2011/07/27

夏休みの友、


7月半ば海の日の連休、松本に帰省した際に、カブトムシを捕まえました。派手な割にゆったりと飛ぶカブトムシを追っかけて、たまたま手に持っていたうちわでひっかけました。少年時代の純粋な喜びとはまた違って、職業病か、磨きこまれた黒のストレートチップ靴に見えます。

ジョン・ロブやエドワード・グリーンの、バーガンディー色の靴を見た時、かつては『おお、これは完璧に、水牛クワガタの色たい!』と逆の発想だったのですが、、、、、。クワガタに関しては、ヒラタクワガタを個人的には、最上級にランキングしていました。

                  水牛クワガタ

いったん挟まれた場合、水牛クワガタの場合はお調子者なので、ほかの部分を刺激して挑発すると簡単に挟みを離しますが、ヒラタクワガタは一旦ざっくり挟んだら最後、その部分を決して離さず、完全に眠るくらいの勢いで『ロックオン状態』に入ります。

これは脳天がスパークするレベルの激痛です。挟まれて、水飲み場に向かって(最終手段で水をぶっかけるため)涙ぐみながら韋駄天走りするハメになります。人間も大人になったらチャンスに対してこのヒラタクワガタくらいの桁外れの集中力を持っていたいものです。

                ヒラタクワガタ

7月10日は代々木上原に、知人の企画したコンサートを観に行きました。時間を捻出して、コツコツ精進しておられたようで、確実に進化しておられました。まことに恐縮ながらお二人とも、エドワード・スタイルでキメておられたせいか、一層(贔屓目ながら)凛々しく堂々と見えました。Aさんのピアノも穏やかで丁寧で、聴いてて非常に気持ち良いものでした

夏休みの友、夏の日のお約束、日本の風物詩、季節の歳月記、、、大人にとっても子どもにとっても、昔ながらの平和な日本が続くことを願います。




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