2010/06/21
夏のやわらかいジャケット、
どちらかというと、英国背広は乗馬由来だったり軍服由来だったりするので、自身のクラスの表明をしたりディグニティ(≒威厳)を感じさせるシルエットといえます。一方イタリアはもともと貴族が自分が着心地良いものを贅沢のために、という発想なので、柔らかく着やすい、ものを作り始めたという由来があります。
↑今回は、やわらかく、淡い色調で、ウール56%、麻24%、絹20%という三者混率のイタリアのカチョッポリ生地を使用して、ナポリ的なジャケットをお仕立ていたしました。イタリアクラシコの老舗B社の梱包・発送方法まで踏襲して(このあたりが日本人的研究熱心さ)、段ボール方式にて納品。やわらかく、淡くエレガントな佇まい。ちょっと引っ掛けて、真夏の夜の街に繰り出しましょう。
蔦がぐんぐん伸びてきます。てんとう虫も寄ってきますよ。神楽坂E。は岡の上の立地なので、湿気はありません。しかしながら夏あつくて冬寒いです。日当たりは良くて植物の生命力はみなぎっています。ヒッチコック映画のようなちょっとした不気味さも感じます。しかし、草が囲むとたしか温度がさがるらしいですからね。単純に、陽の光にきらきらして、綺麗ですよ。影干し中の靴、モーブレーのシュークリームで香ばしい色をつくっています。
昨夜は、ネット経由で得々コースのようなやつで、神楽坂アグネスホテルに泊りました。静かな隠れ家でいいです。朝ごはん、ちょっとスコットランドのフルスコティッシュブレックファストを思い出します。7時に入って来て、7時7分に朝ごはん済ませて出て行ったフランス人がいました。ぼくは1時間はゆっくり朝ごはん食べました。オムレツを好みに合わせてカスタムしてくれます。
今週も、エドワードボーイズと朝7時から数回はレッスンがてら朝をここで食べます。父は大学で超まじめに哲学を教えていましたが、僕がもし学校の先生だったら、綺麗な森の小道を逍遥しながらとか、きれいな砂浜をゆっくり歩きながらとか、街の純喫茶でナポリタンを食べながら、、、授業したいもんですね。
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