2010/07/06

間違ったサイズの認識、


この週末、立て続けに靴の採寸を行いました。神楽坂エドワードエクリュ(きちんとフルネームで言うようにしました)の顧客は、性格サッパリ系の(僕にお任せオーダーを申しつけてくださるじゃっかんの面倒くさがり屋、、、これくらいの洋服との距離感・あんばいが“最高のよか男気質”なんですよ)上質クラシックテイスト好み、そして、根本的にサイズ・エリート(スポーツで鍛えて引き締まっている系、ドロップ7とか8)、の方が多いです。

ただ、そのせいでおもしろい傾向性があります。彼等は、スポーツをけっこうハードにやってきた方が多いのですが、たとえばバスケットの方だと、引き締まってカッコイイ体つきなのですが、足に関して、あと、膝下膝上に関して、非常にユニークな筋肉の付き方をしている人が多いです。なぜかな~と考えていたらわかりました。

球技にしても、サッカーにしても相手を欺く動きを繰り返しトレーニングしてきた結果、イレギュラーな部分に筋肉付いていたりするんですね。本気でやっていた人ほど、普通じゃない個性的な付き方をしています。現在、乗馬やってる背筋200キロの元競輪選手候補、とかおられますしね。ピカピカのパンツ履いてる、インターハイ優勝のテニス選手とか。

ラグビーの方、野球の方、特にそれぞれが特徴的です。みんなけっこう本気でやってきた痕跡がある方が沢山おられます。スポーツ本気系はマインド爽やか、気風が良くて、粋でいいです。というわけで、いろいろやりとりするうちにわかるのですが、御自身で28前後と思って、そういう既製靴を履いていた方が、実は足長サイズ26.0のウィズ4E(ラグビー氏)だったり、27.5の2E(バスケ氏)だったりが連続して発覚した週末でした。


DCブランドの時代には、ショーケンとか、奥田瑛二氏とかこの手のあぶなっかしいけどえらくカッコイイ兄さんたちがいました。細いけどが骨格しっかり系な兄さん方が多かったですね。ビギとかタケオキクチとか店に入る時はかなりキンチョ―しました、なんて話は現在の20代の方々には想像できないでしょうね。不良で猫背なんだけど、背筋は伸びてます。このダンディズム、深いですよ。今のジャニーズのメンズや、売れている俳優達と何が違うんでしょうか?

最近、街を歩いていてたびたび気になることがあります。20歳代女子の歩き方がかなり無理した内股、着地点がめちゃくちゃ体に悪そうな歩き方している方が多い、ということです。きちんとまっすぐ足をおろして、フツーにまっすぐ歩けば、足もまっすぐなるはずなのですが、内また歩きがラブリーと考える傾向なのか、ものすごく無理のある歩き方が多くて、ついつい『ちょっと君!その歩き方ね、ちっとも可愛くない上に、姿勢にも内臓にも物凄く悪いくて、いいこと何もないよ』と言う日もかなり近いです。

ファッションショーのランウェイのモデル立ちが外股から内股に変わったのが、ウェイフモデルの時代の始まり頃だと思うのですが(10年遡ってDCブランドのマヌカン姉さんたちはものすごい外股で闊歩していましたね)、それからさらに物凄い内股に流行りが来ている部分はあります。が、電車の席で、膝小僧をくっつけて、足を思いっきりX型に開いている女子には閉口しますね。開くんなら開け、閉じるんなら閉じろ、みたいなね。

まあ、冗談もそこそこに、きちんと綺麗にフィットさせて靴も履きたいものですね、ということでした。それから、本日からエドワードエクリュは、AMEX、VISA、MASTER、JCB、セゾン、UCほとんどのカードが使えるようになりました。ちょっとずつ、便利になっていますよ。↓こちらはミスター・ハンドボールのジャケット&ヴェスト。仕立ては英国テイスト、チーフはフランス、チフォネリ。アスコットはシルクリネン

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