2009/12/30

PARTY GOES ON でしたが、さすがにここらへんで一息。

いよいよ2009年も明日までとなりました。いやはや世の中的にも個人的にも激動の2009年でした。そして、12月エドワードのパーティーを6日に早々に終えると、次の週、そして次の週と知人が主催するクリスマス・パーティーを楽しませていただきました。自分の番が終わると、ほんと何も考えることがなく、気を使うこともなくて、これほど楽しいものはありません。(※エドワードのクリスマスの個別写真は、メールにてピカサで、近々、観られるようになりますので少々お待ちください)


こちらは、マリリンさんのパーティー@銀座ブルガリ。ビンゴや大人のセクシーさ満点のタンゴの余興など、気持ち良い夜を過ごすことができました。淑女の方々の華やかなドレス姿も、着物とまた違った素敵な魅力ありますね。今年一年まあ自分なりに頑張ったな~という気持ちとともに、美酒に酔えるように来年も精進しよ~!などと自分にとってのマイルストーンにもなりますね。



エドワードのパーティー参加者からも5人(男4、女1)が、乱入?いたしました。今年は例年以上にパーティー参加しました。ブログの更新も12月は滞りました。仕事を終えて、かつアタマも眠くない体調で、気持ちよくパソコンの前に座ってる、って状態が来ない限りなかなか更新できません。



クリスマス前後に、ブラックタイ締めて元気に(そして少々クレイジー気味に)夜の街に繰り出していく、ってことが結構マインドのアクセル踏みこんで、ガッ~と元気になるな、と思いました。たまに爆発するのも大事ですね。といいつつ、2010年は、いっそう朝型を加速させよう、と予定しております。


こちらは、友人Y氏の、優秀な奥様が主催されているサロンの@青山、ミュージアム1999でのクリスマスパーティーでした。最高のロケーションで催され、さすが、よく練られた紳士・淑女の夜の宴でした。



なにしろ嬉しかったのが、エドワードがフル・スタイリングをプロデュースしているR氏が、会場参加者の投票で、ベストドレッサーに輝いたことでした。年末の嬉しかったことのうちでも、これは結構ヒットでした。彼の、鍛えられたドロップ9上半身にタキシードが良く映えます。来年2月、スコットランドに渡った際、日本では2つと同じものを持っている人がいないような、ヴィンテージ・アイテムでさらにパワーアップさせていただきます。



ベタですが、華やかなクリスマス@銀座は、ダンヒルのバーからの眺めがまず、らしくていいですね。ティファニーやブルガリ、カルチェが見えて、いかにもクリスマス、という雰囲気を味わえます。なにかわけのわからないくらいでっかくストレッチされたリムジンがティファニーの前に停まり、プレゼント買う人が降りてきたり、みんなが、大きな劇場で自分のロールを演じているように見えます。同伴前っぽい妻も、パーティーでベストドレッサー賞もらってましたね。みんないいよな~


2009/12/07

神楽坂エドワード、クリスマスパーティー盛況のうちに終了いたしました☆☆☆



画像は、コアスタッフ打ち上げにて、神楽坂アーディッシュにて慰労会中。現在僕の手元に当日パーティー写真がないため、追ってプライバシー支障ない範囲でアップいたします。あとは閲覧パスワードにて画像を見られるようにいたします。

すべての関係者みなさま、ご参加者の皆様、どうもありがとうございます。春夏1回、秋冬1回というペースであのような形で今後も続けてまいります。まだまだ僕個人は詰めが甘いところたくさんありましたが、優秀なスタッフ8名、エドワード・ボーイズ2名のおかげで、無事盛況のうちに終了することができました。ありがとうございます。

あれだけまとめて、同時にカッコイイ男性を見たことは未だかつてないわよ、という声が女性陣から届いております。うれしですね!トラッド寄りにキメた男子が一定数存在しているとパーティーが上品に引き締まります。女性も豪華な着物、セクシーなドレス、とても華やいでうっとりしました。

