“ 新 ” 日本への復興は百人百様、それぞれの分野で、それぞれのやり方で、継続的にやっていきたいものですね。日本に、怒りや悲しみをもたらした311体験によって、一層 “ 生きる知恵 ”を更新させ、自分の哲学を進化させて、現実世界を意志的に生きたいものですね。
11日の地震発生から14日までは、仕事に集中しました。しかし15(火)午前中状況判断で東京を離れました。そして22(火)まで一家九州におりました。乳幼児がいることもあり緊急避難するべきと判断し、前々から行こうと言っていたこともあり、このタイミングで九州旅行を急遽決行することにしました。
長崎⇒鹿児島⇒福岡と滞在し、ご挨拶まわり、お墓参りや、クライアント先の納品アイテムのメンテナンスなど、実質的な1週間でもありました。旅の前半はニュースを見なかったかわりに、平和公園 (人間はあやまちを繰り返す、残念ながらそれが真実だと人間は気づきはじめました) 原爆資料館に行っていました。
加えて、幕末のキーマンである、トマス・グラバーはスコットランド人だったのだと、実は今回の旅で初めて知りました。21歳で経済人として長崎にやってきて、20代後半で日本で最初に鉄道を走らせ、造船施設を作り。。。幕末の志士たちがどうしてあのような力を持ちえたのか、TVドラマや歴史教科書ではとうてい納得できる表現も説明はありませんからね。
23日午前中より通常営業です。311の、とんでもなく大きな一日から10日余り、自分なりの日常をスタートさせました。そして本日夕方、スコット(うちの乳幼児3ヶ月)が現在いる長野県松本市から帰京しても大丈夫、という連絡をしました。個人的な多くの情報源からそう判断しました。
一般的なニュースが過度に煽れば煽るほど、個人的には安心感が増します。ひとは誰でも生まれた時からあらゆる場面で二者択一に勝ち続けながら(ある意味、普通のギャンブル以上の確率で)生きているわけで、徹底的に調べて、考えて、決断したプロセスの存在は必要条件であるとしても、それに加えてツキがあることがサバイバルの必要条件。これは今にはじまったことではないですね。
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