2010/08/08

立秋が過ぎて、残暑ということで


昨日は立秋。初めて秋の気配があらわれてくる日、ということですが、まだまだ夏の大空ですね。今年は例年以上に夏の空の色が鮮やかだと感じるんですよ。勝手に昭和50年代の空、と呼んでいるんですが、僕の個人的な仮説では、不景気で車の交通量の減少で空気がクリアーなのじゃないかな、と思っています。

2010年秋、冬に向けてエドワードエクリュでは、やわらかな質感と色彩のインナーアイテムを準備しています。スコットランドに拠点を持ち、世界最高峰カシミアメーカーである、ホイック社の1.タートルネック、2.Vネック、そして3.シャツカラーのニットです。最高峰の上質なプロダクツが持つ、素朴さがカントリースタイルの必須アイテムとなります。



ヨーロッパにて定期刊行されているポロ雑誌や、クラシックなウィンターリゾートの雑誌に、しばしば登場するホイック。上質なニットの快適さは、秋冬の大きな安心感につながります。オーガニック品の贅沢品でもありますが、インナーに一枚着込むとすべて解決するようなパフォーマンスがあります。そうとうな種類用意している色に関しても、発色の美しさで圧倒的なものがあります。長い間付き合うことになるアイテム、本物の贅沢といえます。


今年二月、同世代である代表のユアン氏と@ホイック本社にて。出会ってまもないころに、縁起ものの、大判のシルクの立派な赤松の風呂敷をプレゼントしたら喜んでいただきました。渡英時には、奥様が交通事故にあったりして、たいへんな時期だったにもかかわらず、お付き合いくださり恐縮&感謝いたします。経営者として、しっかりした経営哲学を持っておられました。



工場といっても、ほとんど手仕事ですね。スーツの縫製工場を見ていても結局は手の込んだ手仕事だ、というのが結論です。必要な部分は機械を使います。検品から、製作まで、木目細かな作業で、魂が入ってきます。完成品の一枚一枚が考えられないほど非常に丁寧に作られています。働いている人々も、ひとりひとりが職人の真剣さで挑んでいます。



エドワードとホイックのダブルネームのタグ。しっかり出番を待っています。シャツカラー(シャツ型のカシミアニット)もハイスタイル、カジュアルにぴったりのアイテムです。旅の移動時などに、ひっかけるアイテムとして、ヴェストやカシミアのニットは必須アイテムといえます。サイズやフィッティングまで意識して、発色も最高に気に入ったアイテムをセレクトできます。既製品に違和感を感じる方には、アドヴァンスド・ラインとしてお勧めいたします。

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