2012/12/26

父と子



2歳になったスコット君。今やチャーシューを8枚食べたり、パパの焼き芋を食べつくしたりと育ちざかり。カイリーミノーグの曲に合わせていっしょにおどったり、バイキンマンやごみ収集車が好きだったりと、めずらしい感性も父親似か。。。

エネルギー持てあましてるっぽいある夜、『おい、相撲とるぞ、来い!』というと、思いっきりアタマからぶつかってきました。13キロの丸太なので、なかなか力強い。ぶつかり稽古を何度かやりながら、ハッと気づいたことがありました。

純度100%の薩摩隼人だった僕の父は、当然スパルタ系でした。殴る蹴る踏み潰す、投げ飛ばすは日常茶飯事。そんな日に限って追い打ちをかけるようにお風呂前に必ず相撲特訓でした。

僕自身が父親になった今、それが何であったのか、遅ればせながら気づきました。あれは、厳しく叱った息子を、Hugしていたんだな、実は強く抱きしめていたんだ、と。

おれはおまえをちゃんと愛してるんだよ。。。

喜怒哀楽が極限まで激しく、哲学者でありながら、往々にして理不尽かつ強烈すぎる九州男児であった父。

将来スコットが息子を育てるときに聞えてくるタイムカプセル・メッセージ。どんなメッセージを込めようか。。。あの世でニヤつく数十年後の未来をつい想像してしまいます。

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