2010/07/13

政治について



毎日一個、と決めていたんですが、昨夜は疲れて爆睡し、サボってしまいました。一杯やりつつ、狂おしい蒸し暑い夏の夜に捧げるべく、二日分の濃い日記にしようと思います。長く、たいそう偉そうな私見です。われわれ服飾業界においては、先輩からタブーといわれているテーマですね。とはいえ、ファッションやスタイルを体現すると同時に、2010年的には、独立した感受性と思考も必要と思います。

政治に関しては、2005年ころから、個人的に、まず新聞を買って読まなくなり、テレビも不気味なくらい情報が偏っているように感じ、一部の報道ニュース、ネットの特定のニュース以外は、読まなくなりました。

実際のところ、リアルの姿は見えにくいというのがあります。シンプルですが、実際に政治家の人と、一時でも、付き合うのが最低限のことがわかっていいと思っています。

2009年1月、最寄り駅の街頭に立っていた民主党のS氏に、たまたまのできごとを通して知人になったことがあります。自分の衝動にブレーキが効かず行動したのですが、『おはようございます』と、近づいて以下のことを言って、街頭の氏にアプローチ(≒挑み)しました、

自民党も民主党も子供の喧嘩と一緒で、たとえば、学校で『ほれ、きみたち、仲良くなるまで廊下に立ってなさい!』と先生からおこられるべき状況ですね。違いを指摘し合うのは子供でもできるから、統合する点を見つけるべきでじゃないですか。それから民主党の人々は、マスコミに対してあまりにもナイーブ過ぎるんじゃないですか?

その時にS氏は、一瞬睨みつけるような、挑み返してくるような強烈なエネルギーを発しました。まことに勝手ながら、その時、おおっ、この人はキチンとこちらのエネルギーを受けとめているぞ!と感じました。街頭に立つ、というのはどういうことか、それはビラを配ることが目的じゃなく、ビラは手段であって、本来はソクラテスのように街の人と対話することじゃないか?と思っています。

おたがい、んじゃ名を名乗ろう、ということになって、僕は名刺を渡し、ではもう一度じっくりと、やりとりをしましょうよ、ということになり。それから数日と日を空けず、朝7時、日本橋のマンダリンホテルのケシキにて、結果的に4時間近くやりとりさせていただいたことがあります。政権交代前だったわけですが、生い立ちから苦労話しなどもしてくれました。

一次情報は一番グルメです。新聞もテレビも3次情報(1. 政界人 ⇒ 2. 記者 ⇒ 3. 記事 ) 1 ⇒ 2 は認識力の問題で、2 ⇒ 3 で確信犯的な優先順位の判断・アレンジが入ります。直接旬な情報を聞くのが一番シンプルで、かつ、こちらからの意見を言う 『 言い甲斐 』 もあります。どんだけ、的がはずれているか?あるいは、ずばり当っているかがわかります。

政界の方はみながS氏のように気合い入っているわけではなく、朝7時、遅れてへろへろになって来られたかたもおられます(笑) 朝という時間は、いろんなことがホントよくわかるんですよ、情報にしてもその人についても。相手から訊き出す対話に関しては、こちらは毎日毎日、定点観測しているビスポーク業ですからね鍛えてますよ。ディフェンシブな政治家といえ、意外とあなどれませんよ。

新聞読む時間とコストを全部使って、最高の(退屈しない)朝の時間を、こちらが全部支払って(それマナーですね)惜しくないですよね。徹底的に、疑問を訊くことに充てるのも、ちょっとばかし過激に聞こえるかもしれませんが、最高に旬な情報を得られますし、そこでのリアルな仲間意識も目ばえます。

今回は勉強会という形でしたが、選挙前に、現役の財務大臣が出席される朝会に参加する機会をいただきました。結果的に、どんなへんてこりんな考え方に到達しようが、自分独自の、既製のものでない、一次情報を素にした感じ方、考え方が大事だ、と思います。今回の機会は、友人から誘われて、たまたまだったのですが、参加していた民主党の参議院議員候補T氏に自身の考えを投げかけました。

マスコミや自民党からの、“ 説明責任を果たせ、説明不足だ ”という声に対して、明らかに説明責任は果たしている御政党は、めいわく対策を何か講じないのですか?たとえば、僕なら、右手に、A4サイズ1枚の紙を用意して、それに大きな文字で、いままで説明を果したことを箇条書きで1~5くらいまで大きな文字で明記して、必ずその紙と一緒にTVに映るようにするが、どうでしょうか?さらに左手にやはりA4の束を持ち、そこには1~5について詳細に書いてあり、TVに写されながら記者や野党の一人一人に丁寧に配り、配った先の記者や野党政治家の名前を控え、きちんとこれを読んで覚えてきなさい、でないと、知らないふりをしようとするあなたの責任を問うよ、と言いたいですが、どうでしょうか?説明が足りない、ということは、根拠がなくても、いくらでも言えることだと思いますし、根拠なく説明責任を果たせと言われることは、懲り懲りでないですか?

日頃、言いたかったアイディアを言い、訊きたかったことを訊いてみました。しかしT氏はう~ん、としばし考えて、そうですね、シナリオのようなものが決まっていますからね、という若干ぼんやりした応えでした。人には熱くなるホット・ポイントがそれぞれありますが、やはり選挙数日前ということもあって、T氏にとっては、自分自身のプレゼンテーションは好感度高く、熱かったのですが、実際起こっている問題の意識よりもまずはそちらが、優先順位上位なのだな、という感じは持ちました。

すでに、選挙の結果は出ていますね。タレント議員の登場など、びっくりする結果も出ています。ええっ?これが日本の一般的な感覚と考え方なのか~。。。個人的には、ホントのホントにこの結果そうなの?と愕然とする結果でもありました。しかし、いったん結果が出たら、イイ・ワルイ、そんなこと言ってるヒマないわけですから、現実をさらにしっかりと認識して、現実シフトに調整し直して、たくましく、あざやかに、ドラマティックに、ど~んとサバイバルしていきたいもんです。

 P.S.
本日は神楽坂エドワードエクリュ、取材にお越しいただきました。まことに、ありがとうございます。僭越ながら、少~しずつですが知名度上がって来た感がありますが、まだまだ看板も出していないですし、これだけプライベートな世界をよくぞ発見していただきました、という感謝の気持ちでおります。きっとエドワードエクリュは、“ 日本発のラルフ・ローレン ”と呼ばれるブランドとして世界に躍り出ます。先見の明、青田買いしてくださっている顧客の皆様も、まことにありがとうございます。2010年秋に出される、『男の自分磨き 流儀ガイド(仮) 30代からの gentlemen's self-enrichment (ギャップ・ジャパン出版) 』に掲載予定です。

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