2009/10/24

President of Harrisons of Edinburgh Mr.James

先日、22日木曜日は、私が今年2月に渡英し、ロンドン・セヴィルロウ詣でにてお世話になったハリソンズ代表のジェームズ氏が神楽坂エドワードに寄ってくれました。ハンツマンをはじめアンダーソン・シェパードにおいても、セヴィルロウのほとんどのテーラーにて、ハリソンズの生地バンチが目立つところに置かれていました。クラシックな佇まいと、シュアーな品質で、上質で信頼感のおける生地です。

最近3~4日連続でお世話になった方々をお連れしております、artdish(アーディッシュ) にお連れしました。ランチも良心的で野菜がとても美味しい。神楽坂でお気に入りのカフェです。元祖美ジョガーでもあられ、野菜ソムリエでもある彼女もお気に入りの店です。

さて、ハリソンズは、勝負スーツに良いと思います。最近では先日22日に東京・元赤坂の赤坂御苑で開かれた、天皇皇后両陛下主催の『秋の園遊会』に若くしてご招待されたT氏のお仕立てをしました。

今回、“Premier Cru” 330gms(wool99,cashmere1)を選び、3ピース。ダーク・ネイビーのヘリンボン織。しっとりした打ち込みと光沢。底艶。さらに、白 シャツはエジプト綿のこれまたヘリンボン織で、ダブルカフスに、シンプルな白蝶貝のカフリンクス。

上品で優雅です。会のお土産は菊の御紋入り「とらや」の残月とのことで、紋入りのタバコを今度、記念にプレゼントしていただけるとのこと、うれしいです。

氏の場合、完全に英国好みということもあって、最初の一着もハリソンズ(グレンチェック)を選んでおられました。以前彼にプレゼントした“林勝太郎著“英国の流儀Ⅱ”もしっかり読まれてました。

林氏の文章には仕様に固執しがちの日本におけるモノ文化に対して、生活になじんだ自然な風通しの良さ、努力では得難いセンス、鷹揚さの美徳を感じます。

服を愛するよりも、まずじぶんの人生をロマンティックに愛する人。結果的に、それが一層スタイリッシュに装える、服もよろこぶコツ。健康的な距離感。恋愛 と一緒かもしれません。

服をおいかけるより、服(テーラーともいう?)に自分の人生をおいかけさせる、というほうが、リアルでかっこいいのではないで しょうか。

ヤバい、ちょっと饒舌ですね、朝からコーヒー(神楽坂坂下の不二家上ドトール、3フロアで広くて静かで良いですがゆえにちょっと心配)沢山飲んでますから頭がムダに活性化しています。あしからず。

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