2010/09/21

香りについて


ここ一年くらい個人的に使っているものは、『トゥルフィット&ヒル(TRUEFITT&HILL)』の『CLUBMAN』。切れ味のいいシトラスの香りと、深みのあるフローラルの香りが静かに控えめに漂います。ちょっとイクスクルーシブで辛口のジェントルマンズクラブ的な世界を表現しているように感じます。決して軽やかとはいえないし、大手ブランドメゾン系にはない、歴史のどっしりした重みも、気に入っています。

『トゥルフィット&ヒル』英国王室御用達のヘアカッターとして、1805年にロンドンのメイフィア地区ロングエーカーにオープンした理髪店 『 TRUEFITT&HILL 』 のフレグランス。英国・欧州王室関係者はもちろん、ディケンズ、オスカー・ワイルド、バイロン、ヒッチコック、ローレンス・オリビエ、フランク・シナトラ、フレッド・アステア、ケーリー・グラント、ボー・ブランメンル、、、

これらの名が顧客名簿に連なっていたら、クラシックダンディにわずかでも興味ある方ならだれでも試してみようと思うはず。2000年に世界最古の理髪店として「ギネスブック」に認定されたとのこと。



昨日のパーティーでホストの奥様にお土産がわりに持参した、RALPH LAUREN の『 GLAMOUROUS 』 数年前、香り、お客様に合う香水を研究していてコレクションしていましたのでストックがかなりあります。このグラマラスも好きな香りなので、もう一本持っています。

この香水は、いまのはやりからすると、やや重めのフローラルフルーティ系といえます。(とても覚えられないので)資料もとに説明すると、“ エキゾチック ” “ オリエンタル ” “ グラマラス ” トップは、苦みのある柑橘系の香り、そして爽やかさな甘さ。ミドルは、チュベローズ、クレメンタイン、プルメリアの芳醇さ、ラストは、クリーミーなカシミアムスク。ベチバーのオーガニックな土の香り。ペネロペクルス愛用ということで、黒髪でセクシーな彼女に似合う香りとのこと。黒髪で大人の女性に似合うものですね。

男性・女性そして、それぞれのキャラクターでぴったり映える香水もちがってきます。

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