2010/02/19

クラシックの持つスパイス力、


ジャカート織りの場合でもそうですが、プリント柄は、それぞれの色のコントラストに親和性がなくてけんかしている場合、目にひっかかって、違和感を持ってしまいます。新品でも深みのあるジャカートは美しいですが、プリントもので新品の場合、よっぽどの奇跡的に自然な色彩のコントラストがないと、その部分だけが、まるで古典名画の中に、いきなりアクリル絵の具のデザインを持ってきたような突拍子もない風景になってしまいます。その点、ヴィンテージのアイテムは意匠が経年変化でかすれていたり、微妙に退色していて自然に目になじみやすいです。



ツイードにフラノを合わせて、、、  クラシックやトラッドをそのまま、まともにやりすぎると、非常に大人しくおりこうさんに見えすぎてしまいます。しかしそれは自分としては、なんだか本意ではない、な~んだかズレてると感じる場合もあります。なにかこう、ぴったりくるパワーのある、インパクトのあるアイテムはないのかな~?と。むしろクラシックなデザインの持つ、慇懃無礼ともいえるような、強烈なエグみのあるアイテム、シャレッ気とともに愉しんでみよう、というところです。 そういえば、例の日本代表のスノーボーダーの彼、逆境の中で圧倒的な結果を鮮やかにキメる、という結末に期待したんですが、、、充分タメが効いていただけにかなり惜しかった。Classic doesn't rule me, I rule the classic. 枠にハマることも(大人の)遊びの一種ですからね。


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