2013/09/26

神楽坂、街の香り

 
 


昨日、ふと寄った街の純喫茶が今月30日で閉店するとのこと。会計の際、世間話にて(この5年間で、初めてまともにマスターと言葉を交わした、、)やりたくても体がもたない、とのことだった。。

お店の名前は『珈琲美学』、熱いのは飲み物だけではない。店主の魂が滲みわたる。窓の外の街が朝日で霞んでいるような時間に一服すると、なんともいえない至福の境地に達した。会話すら必要としない、完璧に美しい余白の空間。

学生時代を理科大で過ごしたという方にお知らせしたところ、えっ、“美学”が閉店?と口にされた。なるほど、地元では『美学』が愛称だったんだ、、消えゆく街の記憶の隅で、香ばしい香りを残す。。店主の思いが成就した瞬間かもしれない。



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