
本当は、着なれないアイテムもどうぞ、とワインやシャンパンみたいに気軽に数日試せる仕組みがあればいいですね、なにか考えときます。
さて、昨年末自宅の2部屋分のカーテンを新調しました。ちょっとした贅沢でしたが、眩しい日差しが理想的なやわらかい光になって、室内がイイ雰囲気になりました。買うときは、どんな感じかわからないので、ちょっと賭けですが。(スーツのお客様もけっきょく、生地選びはそんな感じなんでしょうね)
リビング(お茶飲み、仕事してます)のカウチ横は淡い光沢のあるピンクで、和室(ここで採寸・納品やります)は、同じ淡い光沢あるブルーにしました。そもそも生地は、何の用途のものであろうと、見飽きる・触り飽きることがないです。
下は、自宅に置いてあるシャツ生地など。ほとんど自分用に買っているものですが、シャツ生地に関しては、ベイシックなもの以外は、最近感動できるようなものと出会わないので、来月のロンドン・セヴィルロー詣で(2月7日→2月15日)にて、買って来ます。
お得意様にも、ささやかなサプライズながらレアな生地を買ってきます。感謝の気持に加えて、その人の魅力を(本人は少々、躊躇したりしがちなものを、、、)ポンっとひっぱり出したい、という勝手な欲望の昇華にもなります(笑)。職業病で、自分用の買い物時も、はっと気づくといつも妄想族でお客様を勝手にコーディネートしています。
たとえば、ご本人は絶対に選ばないようなアイテムなんかもありますが、それはある意味、何かのタッチストーン(試金石のようなもの)でもあり、不思議なめぐりあわせだったり、運命だったりするかもしれません。そんなアイテムは、プレゼントされることで、想定外の気づきがあると思います。
そして何よりも、時には、自分で買ったものではなく、誰かから、純粋に感謝の気持ちから誂えられて・贈られたものを着てみたりもする。これは、金額のいかんにかかわらず、最高レベルの贅沢だと思います。
誰でもがお金さえあれば手に入れられるスーパー・ブランドや老舗のアイテムよりも、それは数倍贅沢なモノであり、ストーリーといえるかもしれません。そんなノリと閃きでスコーンそしてパッと作ったアイテムには【 EDWARD supreme 】というちょっと特殊なロゴを今後入れときます。
