2011/04/07

Blazer , Animal Head ...



先日納品したばかりの真紅の Blazer Jacket 。東京オリンピック、高度経済成長の日本を象徴するようなアイテムです。311後に製作したもの。クリースが切れるように鮮やかで、夏らしく優雅に泳ぐようなドレープが美しい最高級ギャバジン(ホーランド&シェリー)にて。ボタンは、今年ノッティング・ヒル、ポートベロー・マーケットで購入した1800年代のスコットランドガーズの手彫りの金ボタン、贅沢な逸品。

※ 燃えるような真紅 1829年、ケンブリッジ大学とオックスフォード大学のほぼ中間にあるテムズ川において、初めて両校対抗のレガッタによるボートレースが開催された。その際、ケンブリッジ大学”St. John's College”のボート部の漕ぎ手が、同カレッジのカレッジカラーである燃えるような(Blazer)真紅のジャケットをユニフォームとして着用していた。シングルタイプの語源とされる説である。(以上wikiより)



超高級シャツ生地、300双生地でのシャツのオーダーをはじめ、311以降消費が衰えて、個人的にはようやく一息つけるかと思いきや、そうは問屋がおろしません。エクリュの紳士たちは、逆張り上等とばかりにオーダーを入れてきます。そんな猛者たちが、群を抜いて(大衆と逆に進んで)、日本の経済エンジンを回転させるのでしょう。上、3点売約済の、ビスポークのアニマルヘッド(フォックスのシルバー・ホース)のアイテム、定価126,000円。

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