2013/03/23

ドイツの都市部からカントリーへ



帰国から2週間。時が経つのは早いです。記憶が遠ざからないうちにちょっとづつ記録します。ヨーロッパのカントリー風景は、空気の透明感がちがいます。クリーンな空気、落ち着いた街並みと人々。30年ぶりの渡独ながら、あらためてドイツらしさを感じました。


2日目はフランクフルトを出て、ドイツ南部の田舎へ向かいます。目的の厩舎(きゅうしゃ:馬小屋)をまわり、そのまま馬に試し乗りするため、スタインバイOKのスタイルで、チェックアウトから乗馬服姿のバロン氏でした。乗馬服の姿からスーツ姿が生まれたように、それほど違和感ないですね。ホテルの車寄せに馬車が停まっていればなおさらでしょうが。。



到着の朝は、近所を散歩して欧州中央銀行、ドイツ中央銀行、ストューデル美術館、ロスチャイルド記念館などを廻り、通りがかりのレストランでウィーナー・シュニッツェル(単純なとんかつ風)とポテトをつまみにドイツビールや発泡リンゴ酒をゴクゴク流し込みました。

野菜不足に備え、デパートの地下でいくつか購入。果物は用意していたタッパーに入れ、保存用に準備。ホテルの印象は、ロンドンやパリとは違い、クラシックホテルとはいえ、比較的内装もあたらしく清潔で、古臭くて使い物にならなくなったものはそれほどこだわらずに、実用的価値観で捨てているのでは?という印象がありました。


葡萄とトマト、レタスを野菜・果物美味しさ比較のベンチマークにしていました。全部、野菜のパワーがしっかり存在して、効く感じが強くて、軽い風邪ならすぐ治りそうな力がありました。


乗って感じて、触れ合いつつ感じて、持ち主の情報、血筋、大会での成績などあらゆる面から冷静に馬を見ていく関係者。


バロン氏が試し乗りしながら、馬のあらゆる動きを見て、ポテンシャルと同時に気性なども観察します。現地で合流した乗馬クラブの学校長氏、ご子息、さりげなく真剣に、あらゆる切り口から馬の調子を見ている様子でした。


休息室には世界各国の大会で獲得したトロフィーが。。この日から田舎くらしの日々がスタートしました。

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