2010/05/29

第1回、ピクニック実施、


朝9時、新宿御苑の千駄ヶ谷口にて、年間パスも作りました。3×5センチの写真持参で、2000円で作れます。個人的には10000円喜んで払うので、開門を5時にしていただきたいですね。森の精霊たちは、午前7時にはもう精霊の国に帰ってしまいます、9時という時間はもう完全に俗の世界ですよ、などと不思議ちゃん的アピールをすればよかったですかね。。



スコットランド、グラスゴ-で購入したバスケット。若干取っ手の強度が、直接籐に連結されていて不安なので、スーツケースバンドを2つを縦に巻き、それぞれを横につなげて持ちやすい取っ手を作りました。意外とかわいくて気に入りました。持っていてあんまり気持ちよかったので、よし、夏の天気の良い日は、これに生地スワッチ入れて客先に持って行って、ビビらせてみよう。と楽しみができました。

昨夜、近所の神楽坂のカイザーでバゲットとクロワッサン、それから、スーパーでオレンジマーマレード、と普通のバターとカマンベールチーズと林檎、生ハムを買ってレディ状態でした。さらに、ピクニック定番のアラジンの赤チェックの水筒にはホット・ティーを入れて(これは結構便利でした)知人らと朝の芝生の上で2時間くらいすごしました。話しに集中してみんなの写真撮ってないでね。読書会の仲間たちでした。英国式、フランス式庭園ともに花も咲いていて見頃となってます。


こちらは水曜日ですね。↓2年前にパーティーのスタッフだったドレスのコーディネーターだったMさん。デザインがシンプルで、素材が上質のものがご本人自身お好きで、お若いのに大人のかっこいいセンスが印象的でした。さすが生地見る視線に純粋で強い集中力を感じました。モデルになってもらって、エドワードの肩パット無しの、シャネルタイプのジャケットを着用していただいております。とてもやわらかいやさしい柄(ハウンド・トゥース)スコッチ・ツイードです。

ヘアメイクのSさんは、天然系の感覚派の方。引き出しも沢山、柔軟でありつつ、クラシックスタイルにしっかりキメ上げてくるところに力を感じました。今年 のクリスマス・パーティーの企画考えはじめたいです。こちらも、2つボタンの夏用のウィリアムハルステッドのカシミア入りジャケット着用いただきました。たまたまですが、エクリュ色のナチュラルなスカートにも似合っていました。メンズクロージングとはちょっと違うので、フィッティングに気をつければ、シンプルなパターンのほうがご本人が自然に映えます。

お二人帰られて、カイザーの焼き立てバゲットとチーズ、ワインを開け、そしてお土産の↓この和菓子も開けて準備万端さあ、食うか、という瞬間に “コッツ・コ・コ・コッ”と ドアのノック音。おっとっと、近所のクリスが友達連れて登場してきました。ええい、ままよ、じゃあみんなで乾杯だ、という運びになりました。

美味しいものは必ずみんなでシェアすること、と運命が決められているのだ、ということでしょう。そこにアポのツツ氏も登場し、混沌状態。しかしみんな年末の神楽坂アグネスでのクリスマス・パーティーで顔見知りなので、こっちは楽です。それを考えると、一気にみんなの顔を知るパーティーはちゃんと後々機能します。

再会といのはうれしいもんです。最近は、クリスのお陰で、こういうアドリブのに鍛えられてきて楽しくなってきましたよ。フランス人の社交性というのは、実に学ぶべき人生の知恵とセンスだと感じています。あちこちでいろんなことが起こる、まさに複雑系の体現、『空海』のように、体を天井からくくり付けて、両手両足で、異なる複雑な漢字を書けるレベルまで達するかもしれません。


このヘリンボン織りの材質の色は、以前生地にも書いた、ミュールという色に近いです。マルベリー色ですね。大好きな色なので、見とれていました。見とれて、写真撮って、開けて食おうとした瞬間にドアノックですから、漫画か!っちゅう展開ですね。鈴乃最中、というらしいです。形がまたチャーミングで美味しいお菓子ですね。

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