まだまだ、叩き台ながら、ブラック・タイ(黒服)もやっぱりパーティーには必要なんだな、ということがわかりましたし、子供パーティー会場がどれだけニギヤカ(下手したら大人の空間をぶち壊すくらいうるさくなる?)だろうと、チャレンジしたいたことも、パーティー全体の人ごみ重低音のせいで、ぜんぜん聞こえないという新発見もあり、これも小達成でした。

司会のこばやしあきこさん、さすがプロフェッショナル、すごくソフトに上手に誘導しつつ、仕切ってくださり、ほんと感謝いたしました。やわらかいながら、仕切りの軸がしっかりぶれずに、最終打合せでのチェックの完璧さも含め、プロの凄みを感じました。今後ともよろしくお願いします。

ヴォーカルとピアノのShokoさんクルー、お客様からは、『しっとり唄うスタイルであれだけ、ものすごくのびやかで上手いというのは凄い』とこれも感動した人続出でした。最後のThe Christmas Song、感涙した方も多かったようですね。ウィスキーたお好きでしょ?で殿方のほっぺは紅色です。

企画にもかかわってくれて、されにブラックタイの役割も背負い、そして最後にデュエットでからんでくれたRさんも、すばらしかったです。感謝いたします。今後は、実質、エドワードの経営面、展開の軸になっていただきたいです。ワークステーションを使って1000回以上1700回?練習したという徹底ぶり。ビジネスの定量化を徹底して背中で教えてくれます。

ブラックタイの役目を担ってくれたGK氏の会場内での鋭いブリッジぶりも、何度も目撃していました。さすが野生の直観力がなせる技かなと思いました。タケシ氏、マキちゃんのサンタクロース、トナカイ役での子供パーティー会場も大成功でした。あの子供の社交場での親御さんたちのつながりというのも、よき出会いですね。ありがとうございます。

タキシード・カメラマンの梅さん、ありがとうございました。一眼レフで画像、動画、と撮影いただきました。出来上がりが楽しみです。また、彼には子供パーティー会場でのマットも調達いただきました。ありがとうございます。今度ともエドワードのパーティーカメラマンとしてよろしくお願いします。

キャットウォークで参加していただいた方方、ほんと見事でした。スィンギング・ロンドンの曲とともに、30'sスタイルのど迫力で登場されたお二人、30年ちょっとスイング曲がずれてましたが、かっこよかったです。目立ちますし、あのエレガンスは普遍的な美しさ、と男の粋が詰まっていますね。ぜひお約束通り、スカイツリーに撮影一杯ツアーに行きましょう。

僕が自分用に直前に発注したタキシードが、ちょっと手違いでモード風なほどヒップ寸、膝巾が細く上がっていたため、かわりにエドワード・タキシードの完璧なラインとしてサンプルの役目をはたしていただいてTSUTSU様、ありがとうございます。お隣の神田さち子さん、さすが、女優の舞台を張ってるだけあって、和のドレスがエレガントセクシーでした。ありがとうございます。

エドのアイドルでもあるリリーさん、そしてその旦那様のTARO様、僕と違ってテンパルことなく、しっかり落ち着いてさすがでした。リリーさんに、ジャーミンズトリートの白毛豚のブラシが当たったのはラッキーでしたね。感動カードの内容のすばらしさにしっかりまともにあの場で、ぼくは読みながら感動してました。

園遊会で着用したスーツでウォーキングされたTさん、お若いのに、堂々しとされておられましたね。僕の同窓生のTくんを今後ともよろしくです。ニューヨーク帰りのLさん、ダンサー、表現者だけあってのびのびとしたフレッシュなウォーキングでした。

そして、ロジャーと桃子さんの、今回エドワードが勝手にキャスティングしたカップルとはいえ、お二人ともにワイルドなエレガンスを放出しておられました。夏のヤマユリのような芳香、セクシーさですね。日本人にはないパワーを感じます。今後ともエドワードにそのエッセンスを注入してください。

