2009/08/23
残暑、旅、佇まい
昨日土曜日は、谷中の全生庵本堂にて、園朝寄席を観に行きました。今年で25回目とのこと。かれこれ7、8年前にいったきり今回で2度目ですか。台東区という土地は佇まいも情緒もここかしこにある街で飽きません。寄席の冒頭にご挨拶をされた方がすてきことをおっしゃっておられました。
街並みは人並みからつくられる
人並みは人々の佇まいからつくられる
人々の佇まいは、人々の生き様からつくられる。
おそらく、台東区谷中界隈が情緒ゆたかな佇まいを保持している理由は、上の三行なのだろうと思いました。そう考えると、街並み含めて、歴史・伝統に対する、尊敬の姿勢がこの街の人々の生き様の集合体になっていて、結果美しい街並みが保持されているのでしょうね。
クラシックに対するレスペクト、まさにスーツにしてもそういうフィーチャーを感じさせたい、と思います。スタイルは生き様、できることならスーツの佇まいもそういうものであって欲しいと感じます。旅が人生のライフワークであるT氏のジャケットとトラウザーズ。ゆったりした豪華客船が似合いそうな優雅な上下。モノクロの写真を旅先で撮られる彼のスタイルには常に旅、とキーワードが感じられます。
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