2010/09/27

英国からの鼻息が消えぬうちに、


先週からエドワードエクリュ製の靴納品が続きました。TsuTsu氏のコーレスポンデント靴は、毘沙門前の石畳の上で一眼レフで撮影したのですが、今日はメディアが手元にないので、↑Tくんのものから。ご紹介。昨今注目のグリーンのスパイスが効いた一品です。中心部はヌバックの白。吟積底仕様。

ロンドンに2週間滞在し、帰国したばかり。いろんな体験談に大笑い。老舗有名靴店にて、英国人スタッフが彼を上から下まで目チェックし、オオオ~ビューティフルスーツ、と褒めてくれて、ツツツーっと目線が下に降りて、足元に到達した瞬間顔を曇らせ、“ オ~マイガ~ ” と叫び、仲間スタッフを呼び、その靴はそのスーツには違うよ、という説得が始まったこと。

ちなみに、その時にスーツは、エドワードエクリュ製の6つ釦2つ掛け迫力あるダブルブレスト(生地は、通好みのMINOVAのSUPER100前後のずっしりした味わい深いシャークスキン)。なにもヘンテコ仕様を一切やらかしていない、ややタイトで、上着丈も今風の短めでない、本物の大人の男の着丈。

ちなみに足元は、素朴で履き古したオールデンだったそうです。そのスーツには、どう考えても英国靴でしょ!というわけです。


そこで、彼が購入した靴↑、その他、ジョンロブでも購入した模様。普通の英国靴好きにとっては、ノーザンプトン詣でをした時点で、ほぼ散財確定、そして買い物終了でしょう。そこで、上の緑 × 白ヌバックで、フレッドアステア的パターンと説明したところ、そりゃ物凄くファンタスティックだ!!と褒められたとのことで、ご機嫌なT君でした。なにしろ、長年の夢が叶い、大笑いの武勇伝もたくさん作り、晴やかな風貌になっていました。


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