2011/07/25

休日も、Blacktie?




アジャスター無し、当然フックも無し、出来あいの簡易版なんてもってのほか。。。エドワードエクリュのボウ・タイはビスポークでサイズも合わせ、装着者のセンスと技術を必要とします。何か新しいフィーチャーを作り出す前に、すでに昔からあるシンプルな仕様を、シンプルになぞるだけ。それで十分に奥深くて、そっけなくスパルタンなところがcool enoughです。

現在、クライアントの一人に向けてドレスコード・ノートを書いています。正確にドレスコードも、各人の立場によって変わってくると考えます。特に近しい人のウェディングなどはそうではないでしょうか。最近の参考資料もいろいろ見ているのですが、たとえば以下3種類の表現のインヴィテーションがあった場合、

1. Blacktie Optional
2. Blacktie Encouraged
3. Blacktie Creative
(by Tim Gunn 2007)

1. は、タキシードに近いダークスーツに、白いシャツ、ドレッシーなタイでもよいというケース。
2. は、婉曲表現ながらも、タキシードであることを強く薦めているケース。
3. は、モードなタキシードも大丈夫、というケース。というのが一般的のようです。
 
エドワードエクリュは恐縮ながら早めのスケジュールにて、8月1日(月)~5日(金)まで夏季休業いたします。お盆の間は普通にいつも通り仕事している予定です。この夏は香港に行ってまいります。世界で、経済自由度指数※が十数年間世界第一位、サザビーズやクリスティーズで数々の売上記録樹立中である、エネルギーを感じてきます。

息子のスコットが世界で暴れられるよう、華僑の若いジェントルマンたちに『おれは、生まれて一番最初の海水浴は淺水灣(レパルスベイ)だったよ』と言えるよう、パパがネタを仕込んどきます(笑)かつてのテレビドラマ、Gメン75で憧れた、褐色の空の、高層ビルの“下”を飛行機が離着陸するのを体験できないのは残念なのですが(飛行場は数年前新しく移転済)




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