2007/12/12
7・3 barber cut hair style,3-piece suit , white poketchief and some ambitions@Smoke
“Gentlemens Summit”野尻氏が主催するジェントルメンズサミット。洒脱な文章、絶妙なバランス、顧客目線でテーラー業界・文化を語られる野尻氏の存在を知って以来、氏の書く文章の大ファンでした。偶然ロジャー氏ともリアル知人だったところからご縁をいただき、しばしばご一緒させていただいております。現在、新丸ビル バタク ハウスカットのプレスをやられています。
ロジャーより誘われて行きましたが、彼は恵まれたスタイルで着こなすタキシード崩しで、“反則!” との声が掛かります。そして、新ブランド“DIGNITY” のフラワー・ホルダーでさらに反則技をキメている模様。
中寺氏の紳士的にさりげないとぼけ気味の挨拶もエレガントで、新丸ビルのバタク・ハウスカットの胸囲105の爽やかナイスガイとのバカ話も楽しくスモーク料理も美味しいでした。銀座ダンヒルビルのバーバー(理髪店)も大人気とのこと、ジェントルメンズ・カルチャー紳士文化も本流になっている観ありです。
テーラー・ケイドの山本氏の熱いコメントには感動しました。言ってみれば競合店、しかしながら我々は価値観を共有する第三世代、ニュー・ビスポーク世代のテーラーである。目線は真剣で誠実。客の取り合いを恐れることなく文化を創って行こうとする度量の広さに新しい波を感じました。
つくづく“熱さ”が新しい、という印象を再確認。逆にこの会でスノッブなスカしトークのノリを展開したならば、80年代、90年代の無思想しらけ世代の空気を持ち込むことになり、時代遅れにすら感じられることでしょう。
テーラー・アンド・カッターの有田氏は、“仮縫い”アポが入っていて来れないとのことで、若手スタッフ2名が出席していた模様。
氏とはキャナル・カフェでの立ち話で結構長い時間熱く意気投合していたのですが、近々一杯やりながら熱く語り倒りましょう!といいながらもバタバタしていて心置きなく語れるタイミングが見つからず、結局伺えておらず不義理していますが、熱き語りを楽しみにしています。
お隣でお話させていただいた端正なエレガンス漂うソリマチアキラ氏を始め、印象とキーワードだけで捉えると、7・3分けともいえる、“バーバーカットしたヘア・スタイル”、端正でオーセンティックな3ピースのスーツ、純白のポケットチーフ、そしていくばくかの健全なる野心。
そんなニュー・ビスポークのアイコンらしきものが浮かび上がり、今後のテーラー業界が文化にまで花開くことができるかと、そんなワクワクする展開を感じた夜でした。
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