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2016/05/12

Wedding, Dress and Tuxedo




タキシード一式の装いを全身一式完全製作させていただきました。ラヴリーなジェントルマンH氏。それぞれのアイテムの意味や歴史、そして装い方。すべてご説明して、ハレの舞台へ。Wedding、まさにbrilliantly in love.























聖なる運命の神秘を感じさせながら、あたたかみある家族的な盛り上がり。そしてクリーンな空気感。端正に装った紳士たちのTuxedoの佇まい、、クラシックでなければ出せない世界観。



2012/03/18

3 Gentlemen in black tie


タキシードの着こなし、加えて英語習得のモーチベーションの意味もあって、よく観ています。アメリカ映画協会(アメリカン・フィルム・インスティチュート、American Film Institute, AFI )でのちょっとしたスピーチ集。

本人のスピーチから滲み出るキャラクター、それがもたらす感動が優先順位一位であり、その額縁たるタキシードは、最低限の役目を果たしはしても、第一優先事項を邪魔するものであってはいけません。わきまえに徹することが大事ですね。


Pierce Brosnan 期待を裏切らない王道ダンディ、ピアーズ・ブロズナン。大股で壇上に歩み寄る数秒間ですでにほぼ役割を終えている感すらあります。


Morgan Freeman こちらも、キャラクターを裏切らない、親しみやすさとまるで司祭のような語り口で感動を誘うモーガン・フリーマン。誠実さのエレガンス。


Jack Nicholson  そして、ハリウッドの魑魅魍魎の中で、ほぼ“王”として力強く存在するジャック・ニコルソン。ここまでくると、もはやどこまでがリアルなのかどこからが演技なのか、、、しかしその区別に意味がないのかもしれません。茶目っ気溢れるラスト・シーン、ほぼ神ですね。

2010/06/28

健康あってのことですね、


数日前の朝のテレビより。健康的なシルエットの二人のカップル。青年紳士は絞り込まれたウエストライン。それを強調するような背丈(ジャケットにおけるウエスト絞り込まれた縦の位置)あたりまである、広いVゾーン。おそらくドロップ寸法【 8≧(バスト-ウエスト)÷2 】以上ではと思われる逆三角形。



元・優秀なフィットネスのトレーナー氏とのことでした。



健康第一、現実→理想 を実現させる仕事ですから、有数の福祉国家であるスウェーデンとしてぴったり、象徴的な存在にふさわしい、と王女が選ばれたのでしょう。その道の優秀なプロフェッショナルとして、国自体を健康第一にする方向性ですね。


話変わって、来る参議院選挙の投票入場券が届きました。鳩山民主党と管民主党は全然別ものですから、ゼロから考えないといけません。きょうび、政治と国事行為はちがうものでしょうが、政治に関しては、シンプルな哲学・信念をもって、既得権益からのあらゆる圧力におしつぶされても最期まで闘い続けるという、『役割』を果たせる人物(≒紳士)が何人か連続して存在した時、状況を変えることができるのでしょうね。





昨今、シャツはレギュラーカラーが多いですね。こちらの皇太后は、すでに美しい女性として有名ですね。スーツの着こなしも理想的な完璧なシルエットのものが多くて、たびたび学ばせていただいております。



モナコの方々は、世界の皇族関係者の中でも、独特におしゃれ度が高いですね(僭越ながら)。ドレス度が高いのですが、お二人色気がある着こなしですね。アルベール公のタキシードは、『ミッドナイトブルー』ではないかという感じがしましたが、はっきりは断定できません。ハーディー・エイミス卿は、ミッドナイト・ブルーを奨めていて、その理由として、もちろん夜は、黒より光の反射でミッドナイトブルーのほうが黒く見える、ということと、何回か着用してすこし古くなっても色落ちの感じが黒よりも黒く見える、とも言っていました。同系色のウェスト・コートに注目でした。ちょっと名探偵ポアロのようにもみえます。



日本の大使館の方が、先日のサッカー日本戦で5-0でオランダ勝利、といわれていたのを早朝のテレビで観て、一気に、にわかサッカーファンボタンが押されました。5-0は、いくらなんでもいいすぎやろ?日本人の国民性理解してないな~と正直思いました(笑)せめて、確かに強いと思っていても1、2点差で予想言うもんやろ?と思いましたが、しかしこれも日本人独特の謙譲の心というやつかもしれませんから、気をつけないといけませんね。