そして、田丸屋チーム。神楽坂チーム。ターン後の阿波踊りには、やられた!と思いました。キャットウォークで阿波踊り、さすがなるほど!アグネスホテル、ここは、神楽坂でした。地の利を生かして盛り上げていきたいものです。グラパチ連、期待しております。ぜひ、僕も参加させてくださいね。タニミーは、国際的リーダーシップを発揮する最高の九州男児だと確信します。

そして、西の横綱、M様ご夫婦。こちらもカップルも、際立ったキャラクターのカップルですね。ドーメルのアイス、グレイの太いストライプに、奥様のエレガントでキュートなシャネルスタイル。アイス・グレイのトーンでスパンコールもとてもセクシーで、ボアのミンクも細かい光粒子のハットとも、すべて色トーンが気持ちよく完璧に合っているので、最高にシックでした。

そして、トリのM家ウォーキング。実はこちらはおじい様おばあ様まで3代が僕の顧客となっていただいていて、直前まで3代での出演を検討していたのですが、お二人の連日のスケジュールの関係で次回へとお楽しみを延期しました。どよめきがおこるほど、すばらしいご家族。エドワードが考える理想の家族であられます。

いやいやいったん書き出すと、連鎖反応的に思い出してとまらなくなるのですが、アグネスの千賀社長、そして担当の溝口様、ほんとにありがとうございました。

また、逸品プレゼントを供出・ご協力していただいた関係者の方々ありがとうございます。BLBGVULCANIZE LONDONTRUEFITT&HILL LONDONHAWICK CASHMERE of SCOLANDクリス田丸屋、AMERICAN YESTERDAY、ANGLIA、守ボディメンテナンス、桃子コーチング、 マイクLGFG by ROGERArtdish(敬称略)まことにありがとうございます。

どれも非常に貴重なアイテムばかりです。2010年8月夏のパーティーに向けてもまた、よろしくお願いします。しかしそれにしてもスイーツ男爵ことK合さんが、一等最初にエドワードが供出したモーブレーのシューケアセットをかっさらうところがさすがは男爵と感嘆いたしましたね。

昨夜も、コア・スタッフ打ち上げにて、神楽坂アーディッシュにて慰労会をして(冒頭画像)、帰宅したのが1時、ゆっくりお風呂に入って爆睡したので、今日は朝10時から通常通り神楽坂エドワードにて仕事してます。当日は必死だったのですが、今は全然疲れが残っていません。

むしろ11月末からは、パーティー企画づくりで時間を使っていたので、通常業務のほうをちくちく丁寧にマニアックにやりたい、という欲望を1週間ずっと持っていて、今日は心置きなく新しい生地チェックをしたり、細かくじっくり工場仕様書を読み込んだり、カシミアニットのシャツカラー企画をしたり、オリジナルネクタイ、ボウタイの企画を古い資料調べて考えたり、などちょっと間があいていたことを、じっくりやって、そっからラクーアの岩盤浴にでも行きたいです。あっ、お礼メールか電話出さないといかんですね。


 すばらしいゴージャスな夜も、明けるとフツーのシンプルな朝

2009/12/05

We are READY !!

神楽坂『EDWARD of SOUTH KENSINGTON』クリスマスパーティー@神楽坂アグネスホテル12月6日(日曜日)午後6:30開場、7時開演、準備整いました。We are READY !!お待ちしております。






さて、確認まで、明日の午後6時ころの風景とアクセスを確認いたします。6時30分開場です。アグネスホールは、アグネスホテル内の地下です。地下に続く大理石の螺旋の階段が結構ステキですよ。以下、ご確認まで。

JR飯田橋駅西口(市ヶ谷寄り)から説明しますと、


改札出て右です。むこうに神楽坂が見えます。

左角にマクドナルドがあり、その前をむこう側(パチンコ店側)に渡ります。

パチンコ店パリスを左に進みます。

外堀通り、東京理科大学の工事中風の横の道を進みます。


しばらく進みます。
むこうに、緑の看板が見えてきました。アグネスの看板です。

研究社ビル(ブリティッシュカウンシルも入っています)の前の道を登っていきます。


こんな坂道が続いています。


突き当り、左に光が見えてきました。

車寄せがある建物です。


この横に見えている、同じ敷地内のスイーツのお店も最高においしいんですよ。


↓以下は番外編。初めての方に、神楽坂側から行くことはあまりお薦めできません。結構、入り組んで迷路みたいです。あえて裏からの目印は、このお風呂屋『熱海湯』です。拝啓父上様で、ニノが通っていた銭湯ですね。


