヴァニティ・ケース、中古の911が買えそうな価格でしたが、さすがに精度もクオリティも高く、驚きました。DJブース化してもクールですね。以前寄られたというファレル・ウィリアムズ氏もこれを見るとカスタムを考えるんじゃないでしょうか、、、


マニフィークな itu' はパリの街角ではすでに大人気になりつつあります。数百メートル歩くごとに写真撮影タイム。パリは自身の感性に素直な街なんだな、と感じました。世界で一番、現在ではパリで最高の評価をもらっているようです。。。街を歩けばほっといても、自動的に猛烈な勢いで人脈が拡大していく “ Magnifiqu itu' ” なのでした。L.V.のサロンにて撮影中。


しばし、夕暮れ時のサンジェルマンデプレを散策中。着用中のショールカラーの生地、ホーランドシェリーのお店を発見し、アポ無しながら訪問しました。。。


世界は狭く、人類みな兄弟、共通の友人やら、日本支店の関係者やら知人ばかりでした。とても魅力的なプロダクト・ツアーをしてくださったフランク氏と。。一日の終わりは、パリで最もおいしいフューチャー日本料理 “ 国虎 ” にて、ここ半年でも日本での食事も含めてナンバー・ワンのすばらしさでした。。。そしてサプライズはアテンドのJunさんがこちらで働いていたこと。。途中、Miura氏とも合流し、すばらしい一日でした。


2014/09/24

itu's misson in L.V.



200名のエドワードエクリュの顧客の中で唯一の例外に位置するitu ことJetこと Jeっ子。本日、あるミッションがあり、シャンゼリゼ通りのL.V本店へ。シャンパンをいただきながら、優雅な時間を過ごしました。ハズス、ヒネル、あそぶ、そんな甘いスタイル・アレンジをするくらいなら、いっそitu'氏のように大気圏外、銀河系外のスタイルにまで振り切ってほしいと思います。

ほぼ、サイズが同じなので、Edwardのスーツにペイントをほどこした、ituのスーツを着用しました。自分で作っておきながら実際着用するのは初めて、それもヨーロッパで着用するとは思ってもみませんでした。あらゆることを実験しているのですが、なかなかインパクトのある体験でした。


マレ地区にある、プラス・デ・ヴォージュ(ヴォージュ広場)そばの、隠れ家ホテルは世界中のラグジュアリーホテルを経験しているitu'が一番、というくらいシックで居心地最高のホテルでした。 8月、9月ウァーカホリック気味だった自分自身へもちょつと立ち止まって仕事、人生、自分の時間を振り返る良い機会になりました。

上写真は、ホテルすぐそばのギャラリー前。ホーランド・シェリーの淡いラベンダー生地で製作したショールカラーの1つボタンジャケットにコットンのフレアスカート、内側はブレイシーズを装着しています。靴は白のツインバックルにイトゥーペイントをほどこしたもの。圧倒的すぎて、暴力的なほど強烈な視線を集めます。


研究開発に余念のないitu' はホテルのベランダでさっそくパリの画材屋で購入した超高級アクリル絵の具の色出し実験をしました。日本からジップロックに入れて持ってきた洗い立ての筆をベランダで乾かしています。結局、価格に比例して色の粒子の細やかさが、色の美しさに比例することがわかりました。


ホテルすぐ近所のカフェで朝ごはんに食べたエスカルゴ・レザン。徹底的に甘く卵たっぷり、砂糖たっぷり、ふんわりしっとりやわらかく、そっちの方向に振り切って作っています。美味しいです。たしかに一個のパンの中で健康バランスを取る必要はないように感じます。


ホテルの中庭はとても美しく、寛げる場所になっています。


Junさんのお友達であるMiura氏に教えていただいた隠れ家的ホーズ屋(ニーハイソックス)にて。英・伊・仏の老舗ホーズが売られています。おいしいエスプレッソを出してくれました。昨日2度目に行って、アメリカからとても素敵なご夫婦が来られていました。旦那様はミュージシャン兼ライターのピーター氏、奥様はオートクチュールのウェディングのデザイナー。


ホーズ屋の二人は世界のメンズのテーラーにも詳しく、すごい勢いで本物のラグジュアリーなアイテムばかり狙い撃ちでショッピングするitu'と仲良くなった模様。写真を撮ってほしいという展開で、上のご夫婦を撮影した流れでパチリ、でした。


シャンゼリゼ通りのJ.M Weston のビスポークのコーナー。エドワードでも人気のコレスポンデントが一番目立つところに展示されていました。ここでは、ビスポークできるクロコのヌバックの色の展開が強烈に魅力的でした。靴の素材自体の幅を広げようと、思いました。。実り多い2日目でした。

2014/09/23

9月22日(月)~9月26(金)、

 
 
神楽坂のお店はスタッフ2名で営業中ですが(水曜日はお休み)、店主の木場は出張で渡仏しております。到着し現地J氏と合流し、 マレ地区のホテルへ。近所のカフェでおいしいランチをして、初日に個人的な用事をすべて済ませました。最初にホーズ専門店、アンダーウェア専門店で買い物。

 
夜、itu ( EdwardでのコードネームはJet氏 ) と合流。滞在中はこちらのホテルのジュニアスイートの部屋をシェアします。22日出発当日早朝神楽坂にて、30インチのグローブトロッターにitu作品 の作り立てを詰め込んで羽田搭乗手続きチェックイン時間を過ぎてギリギリで到着という感じでした。


昨日は、Baronの新ジュニアに子供服のお祝いを購入し、絵葉書を投函し、ボンマルシェの日本展を観て体力をリカバリーさせましたが、さすがに夜の時間は半分寝ぼけてテンションがスーパー・ローでした。出発直前スタッフからi-pod を贈られ、いよいよi デビューという感じです。本日はファッション・ウィークのパリをituとメゾン訪問で、エドワードもこれを機にファッション・アレルギーが無くなる記念すべき日になるかもしれません。。。