2013/09/11

足元を磨く

 
 


手元の歳月記によると、時期的には今を “ 白露(はくろ) ” と呼ぶらしいですね。草に降りた露が白く光って見えるころ、とあります。まあ、さすがにそこまでは秋ではありませんが。

ようやく残暑が引けていき、本格的に秋が訪れてくるとのこと。 永遠に続くようにすら感じられた息苦しい密室亜熱帯にも終わりがあるのだ、とホッとしつつ小さな悟りの感さえ持ちます。

さて秋冬物の準備をと勢い込む前に、ちょっと一服入れたいところです。

香ばしい秋冬の落ち葉を踏みしめる、、そんな足元のメンテナンスはいかがでしょう。エドワードでは、上の写真のセットをミニマム一式と考えています。

ほったらかさず、甘やかさず。必要最低限はこれだけで十分。右から、1 銀イオンの殺菌・消臭スプレー 2 馬毛ブラシ 3 シュークリーム 4 クリームを塗るブラシ 5 塗ったクリームを全体に広げる布 6 手袋型で毎日磨くための布。

先日某国の参事官との夜の一席にて、日本が世界に誇れる一番は“ 倫理観 ” ではなかろうか、とありました。多くを考える良い機会になりました。

スイスやシンガポールのようなコンパクトでパワフルなクオリティ国家の強さがあって、古都としての静けさと素朴さを両立できれば、と(敢えて楽観的に)思います。さらにローカルとしての贅沢さに徹すれば、独自の魅力づくりができる、と感じます。

2020年東京オリンピック。大金を払って希望という贅沢な買い物をしたのかもしれません。安心して深呼吸できる日本にするために、まな板の鯉となる覚悟で敢えて自らを世界のさらし者にして、各国からの容赦ない外科手術によって“ 新しいKAIZEN ” を果たしたいものです。

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