実は、『熱海湯』の前の坂道からアグネスの裏道につながっています。しかし初めての方は挑戦しないように(笑)開場6時30分ですから。では、明日、楽しみにおまちしております。

いよいよ先ほど、準備が完了しました。
☆READY☆状態です。

2009/12/02

The Christmas Song

ちょと気が早いですが、、、

2009/11/26

Big-man , Bow-tie and Bow-more.

男くさい世界、これもまたいいですね。↓これは、ヴァルカナイズにてお客様用に2点購入しました。オーダーメイド(和製英語)、ビスポーク(英国※しかし一般的にはカスタム)、ス・ミズーラ(伊)、そしてス・ムジュール(仏)と行くにしたがって、なんとなくソフトで女性的な雰囲気になるように思えるのですが、ここに来て男らしい、という世界もそれなりにスタイルとして魅力あります。12月6日(日曜日)@アグネスホテル『神楽坂エドワード・クリスマスパーティー』御参加のお客様のために2点購入しました。


そういえば、先先月でしたか、神楽坂サロンにて、メンズオンリー5人で『大往生(あらかじめ決めとかないと、気持ち良く旅立てないことへの危惧)』をテーマにて、(美人)女性医師を招いてオーダーメイド大往生についてのトークセッションをひらきました。このパターン、かなり面白いでした。

女性講師一人に、オーディエンスは男性のみ、という状況はなぜかかなり盛り上がることがわかったので、女性目線からの色彩の美意識(たとえばですが)など、自分に採り入れる、採り入れない別として、いろんな分野のプロフェッショナルの方の意見を聴く機会を持とうと思いました。

で、↑これは2か月ほど前の英国雑誌『I-D』のものなんですが、かっこよかったので、ちょっと載せます。日本において、大柄の男子は非常に困っている、といいます。スーツにしても、カジュアルにしても選択肢があまり無いと。いっちゃなんですが、クマ的体型の男性は、非常に強い独自の魅力を持っていると思います。トラッド(僕の場合、世代の関係もあって、クラシックとトラッドの区別があまりないです)的着こなし、で、上のキャッチにあるように、ようは各アイテム、キチンと着こなしてみれば、ってところでは雰囲気がぐっと出ますね。



右の二人、ちょっとした少女マンガかい?ってくらいキマッてますね。ルーズなB系スタイルだけではちょっと物足りなくなったら、こういうスタイルで決めるのもいいでしょうね。


このイメージで作りました。スリッパ、ナイト・ウェア、男が憧れる夜のスタイルですね。ここまで、男くさいとアートですが、、、(※動画には残酷シーンがあり、要注意ですが)



恵比寿盆踊りに呼んでいただいたりして、なにかと感謝のついでに、おまかせでトラウザーズをプレゼントしました。シガーやシングルモルトの世界が好きな彼に、男くさいエレガンステイストを贈りたく(まだ仮縫い状態)てつくりましたが、クリスマスパーティーに間に合わなかったのがちょっと残念でした。


これを小脇に抱えて、ご夫婦で仮縫いに来られました。このシングルモルトの世界を僕はほとんど知らないんですよ。来年のスコットランドでは最低限たのしめるようになっとかないともったいないですね。ブランデーと一緒に愉しんでたシガーに関しては、読書のお供にしていたので、肺の調子がわるくなってレントゲン撮るところまでいってしまいましたが。今は基本的に健康とか考えていますね。


