2015/08/21

Dress , Sir ! by Dresssir Kunieda





8月8日、大安そして立秋。この日を境にして暦通りの涼しさになりました。特に変わらずビジネスシーンにおいては3ピーススタイルです。クーラーが効いている室内の冷気を、ジャケット・ウエストコートの層に滞留させて外を歩くと変わらずして快適です。我々から見ると、帽子も被らず、肌を露出させて薄着で歩いているほうが辛く見えてしまいます。。。 と、ひとまずAnti CoolBiz Modern Gentleman 前振りから。

今年は白系のスーツ、ムッシュ・ブラン・スタイルを相当に出現させることができました。皆さま、大胆に、優雅に、愉しく装っておられますでしょうか?ぜひ街のグランド・デザインに一役買っていただきたい。クールな車に乗っていたり、大胆にドレスアップしている殿方においては時々コワい顔になっていることがおおいのですが、(※交差点で停止しているスーパーカーの運転席の紳士はなぜあんなにコワい顔になっているのだろう?ただ、照れて緊張しておられるのでしょう。。)

一旦身に着けたら、ふんわり・ぼんやり・たのしげにしているほうが、まわりも自分も心地よいですね。。。さいきん、個人ショーファーのドレスアップ&スタイル・コーチングという刺激的な企画・製作に取り組んでいます。今後、エドワード・ワールドでの重要な登場人物になるであろうショーファーのコードネームは“ タック氏 ”。タック氏のオーナーは大いなる世界観を胸に世界に挑むModern GentlemanのJ氏。

昨日、タック氏のために海外発注していた、黒ベースでブレードが美しいグリーク・フィッシャーマン・ハットが届きました。装いにワーク・テイストを加える場合、遠いヨーロッパの素朴な世界観だと、エドワードが理想と考える装いのニュアンスを表現できます。わかりやすすぎるアメリカテイストに代表されるワークのスパイスは、世の中に溢れすぎていて、決してスパイスに見えず、業界テイストにしか見えてきません。

タック氏に関しては動画でビフォア・アフターをアップさせる予定です。画像は國枝君。下は神楽坂の喫茶店。最近の喫茶店事情を鑑みるに、喫煙可能な喫茶店は、素敵な喫茶店も多いように感じます。やはり少数派の立場に寄り沿いたくなる心性のせいかもしれませんが。。内科医だった祖父もヘビー・スモーカーながら89歳まで生きました。

スポーツ好きの國枝君。日本中の銭湯巡礼、そして最近では野球にハマっているようで、つねに体を動かしている模様。この、物にそれほど鼻ズラがくっつきすぎていない洋服との距離感に彼のセンスを感じます。淡々と、自由にDRESSSIR®としてエレガントな街の遊撃手であっていただきたいです。お酒もたばこもほどほどにしつつ、、、。