2012/10/24
軍人たち
たびたび御贔屓いただいている武官、いわゆる将校(officer)クラスのジェントルマンたち、一杯くみかわす愉しい時間はあっても、実務(軍務)の姿を見る機会はありません。
先日14日早朝から行われた観艦式に招待され行ってまいりました。Jet氏と前日から泊りがけでした。哨戒機が海上すれすれを低空飛行し、対潜ミサイル弾を両手に持ってみたりと、たいへん貴重な経験でした。
誰にとっても“有事”というものは、あって欲しくないものなのですが、リアルな平和は、かろうじて保たれている均衡の上に存在しているようです。
僕は2000年前後から、新聞もテレビもあまり観なくなりましたが、もろもろの情報の鮮度は直接一次情報から得る、という姿勢が大事だと今回も感じました。
相模湾のど真ん中まで3時間ほど。。。アルスターコートに、耳栓、ノイズ・キャンセラーのヘッドフォンとなかなかの重装備。Jet氏も少々ルパン風のスタイルでしたが、アルスター・コートでがっちりと甲板の強風をガードしていました
しかしながら、甲板でしばらく寒風に吹かれていたので、実のところ2、3日は耳・肩・首の調子がもどりませんでした。こればっかりは、毎日乗艦しないと鍛えようがないですし、慣れていないです。超低空で飛行する哨戒機。
後半は米国の原潜がス~っと浮上してきたりと、ヘビー級の体験をさせていただきました。平和は一日にしてならず(さまざまな役割を遂行する多くの人々、たいへんな苦労の上に成り立っている)を肌で感じた一日でした。関係各位の方々に感謝いたします。
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