NHKで特集されるほど、カッコ良くリノベーションしたマンションに住んでいるM氏。氏とは、僕が司会をやった結婚式で、エドワードから供出させていただいたビンゴの景品に当たられて、知りあいました。神楽坂に来られ、夏にハリソンズで、スーツお仕立てされました。しかしながら、ご縁とは、不思議ですね。氏もビッグマン的風情ながら、先日ラルフにて、ボウタイ買われたと聞いて、拝見するのがかなり楽しみだったのですが、今回のパーティーには、仕事あって残念ながら、こられません。

夏に、着もの撮影会やって、ベルリンからアーチストのお二人が来られていました。↑着流し日本一の池部良かと見紛う風貌と、若干、団地的ユルさを湛えたダンディズム。ヨーロッパ版『江分利満氏の優雅な休日』のような憩ですね。

個人的に、ロンドンの60年代のブランド、ビバのデザイナーだったバーバラ・フラニッキに似てる風貌だと思ったのですが、彼女は知りませんでした。ビバは、マリークワントより数分の一の値段でワンピースをメール・オーダーで買える、という画期的なブランドでした。僕は、デッドストックのビバのルージュに関しては、そこそこのコレクターです、ちょっとマニアックですね。↑彼女の薄手のテロンとしたオリエンタルなドレスがとてもかっこよかったですね。日本だと中目黒あたりのヴィンテージショップにこの感じ売ってるのでしょうかね。


これは、ちょっと惹かれました。ジャムですね。スコーンにこれ付けて野外で食べてみたいですね。


今回のパーティーで、彼のベイビー・シェルのカフリンクスがロイヤルビンゴの景品で登場します。昨日ひさびさ会いました。目黒の純喫茶『ウエスト』にて。ドライケーキばかりではないです。原宿のパレロワイヤル・ビルのオーバカナルが大賑わいだったころも、僕は、こっそり静かなクラシックが流れていて、スポーツ新聞が読める地下のウエストで、シャルロットを食べるのが至福の時間でした。もし僕がロジャーをスタイリングするとしたら、B系の尖ったスタイルよりも、『ボストニアンの休日』といった、静けさのある、哲学的佇まいにしますね。


さて、ちょっと男くさい画像が続いたので、ここで 『エドワード』のパーティーでも登場する、ビューティー・コーチング、とりわけ『ファスティング・コーチング(断食コーチング)』の桃子コーチです。まあ、背も高くて、ビューティーで目立つ方ですね。イイ女に含有される“男前”な要素もあり、頼もしいですね。

頭皮をマッサージして、顔面皮膚のアンチ・重力効果を狙う、とか結構いろいろありますね。ロイヤルビンゴでの景品では、『桃子コーチの1時間ビューティー講習券』も当たります。↑上のロジャーと、ファッションショーではキャット・ウォークする予定なので、これは迫力ありますね。そん時は僕はカメラ小僧になりましょうかね。


2009/11/22

Bow tie ボウ・タイ


※Bow tie ボウ・タイ
蝶ネクタイの総称。登場は1860年代。乗馬用のストック・タイ(帯状の幅広ネクタイ)の前の部分。つまり蝶結びの部分だけが独立して蝶ネクタイとなったとされる。『男の服飾辞典(婦人画報社)』

パーティーの企画はほぼ固まり、仕上げ段階です。日常業務しながらなので結構たいへんです。参加者も予定以上にご好評いただき、すでに当初予定人数をクリアしており、まことにありがとうございます。

会場の最大キャパと優雅でいられる人数は違うので、今回はアグネスホテル(先日発行の最新ミシュランにも載りましたね、隠れ家ホテルにしてさすがですね!おめでとうございます☆)は初めてですし、できればいっぱいいっぱいに収容したくはないので、優雅でいられるイイ感じのソーシャル・ディスタンス(人と人の物理的距離) で今回はチューニングさせていただきました。もろもろ失礼申し上げた方々にはご了承願いたく存じます。すいません!

