2010/05/02

“HANAMACHI” Gent'sStyle at Kagurazaka


さすがに、一緒に遊んだ芸者さんがしていた“帯揚げ”を、朝帰りでアスコットがわりにあしらう、というほどの粋な男ではありませんので、ぼくは神楽坂の途中にある着物屋にて、これを購入いたしました、、、

アクセサリーとしてカジュアルで遊ぶのはアリじゃないかな、と勝手に解釈しています。カジュアル・スタイルは、日本においては、くだけた格好、あるいは“キッズ、子供のように装う”という意味で一般的には解釈されているように思います。

しかしカジュアルという言葉は、もともと“偶然”とか“たまたま”、というニュアンスがあって、ちょっと気分だったので、なんとなく、気まぐれでこうやったてみたんだ、というところなんじゃないかな、と思います。

なので、お父さんたちが、子供たちのファッションを無理して真似する方向ではなくて、世代ごとの自分らしいアイテムで、大人っぽい気まぐれを愉しんで頂きたいです。

ちなみに、普通にメンズクロージングショップに行くと、たいがいスカーフやストールは2万円前後します。あえて、春巻き使用、春夏に巻く薄手のものには、ましてやカジュアル巻きには、“絽”の帯揚げは、ちょうどお手頃のアイテムでお薦めです。それになんとなく神楽坂らしいんのじゃないでしょうか。これがもちろんシルク100%の“絽(ドビー柄でシャドウ・ストライプといったところですか)”で、5000円くらいでしたよ。

スカーフの素材である“絽(ろ)”は、薄く透き通った絹織物の一種。江戸時代に夏の衣料に用いる生地として発展した織物で、紗の変形に当たる、とのこと。 通気性が高いので、夏物の着物、帯、袋物などに使われる、、、、、

“帯揚げ(おびあげ)”は、帯枕を包むもの。帯から少し見えるため、着物や帯とのコーディネイトをすることが多い。帯揚げの歴史は江戸時代末期である。深川芸者が「太鼓結び」を発案したとき、帯の形を整えるために帯枕も発案されたが、この帯枕を隠し、かつ重くなった帯を支えるために発明されたのが帯揚げではないかと考えられている、、、、、とウィキにあります。


昨夜は、日頃たいへんお世話になっているM氏御夫妻より、お誘いあり、夫婦で都内のGuest House Wakiyaに行ってまいりました。最初、勘違いして赤坂店の一笑美茶楼という系列店に間違って到着し、あせってタクシーでゲストハウスワキヤへ向かい、約束の時間に約10分遅れて到着。僕自身の半端ない天然ボケを鑑み、より一層気をつけないといけません。

非常に印象的だったのが、玄関入ってすぐに林檎の香りがせまってきたこと、、、うっとりしました。おもてなし側の繊細な気配りや工夫は、何にも増して気づきや学びになります。季節感や旬を、サービスされる側からじっくり感じ取ることも大事なんだな~と教えられます。

昨年2009年5月の神楽坂店オープンの際、エドワードが2001年創業という点、そして個性ある2人のコラボレーションによって完成したという物語に絡め、M氏はこのオーパス・ワン2001を抱えてお祝いにかけつけてくれました。一周年の5月1日、またしてもこの記念すべきワインでお祝いしてくださり、感動至極の最高の宴でした。まことにありがとうございます☆☆☆

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