2010/05/11

ジェット氏、


このたびエドワードで仕立てられた、シック&シャイニーな佇まいのヘビー・モヘアのスーツ。ヴィンテージのTonikファブリック。ここから、パンツ丈を少し詰め、裾幅を少し詰めました。先週日曜日午後、神楽坂Eに来られたジェット氏。徒手空拳でありながら、突出したアンテナ感度で、富裕層マーケティング界の波に乗り、さらに上昇気流にあおられつつ世界へと向かっている青年。

きっぷの良さと豪快さには毎回感動します。結局のところ、ぼくの定点観測で見る範囲ですが、たとえどんなに頭脳を使う仕事、あるいは冷静さを求められる仕事であろうと、人は自身の『感情の強さ』をエンジン=モーチベーションにしてますから、心がどんだけ揺さぶられたか、揺さぶったかで、人は大きくなっていくのだと思います。



天才マーケッターを唸らせるレベルのクオリティで、とかなりプレッシャーかかりましたが、ハイ・ファッションの香りとハイ・スタイル&ハイ・クオリティの直球真剣勝負ですね。↑目が離せなくなったようで、瞬間的に衝動買いされました。 スポーツカーが2台停まっているように見えます。



氏が衝動買いした、エドワードのコーレスポンデント・シューズは、ブライドル・レザー(※最高級の成牛の革にタンニンやタロウを丹念に染み込ませ頑丈にした最高級の革。上品な艶が魅力で長期間使用すると味がでます)と白ヌバック仕上げ。コンビネーションは、2色配置のフレッド・アステアのスタイル。そういえば、ロンドン@セヴィルロウにて、アンダーソン・シェパードで僕にネクタイを見立ててくれたマシュー氏は、やはり、世界一のウェル・ドレッサーはフレッド・アステアだよね、と言ってました。右がエドワード本人のナンバー3モデル、右がジェット氏が購入したナンバー5モデル、進化型です。


そして、その圧倒的なクオリティで、現在ひそかに世界中の時計通たちを驚愕させているメイド・イン・ジャパンの時計、シチズンのハイエンドモデル、CAMPANOLA のモデルを装着されています。フランク・ミューラー氏も自身プライベートで愛用しているといわれています。日本でこんなものを作っていた、という隠れ逸品アイテムです。海外からのほうが評価が高いようです。



時計・車と合わせて、スタイリングのトーンも調和させます。オープンのスポーツカーがさわやかに決まるジェット氏でしたが、帰り際、助手席にきちんとジャケットを裏返しに正しく畳んで、悠然と礼儀正しく、香ばしいエンジン音を響かせて走り去って行った姿に、お若いながらも、人間的な上品さを感じました。どこまで大きな人間になっていかれるのか楽しみですね。

※先日長~い濃いブログを書いて、『なんかあったんすか?』と訊かれましたが、長いの書く時は結構ごアタマが活性化してご機嫌な時です。文章書くスピードが速くなって、息抜きで、ワイン飲みながらやっているので、ブログと自分との関係が理想的な距離にチューニングされ、実に快調であります。

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