2009/11/22

Bow tie ボウ・タイ


※Bow tie ボウ・タイ
蝶ネクタイの総称。登場は1860年代。乗馬用のストック・タイ(帯状の幅広ネクタイ)の前の部分。つまり蝶結びの部分だけが独立して蝶ネクタイとなったとされる。『男の服飾辞典(婦人画報社)』

パーティーの企画はほぼ固まり、仕上げ段階です。日常業務しながらなので結構たいへんです。参加者も予定以上にご好評いただき、すでに当初予定人数をクリアしており、まことにありがとうございます。

会場の最大キャパと優雅でいられる人数は違うので、今回はアグネスホテル(先日発行の最新ミシュランにも載りましたね、隠れ家ホテルにしてさすがですね!おめでとうございます☆)は初めてですし、できればいっぱいいっぱいに収容したくはないので、優雅でいられるイイ感じのソーシャル・ディスタンス(人と人の物理的距離) で今回はチューニングさせていただきました。もろもろ失礼申し上げた方々にはご了承願いたく存じます。すいません!

定期的に静かで落ち着きあるトラッド&セクシーのパーティーは今後ともコツコツ続けてやっていこうと思います。ひごろの感謝の気持ちを込め、英国王室御用達のビンゴ景品の用意も整いました。結構アイテムのレベル高いです。全部、僕が独り占めしたいくらいの感じです。

それから、パーティーまでの後約2週間は、こちらを情報案内掲示板にさせていただきます。今回ご参加されない方には少々失礼になりますが、さすがに一人一人にファックスで、というわけにもいかないので、それまでは、パーティーを10倍楽しむための案内板にさせていただきます。ご了承ください。

さっそく本日は、御参加の方にドレスコードについて訊かれました。『トラッド・アンド・セクシー』がキーワードなのですが、あまりむずかしく考えなくて結構です。そりぁ、クラシックなブラックタイのタキシードが一番カッコいいでしょうし、ゆくゆくはそれを定番のスタイルにしたいです。

今は、雑誌にしてもファッションコメンテーターの方々にしても、日本中のみんなが口をそろえて、『着崩す』ということを御提案されるのですが、まずは、正しいスタイル、敢えて崩さないスタイルというのも、新鮮かもと思います。とはいっても、ちょっとドレッシーなスーツに華やぎを加えるスタイルでも、ぜんぜん結構です。

ひらたく言うと、通常のホテルのレストランなどのコードにちょっとしたパーティーの楽しさを加えた感じです。たとえば、通常のホテルのレストランのドレスコード、『ジャケット着用』ですよね。ジャケットもちょっとトレッシーなタイプがいいです。そしてジーンズは今回はちょっと違うかなと思います。

できれば、ちょっと華やかなネクタイか蝶ネクタイ、そしてできれば、オッド・ベスト(ちょっとアクセントのあるベスト)などあると楽しいパーティーの感じですね。パーティーは、遊びですから、ご飯たべたり飲んだりしやすいのが基本です。タキシードでさえ、そもそも正礼装のモーニングやスワロー・テールコートとちがって、ご飯食べたり、飲んだりするための衣装ですからね。

しかしながら、神楽坂サロンで接客していて、お客様からボウ・タイの結び方を尋ねられましたが、僕自身普段感覚的にできていることが、違う状況(目の前のシャツ見本に結びつける)となると、結構さっとできなかったりして、ちょっと反省しました。膝でやったらすぐできましたが、ふだん感覚でやっているので説明するのが難しいですね。

できれば、これも作りつけ(出来合い)のものではなく、ちゃんと棒状のものから自分でクロスさせて結んでボウタイでやってみることをおススメいたしますね。

今回、英国王室御用足達系の景品のご紹介で来ていただく、ロンドンの最高峰の逸品を扱う、『VULCANIZE LONDON』の関係者の方もそうとうな深い造詣・蘊蓄をお持ちのプロフェッショナルなので、これもとても勉強とワクワクになると思います。お楽しみに。


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