2009/08/12

『THE AVENGERS』 --- Individual High Fashion


先日、アマゾンで『THE AVENGERS(1988年製作)』を購入して、最近また観直しています。やはり、はキーワード的には、
Classic×IndividualFuture です。最初にこれを観たのは、やはり10年前、二子玉川のおしゃれな美容室でした。ヘアカットしてもらいながら、鏡に映った画面を観ていました。

主役の英国紳士キャラが分かりやすいジョン・スティード役のレイフ・ファインズ、そして、爆発的なリビドーを持て余すマッド・サイエンティスト役(をえらく楽しそうに演じているの)がショーンコネりー。後々のガタカやキル・ビルのキャラクターのイメージ・ソースになったのではと思われる、ユマ・サーマン演じるエマ・ピール。



ストーリーも、なにかとタイムリーだな~という感じがします。気象兵器が登場しますね。今や、世界の商品相場にしてもアメリカのハリケーンの進路に左右される以上、限度を知らない資本の論理は、気象などすでにSF的想像力を超えていて、きっとコントロール可能なのではないか?と個人的には思っています。

日本にとっても、ある意味“革命”ともいえる今月末?に向けてあと20日間。何が起こっても不思議ではありません!?。異常気象、地震、世情不安、、、、世界は劇場型リアリティだからおもしろいですね!

このアヴンジャーズに登場するジャグアーに象徴されるクラシック・ギアのように、インディヴィジュアルでクラシックな意匠の中に、ものすごいテクノロジー内臓、というようなテイストが愉快ですね。外観は、ノスタルジックだったり、クラシックだったりするけれど、中身はものすごいスーパー・パフォーマンス、というようなスタイルですね。



現在、エドワード@神楽坂の営業日・時間は、毎週火曜日定休日、午前8時~午後8時まで。となっております。
午前10時以前の時間帯(※午前6時~8時は予約すれば可能です)に来ていただけますと、早割り10%割引となります。
さて、さて、そろそろ秋冬のお知らせを。ちなみに、今週(8月10~8月16日)のご注文ですと少なくとも9月14日の週には仕上がります。9月14日の週とはどういう週かというと、東京の平均最低気温が21.7度という肌持ち。1年52週のスケジュールで言うと38週目。一年の73%が過ぎた、という時期ですね、はやいものですね。

写真一番上)ユマ・サーマンが“ブードル”というジェントルマンズクラブに乱入するシーンはなかなかいいですね。

写真二番目)ロンドン、ノッティング・ヒルのマーケットに売られているツイード。今年も、100年着られるツイードをご用意いたします。

写真三番目)“V and A”ロンドン、ヴィクトリア・アルバート・ミュージーアムにあるトミー・ナッターの作品。

写真四番目)解説文、ここで、V & A では、無料閲覧で、小学生の女の子が課外授業でクロエのドレスをスケッチしてたりするんですね、かないません。

ヴィンテージはよくよく見ていると、どえらいフューチャーに見えてきません?逆に僕には、2、3年前後の直近・短期流行というのが一番古臭く、エッジが鈍く見えてしまいます。今の時代、インディヴィジュアルで適度にクラシックであることが、一番のハイ・ファッションではないでしょうか。

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