定期的に静かで落ち着きあるトラッド&セクシーのパーティーは今後ともコツコツ続けてやっていこうと思います。ひごろの感謝の気持ちを込め、英国王室御用達のビンゴ景品の用意も整いました。結構アイテムのレベル高いです。全部、僕が独り占めしたいくらいの感じです。

それから、パーティーまでの後約2週間は、こちらを情報案内掲示板にさせていただきます。今回ご参加されない方には少々失礼になりますが、さすがに一人一人にファックスで、というわけにもいかないので、それまでは、パーティーを10倍楽しむための案内板にさせていただきます。ご了承ください。

さっそく本日は、御参加の方にドレスコードについて訊かれました。『トラッド・アンド・セクシー』がキーワードなのですが、あまりむずかしく考えなくて結構です。そりぁ、クラシックなブラックタイのタキシードが一番カッコいいでしょうし、ゆくゆくはそれを定番のスタイルにしたいです。

今は、雑誌にしてもファッションコメンテーターの方々にしても、日本中のみんなが口をそろえて、『着崩す』ということを御提案されるのですが、まずは、正しいスタイル、敢えて崩さないスタイルというのも、新鮮かもと思います。とはいっても、ちょっとドレッシーなスーツに華やぎを加えるスタイルでも、ぜんぜん結構です。

ひらたく言うと、通常のホテルのレストランなどのコードにちょっとしたパーティーの楽しさを加えた感じです。たとえば、通常のホテルのレストランのドレスコード、『ジャケット着用』ですよね。ジャケットもちょっとトレッシーなタイプがいいです。そしてジーンズは今回はちょっと違うかなと思います。

できれば、ちょっと華やかなネクタイか蝶ネクタイ、そしてできれば、オッド・ベスト(ちょっとアクセントのあるベスト)などあると楽しいパーティーの感じですね。パーティーは、遊びですから、ご飯たべたり飲んだりしやすいのが基本です。タキシードでさえ、そもそも正礼装のモーニングやスワロー・テールコートとちがって、ご飯食べたり、飲んだりするための衣装ですからね。

しかしながら、神楽坂サロンで接客していて、お客様からボウ・タイの結び方を尋ねられましたが、僕自身普段感覚的にできていることが、違う状況(目の前のシャツ見本に結びつける)となると、結構さっとできなかったりして、ちょっと反省しました。膝でやったらすぐできましたが、ふだん感覚でやっているので説明するのが難しいですね。

できれば、これも作りつけ(出来合い)のものではなく、ちゃんと棒状のものから自分でクロスさせて結んでボウタイでやってみることをおススメいたしますね。

今回、英国王室御用足達系の景品のご紹介で来ていただく、ロンドンの最高峰の逸品を扱う、『VULCANIZE LONDON』の関係者の方もそうとうな深い造詣・蘊蓄をお持ちのプロフェッショナルなので、これもとても勉強とワクワクになると思います。お楽しみに。


2009/11/19

ダブルブレステッド・ディナー・ジャケット Double-breasted diner jacket

最近続けざまに2人のお客様がタキシードを発注されたので、ついつい一緒になってタキシードクロス(タキシード用の生地)などを選びまくっているうちに、ミイラ取りがミイラになるがごとく、僕自身が欲しくなってタキシード2着目を発注しました。ピークド・ラペル、ショールカラーときたので、ダブルブレステッド Double-breasted diner jacket ということにしました。パーティーに間に合います。

※ダブルブレステッド・ディナー・ジャケット Double-breasted diner jacket
両前型の準夜会服。ダブルのタキシードのこと。登場は1921年かその翌年、スペインのアルフォンソ13世がフランスのドービルで着たのがそのきっかけと のこと。英国でも当時のファッションリーダーであったウィンザー公の友人であったミュージカル俳優ジャック・ブキャナンがダブル型タキシードの先鞭を付 け、1925年ころから流行りだす。

アメリカでも20年代末あたりからパームビーチで着られだし、30年代に入って、一般化した。ノエ ル・カワード、コール・ポーター、ルシウス・ビービ、アンソニー・ドレクセル・ビードル、アドルフ・マンジューなど、当時は総じて痩せ型のしゃれ者にこと のほか好まれたようである。(※『男の服飾辞典』 婦人画報社)

