2008/08/15

オリンピック観戦、、、休日モード。



日曜日まで夏休み入りましたから、今日は酔っ払って立ち飲み屋で、バカ騒ぎしつつ無駄話しているモードなのでけっこう文章長いです。

オリンピックはたいていリアルタイムは無理なので、一日の終わりに観てます。こうなんじゃないか~ああなんじゃないか~と好き勝手に仮説を立てたりして、それは観る人間の楽しみでもあります。オリンピックは全体が祭典、仕事の場というよりお祭りの場ですね。

選手は国民に依頼されて『メダルを獲りにいく仕事をする人』ではないし、当然国民のメダル獲りの請け負い人ではないと思います。どちらかというと、恵まれた能力と技の精進によって、世界的なお祭りに出る権利を持つことができたスポーツエリートたち、その彼らへのご褒美みたいなものではと思います、参加の時点ですでに。

それまでの努力と実績によってすでに尊敬の対象だろうし。人間身体能力の限界付近でお互いのパワーを魅せ合い、誉めあい、、、。競技、競争、試合は祭りの方便、肴、たまたま盛り上がるための仕組み、という見立てでもいいのじゃないかな。メダル自体が目的や本質ではなく。

初戦敗退したとしても、それが彼なりのドラマ。壮絶なドラマのお裾分けをありがとう、ということなのでしょう。それが精神衛生上もよろしいです。

とは言いながら、外から観戦していて、ついつい勝つことにフォーカスする話題が多いのもこれ人たるもの。感覚的には、勝利とのびやかな雰囲気の、比例関係をつくづく感じさせられました。そうなるとメンタルの話がよく持ち出されます。しかしメンタルの話しを純粋に抽象概念だけで語るのはとても難しいです。

選手、メンタル、ストレス、結果、満足、実力、、、そのあたりのキーワードでみな試合を観戦して予想したり、仮説を立てたりして観ています。解説はすべて観戦者の勝手な後付けなのですが、それもそれで観戦者の特権ですね。

妄想力を駆使して、僕なりに、もし生まれ変わったとしてオリンピックの試合に臨む場面に立ったとしたら、具体的にどうするかな?どういう感じで、にわか仕立てでなんとかメンタルをつくり出す方法を考えました。

普通の人間である以上、何度か見立てやイメージングを間違い、へんに力んだり、めまいがしたり緊張したりして顔面蒼白、吐いたりするだろうな、と予想できます。

最終的に考えが至ったのは、変則的な技でも何でも良いので、何か自分へ勝ちパターンをもたらす、変な得意技(新兵器の実験というイメージ)を持つことだ、ということが、ここ数日の白昼夢、つまりひとりブレストの結果、至りました。

得意技は、子どもじみていればいるほど、変な技であればあるほどワクワク感(若干のイタズラ感)が増します。一見、無駄な動きのような、ふざけているような、ミル・マスカラスの空中戦ような、優雅でちょっと馬鹿げた感じの必殺技を暖めている気分になること。メンタルつくりが先ではなく、得意技つくりが先から、と。

なんとなく、その技を繰り出したいというワクワク感のあるもの、やると気持ちイイもんだからそれがスパッと成功した瞬間のイメージにも純粋にのめり込んでいて勝手にニヤニヤしてしまえるもの。そういう『強烈にヘンな』オモシロイ・モーチベーションを持っていないと、僕の場合、あの数万人いる観衆の中で、正気を保てないような気がします。この妄想自体正気ではないということもありますが。

ストレス、責任感、やらなきゃいけない、のびのびした感じ、観戦、エンターテイメント、、、いろいろ考えさせられます。

『祭』も確かにただ楽しい、ではなくて、みんな全力を出しまくって乾杯し合うような空気だと最高ですね。日本選手を応援していても、中国の選手がいいプレイしたら全力で拍手を送ったり、ファインプレーや紳士的なプレーを大いに讃えたりしていると、どんどん国民のメンタリティーも変わってくるでしょうね。

ダメな点をいくら指摘しても、相手はただ頑なになるだけだから時間と労力の無駄。もし1ミリグラムでもスポーツマンシップに則った、紳士的プレーがあったとしたら、そこをしっかり見出して、徹底的に誉めて、拍手を送って、賞賛する。それによって、変わるんじゃないかと思います。

