2010/06/19
Suit Style @TV
ちょっと驚きました。今朝、NHKに出ていたキャスターの方のスーツ・スタイル。2009年~2010年の東京新宿歌舞伎町界隈を歩いている20代~30代サラリーマンの典型的スタイルとして貴重な資料になるとは思います。決してコメディアンの方ではないですよ。落ち着いた良い声をしておられるので、余計気になりました。ヘアスタイルは少し前のポルノグラフィティーという邦楽ミュージシャン風で、エアリーヘア。ただでさえ、頭の大きい(アングロサクソン系と逆で、頭がい骨の鉢が横に広がって、縦に平ぺったい)日本人がエアリーヘアにする理由を、近々近所の美容室の方に訊いてみたいです。
先日、表参道のソフトバンク前にて見つけたフォト。もちろんガタイが全然違うのですが、さらに、髪の量の多寡にかかわらず、バーバーヘアの基本である、『ちょっとでも頭を小さく見せる』スタイル、抜群なフィット感のスーツ(フルハンドメイドだろうと、マシンメイドだろうと、元の体のシルエットがやはり一番大事)。そして袖のシャツの出方(おそらく2センチ弱、※このくらいだと一般的な日本人の方々、および80年代のソフトスーツ世代は、袖短いと認識します、日本の場合は電車のつり革あるので仕方ない部分ありますが、、)。
注目なのは、太めのネクタイのノット、どっしりしたVゾーンは、まさに英国ケント公爵のスタイルの。元グッチのデザイナ-、元(現?も)メンズ・モード界のキング、トム・フォード氏の作り出す最近のスタイルも、ケント公からのインスピレーションのように思います。いずれにしろ、差をつけられていますね。クラシックなスタイルは退屈と考える方も多いのかもしれませんが、格好ごときで損を重ねるのも、もったいない話ですね。キッズは常に新しいグッズを欲しがり、Gentsは淡々と自身の哲学を纏います。
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