2010/05/04

本日5月4日(火)神楽坂エドワードの予定、


納品に外に出ており、午後3時ごろからお店におります。ご了承ください。

上は数か月前に(DVDで)映画版を観ました。日本語タイトルは『情愛と友情』となっていますが、どうも日本語だとコテコテに聴こえるので、普通に“BRIDESHEAD RIVISITED” のママがいいように感じます。

ジェームズ・アイボリー的な、いかにも英国映画的アクの強さ、ともいえる同性愛シーンも出てきますが、そういうシーンは美し目に、おしゃれに描かれます。絵になる風景が、あれだけ存在していると、どんなスタイルでもキマるよな~と、羨ましく思いました。

大きな意味での『ヨーロッパの伝統(的宗教)』の持つ圧倒的な力について、どれほどに圧倒的か、ということを感じさせられます。深く入り込みすぎていて、否定しても否定しきれない、自分から引き離せない、だから対象化して距離を置いてコントロールするなんてとてもできやしない、、、、



息子・その友だち・娘・父・母・祖父・・・・全員に対してそんなやるせないくらいの圧倒的力を見せつけられる話でした。単純に、登場するスタイルやクラシックカーや小道具がいちいちカッコいいので、気持ちよくそれを観ていた、、、、というのが正直50%以上なのですが。ご興味の方はDVDお貸しします。映画で流れていた“Always Summer”はきれいな曲でした。英国人にとって“夏”は、特別に甘美な言葉なのでしょう。


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