それにしても、今後は室伏の砲丸を投げ終わった後の叫び、ミドコロですね。あれにも宇宙、大銀河を感じます。あの『叫ぶ、雄叫びをアクセル全開で上げる快感』というご褒美を味わうために、(何が悲しゅうてと言いたくなるような重い)鉄球を遠くまで投げられるわけですね。

『祭パワー』を感じます。北島の雄叫びにも『祭』を感じました、古くは荒川静香の“イナバウアー”にも感じましたが。競技には直接関係無いんだけど自分にとっては大事、みたいな。

エネルギーの爆発は見てて気持ちイイですね。“勝ち”への道を神経質に道を外さないように恐怖と戦いながらトレースするのではなくて“祭モーメント”でいったん大爆発して、その勢いで宇宙へ飛んでアンドロメダ星雲で遊んでから、地上に降りてきて、美酒を酌み交わし乾杯するファンタジスタみたいな、祭人間がいてほしいです。(妄想するのはタダですからね)

『勝負脳』というのは、否定語は一切使わないことで結果的に得られる、と北島選手のアドヴァイザーみたいな学者がコメントしていました。勝負脳が『潔さ力』みたいなものだから、なんとなく納得できますね。愚痴や悪口をひとつ言うたびに、勝負脳がひとつ劣化する感じはなんとなくわかります。

まあ、捉え方次第、でエンターテイメントにも、気づきや学びにも、祭りにも、いろいろ楽しめるオリンピック、2008年のむし暑い夏でした。

今夜18:00ちょうどの新宿発『あずさ29号』で松本へ行ってきます。日曜日深夜帰京予定。18日(月曜日)から営業再開です。蕎麦、松本家具、寄木細工、アルプスの空気、、、、いつも楽しみです。また写真小僧だろうな~

Eで仕立てた3ピース(リッドテーラーの4プライ生地)で先日26日のパーティーに参加頂いたT氏。昨日選んだのは『バーガンディ』でした。夏の生地だけど落ち着いたワイン色のコットンパンツ。

外資投資銀行勤務の義弟N氏、ピンストライプ&シャドウストライプのスーツと『モカブラウン』のコットンパンツ。

そして、自分用にラベンダー色のコットンパンツ。これは、着物彼女連れて“庭園デート”用に発注予定。ラベンダー、ライラック色?藤の色?はて、季節は合ってるかな?ちょっと調べる必要あり。まあシャーベットみたいな色だから、イタリアンジェラート色、ということにして、、、、

グーグル・ストリート・ビューに刺激されて、、、
自宅サロンへの案内写真。

小岩駅北口、イトーヨーカドー脇(駅を背にして、イトーヨーカドーの左側面の商店街※ここの表現、修正しました)の道をまっすぐいくとセブンイレブン。


小岩は北口方面は、イメージ程ごちゃごちゃしていません。


ホテル『ニュー・オークラ』イジラレキャラ充分のホテルです。(おそらく近所では略して今日お昼はオークラでランチしてね、という会話が確信犯的に繰り広げられているはず)


左手、テニスコートがあります。ここのユルいカフェで、たまに『イチゴショートケーキ』を食べます。


銭湯があります、昼の早い時間太陽光の銭湯を味わいに今度行きたいです。


マイ・コンビニです。最近ローソンも出来て、ライバル出現ですね。でも僕は普段立ち読みをさせていただいているところで必ず本を買う、的な仁義を遵守いたす所存でおります。


最後の横断歩道です。雨の日や風の日は、2008年の昨今とはいえ、これもしかして狐にだまされている?狐いるな、と感じるほどここまでの道程が長い時があります。自宅はこのマンションのひとつ向こうです。ここまで駅から12分。


こちらです。見かけよりは中はカジュアルです。夜は照明がキレイです。


先日、やはりEと同じように自宅兼ショップ(@文京区本郷)のスタイルの大先輩テーラーS氏宅に話しを聴きに行きました。そこで出されたドーナッツとワッフルをパクつきまくって、すっかり幸せ気分でしたから、ぼくも甘いもので歓待いたします。

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