2013/12/07

Vision of " The Man "

 
 
先週日曜日、12月1日、三浦海岸のマホロバマインズホテルへひとりの男に会いに行きました。時々、エドワードの3ピース・スーツのネームに “ The Man ” とだけ入れることがありますが、それはこの紳士から男スピリッツをあやかりたいという気持ちから来ています。
 
自身もカヌーでオリンピックに出場、ご子息もオリンピックのアスリートとして育て、自衛隊体育学校の教官としても、多くのアスリートに影響を与え続けている本田大三郎氏。サッカーの圭祐氏の大叔父でもあり、彼に “ 本田ノート ” を伝授した偉大な教育者としても知られています。
 
 一昨年夏『本田の男は骨で闘う』という著書をたまたま手に取って、読み終えて、アポを取ってすぐその日のうちに本人とお会いすることができた、という幸運からご縁が始まりました。2人のご子息ともにポテンシャルの高い才能あふれた紳士であられます。
 
初めて神楽坂に来られ、毘沙門天で待ち合わせした際、真夏にも関わらず、淡い色のブレザーにタイドアップされ悠然とした笑顔で登場された時の感動を忘れられません。
 
スターの超絶プレイを目にすると、当然圧倒的な感動があります。その一方で、彼らを育てた人物の話には深く後を曳く哲学を感じさせられます。氏はライフワークの一つとして “ チャンピオンスポーツの弊害を説く ” というテーマをお持ちです。 
 
たとえば、金メダルを獲得するのは1%以下のアスリート。つまり金メダルを勝者とする絶対尺度があるとするならば、相対的に99.999999....%はは敗者になります。

とすれば、競技優劣だけのチャンピオン・スポーツ尺度でいうならば、スポーツ人口においてほぼ100%が敗者である、ともいえるわけです。
 
スター勝者の身の振り方を心配するよりも先に、絶対的多数である敗者(というか一般人)のその後の人生を建設的に・豊かになるべく考えるほうが重要だ、という考え方です。
 
 
 
紳士にとってスポーツとは?と、スポーツやオリンピックについての本質的な質問に対して、淡々と、しかしマグマのような静かな熱さを持って語ってくださいます。まずは、心を学んでから。それから技術を学びトレーニングする、という順序が大事、と。スポーツは前後が大事ということなのでしょう。
 
カヌー、ヨット、テニス、ゴルフ、そして乗馬も、、、そもそもヨーロッパでは練習が終わった後にくつろぐ、心のバックグラウンドとなるクラブハウス文化があります。このクラブハウスが大事なのだ、という部分に僕自身も強く共感しています。先輩やOBが後輩たちに心の在り様、スピリッツ、マナーを自然にクールに(かっこ良さとして)継承していく場。
 
 
そして、将来の自分自身の心のよりどころ、サンクチュアリとして、スポーツ少年が青年になって、そして大人になる。いつのまにか結婚式、仲間とクラブハウスで挙げる、少々バカ騒ぎもする、そんな思い出も、輝かしい人生の1ページになるはずですね。
 
僕の立場からのヴィジョンですと、装いも必要充分なオーセンティックなクラブハウススタイルであってほしい。子供であっても、いやむしろ子供のころから、本物の片鱗に触れる感覚を育てていってもらいたい、と考えます。
 
エドワードエクリュのクリスマス “Christmas Castle ” 12月12日(木)開催ですが、氏のインタビューをムービーにて会場で流します。当日、音響の問題もあり、本格的なディスコティークスタイルが厳しくなりましたが、参加者にとっての発見と学びがありますように ということで、内容を充実させております。お楽しみに。




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