日本からは、単身でこられていたようです。やはりご健康であられるのが、なによりですね。恋愛感情で動くのか、役割の意識で考えるかは、パートナーの選び方も、立ち場、立ち場で百人百様なのでしょうね。

国の象徴として、世界の国事行為にご参加される、というお仕事は、外野から拝見している限り、キャリア・ウーマン系の有能な秘書タイプで、仕事が本気で出来るタイプ(※この場合の“本気”を厳密に言うと以下で表現されます ambition 野心 ≦ 本気 < mission役割  )の方には、むしろ苦痛なのではないかと思われます。

1.国の儀式の、エレガントで表面的振舞いに歴史的価値を見出せて(≒貴族的な古き良き意味での偽善的な振舞いを理解・達観できて)、面白がって味わえるような歴史風習(萌えな)学者レベルの知性や感性、美意識を持っているか

2.中途半端な後世への実績の野心は一切持たず、割り切ってシンプルに役割を演じ切れる女優・俳優タイプ、

のいずれかの気質が必要とされるのでは、と庶民の立場から、勝手に想像を働かせております。その意味で、“逆の玉を選び方”において、スウェーデン女王は上で言うところの、“2.狙い” の聡明な女性ではないかと想像します。 

どんな役割かを考える能力よりも、(長い歴史の知恵によってデザインされた)目の前の役割を徹底的に演じ切る気迫・覚悟が大事な、やんごとなき方々。



2010/06/06

TUXEDO FURNISHING


緊急にウェディング・パーティーに参加することになった顧客のために、6月1日は、銀座でコーディネート一式揃えていました。英国クラシッククロージングの権威、ハーディー・エイミス卿あたりから、チクリと突っ込まれそうなチャレンジングなコーディネーションです

まずは、シップス銀座店にて、フライのシャツ購入。リネン100%のワンピース衿(+ボタンダウン)型のブラックです。続いてリネン100%のポケット・スクエア(チャーチ製)購入。スタッフの方からも丁寧に接客していただき感謝しております。

エドワードで販売しているアルバート・サーストンのブレーシーズ(40㍉×100㌢)は、こちらもブラックでピッチがゆるやかなドット。

続いてダンヒルでアスコットタイ買おうとしたのですが、置いておらず、そのままポールスチュワートへ。こちらで、ネイビー(写真では青っぽく見えていますが、光の反射の関係で実際はもっと深い紺色)のドットのアスコットタイを購入。


ちなみに、ボウタイもチェックして、ひさびさボウタイの結び方も店内で復習させていただきました。こちらは、銀座、日本橋界隈のいろんなトラッドショップでボウタイの結ぶコツを聞いたうちで、一番上手にわかりやすく教えてくださいました。さすがですね。

そして、ホーズ(長い靴下)を買いに、和光へ。ついでにアスコットもチェックしたのですが、やはり種類すくないですね。こちらで、ホーズを購入いたしました。無事セレクト終え、フィッティングもなかなかきれいにきましたました。


さて、こちらは、裏神楽坂の四代続く老舗呉服店『田丸屋』さん。こちらは、今週あたり、ゆかたセールをやっております。若女将と三代目女将と二代目女将の三世代がセレクトしてきた逸品がそろっていますよ。いつも不思議なのですが、品数自体はそれほど多い、ことでもないのですが、必ずピリッとしたものがあります。

たまたま、遅くに昼ごはんをアーディッシュのテラスで食べていたら通りかかったTさんと会って、そのまま一緒にランチして、田丸屋さんに出かけました。僕は途中で、店にもどったのですが、一応、彼女に似合うとセレクトしたものが、左です。ちょっと夢二の絵画で登場する女性が着るような柄でした。

花街の斜めの格子に這う蔦、というイメージでラベンダー色の花柄も素敵です。柄どうしが詰まってなくて抜けがよいし、爽やかですね。隣は(毘沙門)亀甲柄の淡い紺色のゆかた。どちらもよかったですよ。確か生地だけだと、3~4万くらいでした。神楽坂界隈お住いの方はお薦めです。かなりいいですよ。