さて、写真はまたしても何も脈絡ないものですが、最近、出会ってなんとなく感動したものです。↑は、夏のものですが、早朝明治神宮を散歩していて見つけたもの。『徳川邸行幸』とあって、“徳川邸で満開の桜をご覧になる光景1875年”とのこと。

“花ぐわし桜もあれど此のやどの代々のこころを我はとひけり”
と詠まれたとのこと。人物にくらべて、それを圧倒するように取り囲む桜が、ちょっとやりすぎなほど広い面積で描かれている点に、大きく感動しました。“華やか”な無常を見下ろす人物もまた、ゆく川の流れに流されているちっぽけな存在なんでしょうか。


↓『グラント将軍と御対話1879年』 ほんとうの歴史は、良くも悪くも一度読むと決して忘れないくらいドラマティックなんじゃないかと思います。一生懸命、暗記する類のものではないはずじゃないかと思います。ちなみに、このころは、日本人はあんまり洋服を“崩して”着ていないですね。



↓明治神宮はとても空気よくて好きなのですが、非常に不謹慎ながら、あの玉砂利のために、じょじょに歩くことが面倒くさくなっている自分にブルー入ります。なので、原宿駅側から入ってすぐ右に曲がり、アスファルトの道を歩くと、ウォーキングにはいいかもしれないと思いました。玉砂利の両端は、ちょっと砂利が少なく歩きやすいという話もあります。伊勢神宮の時も玉砂利道なのですが、あれが特別感をそそるということでもあるのでしょう。


夏の終わりころですかね、いや10月ごろですか、強風の後に行ったら空がきれいでしたね。空気が澄んでいたので、そのまんなジャック・タチの映画の“トラフィック?”でしたか、グラフィックにできるほど、直線的な風景でした。



おお~、まっすぐな線やな~と叫びながら撮影しました。



↓豊洲にて。マイケルジャクソンの『This is it!』を観に行きました。信頼できる友人2人から、あれは絶対観たほうがよいよ、と言われて即行きました。マイケルの曲で好きなもの順で言うと、1.ビリー・ジーン 2.ヒューマン・ネイチャー 3.イベリアン・ガール です。2もたっぷり聴けたかな。しかし、昔から認識しているマイケルそのままという感じでした。“まず、オリジナルに忠実にやろう!みんなはそれを期待しているからさ!”という部分が納得しました。しっかりと、ココっ!という満足のツボをきっちり押してくれる感があります。ビリー・ジーンの本物を観ていないのは、ちょっと後悔ですね。



お台場は、ひろびろしてて結構気持ち良いです。『ザ・デートスポット』という雰囲気もありますが、気持ち良いです。いっちょう、絵葉書みたいな写真を撮ってみようと、トライしました。コツは、とにかく手ぶれだけを完全になくすこと(笑)とにかくどこかに固定して撮りました(そりゃ、コツちゅうか、だれでもやっとるよ)。

いや~、この写真見てて思い出しました。誰かがみやげで買ってきたもので、実家にニューヨークのツインタワーのこの手の写真がピアノの上にあって、かちゃっかちゃっ、とスイッチをつけると内側から電気がついて、総天然色カラー立体写真、みたいなやつです。昭和なノスタルジック感あります。

カチャッ、カチャッ、


↓ 神楽坂アグネスホテル内のパティスリー“Le Coin Vert”です。ここでじっくり本物を見てチェックして、これ中で食べますから、と注文してホテル内の喫茶ルームで食べられます。(アフタヌーンティーのスイーツ類は本館でつくっています)マカロン、ギモーブ、きれいだしおいしいです。



裏地の色、マカロン風ですね。そして、今回、贅沢にも僕がコレクションしてた大島紬のパーツをカラークロスにしました。



海島綿(シ―・アイランド・コットン)の白。一度着るとこれがスタンダードになってしまうシャツですね。




最近見つけて、ついついニヤニヤしてしまいます。イタリアンに囲まれて、押しまくられつつも、実は内心面白がっているんじゃないかな?のミスター・クラシック。