2010/06/28

健康あってのことですね、


数日前の朝のテレビより。健康的なシルエットの二人のカップル。青年紳士は絞り込まれたウエストライン。それを強調するような背丈(ジャケットにおけるウエスト絞り込まれた縦の位置)あたりまである、広いVゾーン。おそらくドロップ寸法【 8≧(バスト-ウエスト)÷2 】以上ではと思われる逆三角形。



元・優秀なフィットネスのトレーナー氏とのことでした。



健康第一、現実→理想 を実現させる仕事ですから、有数の福祉国家であるスウェーデンとしてぴったり、象徴的な存在にふさわしい、と王女が選ばれたのでしょう。その道の優秀なプロフェッショナルとして、国自体を健康第一にする方向性ですね。


話変わって、来る参議院選挙の投票入場券が届きました。鳩山民主党と管民主党は全然別ものですから、ゼロから考えないといけません。きょうび、政治と国事行為はちがうものでしょうが、政治に関しては、シンプルな哲学・信念をもって、既得権益からのあらゆる圧力におしつぶされても最期まで闘い続けるという、『役割』を果たせる人物(≒紳士)が何人か連続して存在した時、状況を変えることができるのでしょうね。





昨今、シャツはレギュラーカラーが多いですね。こちらの皇太后は、すでに美しい女性として有名ですね。スーツの着こなしも理想的な完璧なシルエットのものが多くて、たびたび学ばせていただいております。



モナコの方々は、世界の皇族関係者の中でも、独特におしゃれ度が高いですね(僭越ながら)。ドレス度が高いのですが、お二人色気がある着こなしですね。アルベール公のタキシードは、『ミッドナイトブルー』ではないかという感じがしましたが、はっきりは断定できません。ハーディー・エイミス卿は、ミッドナイト・ブルーを奨めていて、その理由として、もちろん夜は、黒より光の反射でミッドナイトブルーのほうが黒く見える、ということと、何回か着用してすこし古くなっても色落ちの感じが黒よりも黒く見える、とも言っていました。同系色のウェスト・コートに注目でした。ちょっと名探偵ポアロのようにもみえます。



日本の大使館の方が、先日のサッカー日本戦で5-0でオランダ勝利、といわれていたのを早朝のテレビで観て、一気に、にわかサッカーファンボタンが押されました。5-0は、いくらなんでもいいすぎやろ?日本人の国民性理解してないな~と正直思いました(笑)せめて、確かに強いと思っていても1、2点差で予想言うもんやろ?と思いましたが、しかしこれも日本人独特の謙譲の心というやつかもしれませんから、気をつけないといけませんね。



日本からは、単身でこられていたようです。やはりご健康であられるのが、なによりですね。恋愛感情で動くのか、役割の意識で考えるかは、パートナーの選び方も、立ち場、立ち場で百人百様なのでしょうね。

国の象徴として、世界の国事行為にご参加される、というお仕事は、外野から拝見している限り、キャリア・ウーマン系の有能な秘書タイプで、仕事が本気で出来るタイプ(※この場合の“本気”を厳密に言うと以下で表現されます ambition 野心 ≦ 本気 < mission役割  )の方には、むしろ苦痛なのではないかと思われます。

1.国の儀式の、エレガントで表面的振舞いに歴史的価値を見出せて(≒貴族的な古き良き意味での偽善的な振舞いを理解・達観できて)、面白がって味わえるような歴史風習(萌えな)学者レベルの知性や感性、美意識を持っているか

2.中途半端な後世への実績の野心は一切持たず、割り切ってシンプルに役割を演じ切れる女優・俳優タイプ、

のいずれかの気質が必要とされるのでは、と庶民の立場から、勝手に想像を働かせております。その意味で、“逆の玉を選び方”において、スウェーデン女王は上で言うところの、“2.狙い” の聡明な女性ではないかと想像します。 

どんな役割かを考える能力よりも、(長い歴史の知恵によってデザインされた)目の前の役割を徹底的に演じ切る気迫・覚悟が大事な、やんごとなき方々。



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