2011/06/07

英仏弾丸記Ⅱその1


旅行前も、時間がなくてパリについての本も一切読まずでした。結局、羽田発パリ行のJAL国際線機内でCAの方から詳しくレクチャーしていただき、右岸・左岸、そしてパリを6つくらいの地区に分けて、おおざっぱに各地区の特徴を教えていただきました。それが僕が知っている、パリの全ての知識になりました。


さらにスグレモノのパリの地図をいただき感謝しております。この冊子に載っているブランド、そして地図が結構役に立ってくれました。やはり彼女らはみなお洒落感度が高いのでこちらが知りたがっていることの話が早く伝わります。絶版になっている冊子ですがセレクトがピリッとしています。表紙に貼っているスワロフスキーのハートもかわいいです☆

結局、ショッピングがパリでは土曜日だけということがわかり(日曜日は徹底的に店は休み)、ロンドンからの出発を3時間ほど早め、事前に購入していた午前中遅めのユーロスターのチケットを捨て午前中早めの9時22分ロンドン(セント・パンクラス駅)発に乗りました。



シャルルドゴール空港からタクシーでまずはホテルへ移動。パリではコンコルド広場そばのHotel de Crillon に二泊しました。ここは、日本にいるフランス通人脈での大物友人4人からの意見で『クラシックで最高、ならココだよ』と一致した意見でした。みんななぜか僕の好みをよく知っていて“絶対”エドは気に入るよ、という言い方をします(困ったことに、当たっています)

荷物を置き、定番エルメスやシャネルなどのグローバルブランドもまわります。やはり、超メジャーなグローバルブランドは最近では価格やら商品の管理が行き届いているので、日本の品揃えと変わらないかもしれません。その中でもいくつか素敵なアイテム発見でCさん購入。レペット、シャルベもまわりました。シャルベでぼくはボウタイを大人買い。



カンボン通りのシャネル本店の手前、一緒にまわった二人が後ろから、僕が単独で15メートルくらい前を歩いていました。真後ろに人の気配がしてちらっと横のシャネルのショーウィンドウを見たら、僕の背後で2人の男女がピタッとくっついている感じに見えました。

怒りが瞬間沸点に達したのは記憶していますが、もみ合いになり、僕の財布が完全に相手の手に渡っていたので、相手の手首を払って、財布をはたき落としました。地面に落ちた財布を僕が拾い上げたところ、二人(30代くらいの普通の雰囲気の男女)のスリが、目を見開いた恐怖の表情から、くるっと一転して(プロの演技でしょう)いかがされました?という表情を作ったまま、逃げ去りました。

『いい経験をしたから、30ユーロくらいチップで渡せばよかった 』などという余裕はありませんでしたが、ありがたいことをに被害は無しでした。イイ経験ができました。後ろで見ていてM氏ご夫妻もいきなり大暴れが始まって、びっくりしましたよ、と驚いていた模様でした。


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