2013/03/02
Alte Meister 古典、いまだ現役なり。。。
お互い散歩好きで、Städel Museum シュテーデル美術館へバロン氏と行ってきました。もやは説明不要の古典がざっくりと、無造作に展示されており、それを至近距離から鑑賞することができて、これにはちょっとしたカルチャーショックでした。溢れんばかりの名作の嵐、それを日常の目線で愉しむ人々。
中世ドイツ、フランドル派、フェルメール、ルーベンス、レンブラント、モネ、ドガ、、、、怒涛のような色彩の豪華洪水。ちなみに、研究熱心な鑑賞者のための配慮で写真は許可されております。画学生たちがカメラ持参で撮影しております。。。
銀行家であったシュテーデル氏によって設立されたマイン河沿いの美術館です。このような施設、社会資本が日常に存在する、、、なんという贅沢。古典がイキイキと現役で迫ってきます。すばらしいですね。
日本とは違って、フェルメールの前に行列ができているわけでもなく、ひとっこひとりもいませんでしたので、じっくり佇んで鑑賞できました。ラピスラズリの青、フェルメール・ブルーですね。
たびたび立ち止まり眺め、本気で満足いくまで鑑賞していると、どれくらい時間がかかってしまうかわからない状況。もう一度、行きたいと思いました。ドイツの学生が授業で来ているようで、これもまたうらやましい限り。ロンドンのV&A博物館でも同じように感じたことを思い出しました。
無造作に、一気に展示されているものも、御馳走いっぱいで、お腹一杯。。
バロン氏と二人してホテルの帰り道、タクシーでデパートのカウフホーフの地下食料品売り場へ行き、野菜・フルーツ一式のおいしそうなものを買って、サラダにして食べようということに。日本食的ホームシック対策として、僕はインスタント味噌汁と、和風ドレッシングを持参しています。
これに合わせて夕食にする予定です。ヨーロッパの普通の野菜のおいしさは格別です。最近興味ある、ローフード(Raw food)の愉しみも、素材がイカしていることが大事ですね。ここでも色の御馳走でした。
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