200名のエドワードエクリュの顧客の中で唯一の例外に位置するitu ことJetこと Jeっ子。本日、あるミッションがあり、シャンゼリゼ通りのL.V本店へ。シャンパンをいただきながら、優雅な時間を過ごしました。ハズス、ヒネル、あそぶ、そんな甘いスタイル・アレンジをするくらいなら、いっそitu'氏のように大気圏外、銀河系外のスタイルにまで振り切ってほしいと思います。
ほぼ、サイズが同じなので、Edwardのスーツにペイントをほどこした、ituのスーツを着用しました。自分で作っておきながら実際着用するのは初めて、それもヨーロッパで着用するとは思ってもみませんでした。あらゆることを実験しているのですが、なかなかインパクトのある体験でした。
マレ地区にある、プラス・デ・ヴォージュ(ヴォージュ広場)そばの、隠れ家ホテルは世界中のラグジュアリーホテルを経験しているitu'が一番、というくらいシックで居心地最高のホテルでした。 8月、9月ウァーカホリック気味だった自分自身へもちょつと立ち止まって仕事、人生、自分の時間を振り返る良い機会になりました。
上写真は、ホテルすぐそばのギャラリー前。ホーランド・シェリーの淡いラベンダー生地で製作したショールカラーの1つボタンジャケットにコットンのフレアスカート、内側はブレイシーズを装着しています。靴は白のツインバックルにイトゥーペイントをほどこしたもの。圧倒的すぎて、暴力的なほど強烈な視線を集めます。
研究開発に余念のないitu' はホテルのベランダでさっそくパリの画材屋で購入した超高級アクリル絵の具の色出し実験をしました。日本からジップロックに入れて持ってきた洗い立ての筆をベランダで乾かしています。結局、価格に比例して色の粒子の細やかさが、色の美しさに比例することがわかりました。
ホテルすぐ近所のカフェで朝ごはんに食べたエスカルゴ・レザン。徹底的に甘く卵たっぷり、砂糖たっぷり、ふんわりしっとりやわらかく、そっちの方向に振り切って作っています。美味しいです。たしかに一個のパンの中で健康バランスを取る必要はないように感じます。
ホテルの中庭はとても美しく、寛げる場所になっています。
Junさんのお友達であるMiura氏に教えていただいた隠れ家的ホーズ屋(ニーハイソックス)にて。英・伊・仏の老舗ホーズが売られています。おいしいエスプレッソを出してくれました。昨日2度目に行って、アメリカからとても素敵なご夫婦が来られていました。旦那様はミュージシャン兼ライターのピーター氏、奥様はオートクチュールのウェディングのデザイナー。
ホーズ屋の二人は世界のメンズのテーラーにも詳しく、すごい勢いで本物のラグジュアリーなアイテムばかり狙い撃ちでショッピングするitu'と仲良くなった模様。写真を撮ってほしいという展開で、上のご夫婦を撮影した流れでパチリ、でした。
シャンゼリゼ通りのJ.M Weston のビスポークのコーナー。エドワードでも人気のコレスポンデントが一番目立つところに展示されていました。ここでは、ビスポークできるクロコのヌバックの色の展開が強烈に魅力的でした。靴の素材自体の幅を広げようと、思いました。。実り多い2日目でした。
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