2011/04/13
Over 170/2 shirts
シャツの下には肌着を着てはいけません、なんとなればシャツ自体がそもそも肌着だから、、、それは正しい考え方だと言えます。しかしながら、そこには、欄外の下のほうに小さく(だからこそ重要な)ただし書きがつくように思います。
、、、、そのシャツは一定のクオリティのものであること、なぜならば、日本の湿潤・温暖気候において、シャツの中にかいた汗を、ファブリックとしてサラッとはじくような上質のものを使っていて、一定のゆとりを持ちながらきれいにフィッティングしている、さらにふんわりした丁寧な縫製のシャツであること、、、、。
おそらく、今年の夏は、ちょっとした想定外の夏であるにちがいありません。なんとなれば、今回の震災による節電ムードの中、クーラーを出力いっぱいに効かせることはできない上に、昨年並みの猛暑だとしたら、、、これはちょっとした苦行です。
シャツ生地は170双糸以上から、シャツの世界観のステージがガラッとかわるように感じます。170から上にいくと、生地固有の固さが無くなります、変な喩えでいうと、(雪見)大福のような肌さわりになります。つまり汗をハジき、汗ジミがつきにくく(つまり素肌に着てもアリ、の条件が整います)なります。
さらにそれ以上、200双 ⇒ 300双 と上昇すると、200まではスペック的には足し算ですが、300に行くと、ここでまた “ 圧倒的に残酷な感じで ” 世界が変わります。。。。スーツをスタイルの背骨と考えてベイシックにスタイリングしても、そこから先、シャツ、ネクタイ、それぞれで、無限のヴァラエティと深さがあり、美しい佇まいに終わりはありませんね。
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