2008/06/21
メンズのトラウザーズのシルエット事情。
先週は、銀座のバーニーズやエストネーションに同行し、I氏のリクエストにより昨今のメンズトラウザーズ(and コットンパンツ)のシルエット事情をフィールドワークさせていただきました。やはり最近のスタイル、流行も楽しまれているI氏としては、ファッションも大切なポイント。こちらも楽しみながら学ばせていただきました。ありがとうございます。
結構、意識したシルエットがイタリア、『インコテックス036モデル』イタリアサイズ46を参考に、ウエスト78センチ、ワタリ巾31センチ、股上25.5センチ、膝巾21.5センチ、裾巾20.5センチからのカスタマイズでした。これもイタリア的なバラエティ溢れる色彩生地群のカチョッポリの生地バンチから2本選びました。
ついでに、自分の研究用兼カジュアル使用に『インコテックス036モデル』のサイズをそのまんまにカジュアルパンツ用に発注してみました。数年前に買っていたやや底艶のあるグレイのコットンドリル(※1)を使用。
そもそもパターンの立体性など同じサイズに作ったとしても違うものになるでしょうが、参考までにベンチマークとして。確かにここ5年くらい、個人的にも夏のカジュアルパンツはインコテックス、GTA、カスタンジアがヘビーローテーションです。
(※1)Drill Fabric綾織物、日本名では雲斎(うんさい)織、葛城(かつらぎ)織。カーキ色に染めたらkhaki cloth。
シカゴの老舗テーラー、“クラシコ・アメリカ(※このキーワードが今後メンズ・テーラードのシーンを動かす模様)”オックスフォード・クローズ。マレーネデートリッヒ、そしてキャサリン・ヘップバーンも顧客だったらしいとケン氏が言っていた。会社の倉庫の奥に紙でそのままの型紙があるはず、とのこと。非常に興味がそそられる。
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