25度前後の本日、昼間は店にいたのですが、夕方あたりはとても気持ち良い日でしたね。


本日お昼は、福本さんご夫妻と、ももかちゃん登場。福本さんご夫妻とも表情も一層やわらかくハッピーなパワー溢れていますね、お父様もより一層、眼尻がさがる一方ですね~

2010/04/05

おめでたや~


2002年、ちょうどクリスマス頃でしたでしょうか、南青山で小粋なセレクトショップを経営されていた同世代K氏(近年、イタリアに一人旅していてたまたま撮影した写真で、グランプリを受賞した、あらゆる意味でツワモノのラテン・ダンディ氏)からの紹介で、オーダーしたい青年がいるとのことでY氏をご紹介いただきました。薮そば本店でご飯食べながら、恋愛話ししたり、甘酸っぱさを懐かしみつつ思い出します。

ひさしくスーツを着用しないビジネスシーンにおられたものの、エドワードを覚えていてくれて、このたびのウェディングに向けてご注文いただきました。一カ月前ちょっとで、若干ひやひやでしたが、頭の先からつま先まで、一式じっくり、そろえさせていただきました。結婚式レンタルのファンシーなメンズスーツが苦手な方は、いっそこの機会に世界標準のタキシードを一式揃えてしまうのも賢い選択かと思います。

1.タキシード 2.ウエストコート(コットンピケ) 3.シャツ(レギュラーカラー) 4.ブレーシズ(サスペンダー) 5.靴(エナメル) 6.ボウタイ(エクリュ・エドワードオリジナルボウタイ) 7.ポケット・チーフ(シルク手縫い) 8.ホーズ(膝近くまである長い黒の靴下) 9.手袋 10.カフ・リンクス(白蝶貝) 11.スタッズボタン(白蝶貝) 12.ストール(ヴィンテージ@エジンバラ) 13.2次会用ボウタイ(バーガンディ)



この写真はボウタイのディンプルがキレイに出ていませんが、本番ではキレイでした。このストールを沿わせるのは、ゲスト感(お店にとっての)を出すのにためでもあります。日本人の場合、あまりタキシードを着慣れ(見慣れ)ないので、ついつい一般客が、タキシード=お店のスタッフと間違われがちです。

しかし、どうでしょう、もし間違われたらその時は、いっそホテルのスタッフに負けないくらいに、しっかりドアを開けてあげたり、エスコートしてあげるのも一興ではないでしょうか。

僕自身が昨年主催したクリスマス・パーティーで、もし自身スタッフに間違われたら、お店スタッフのふりをしよう、と腹をくくっていました(笑)ある意味、“ドレスコードを越えた人としてのマインド・コード”ですね。4月3日、汐留にて、美しい花嫁さまと。末長くお幸せに!素敵な会でした。


この週末は、おめでたや~続きでした。エドワード創業当時からのお客様であり、ほぼお兄様に近い、福本ご夫妻(ご本人はローマ字なんて中途半端より本名で結構とのこと)に4月2日ベイビー誕生の慶事。土曜日、さっそく駆けつけました。30時間におよぶ健闘だった模様。“エド、フラッシュはたいてないよね?”という可愛がりっぷり、僕はとにかく慣れないもので赤ちゃん抱くの、緊張するほうで。壊れそうで、自分からは触れることもありませんからね(笑)かわいらしい女の子でした。



そして、4月2日には、これまた、10年以上のお付き合いになる友人のA嬢ご夫妻にも女の子誕生のお知らせ。同じ日に生まれた模様。びっくりですね。そういえば、先日満月だったのかな?おめでたいことが続きます。少子化少子化と叫ばれている昨今、このまわりの盛り上がりは希望の光ですね!



クリオネちゃんのように、ガウンに包まれて、、、

2009/11/22

Bow tie ボウ・タイ


※Bow tie ボウ・タイ
蝶ネクタイの総称。登場は1860年代。乗馬用のストック・タイ(帯状の幅広ネクタイ)の前の部分。つまり蝶結びの部分だけが独立して蝶ネクタイとなったとされる。『男の服飾辞典(婦人画報社)』

パーティーの企画はほぼ固まり、仕上げ段階です。日常業務しながらなので結構たいへんです。参加者も予定以上にご好評いただき、すでに当初予定人数をクリアしており、まことにありがとうございます。

会場の最大キャパと優雅でいられる人数は違うので、今回はアグネスホテル(先日発行の最新ミシュランにも載りましたね、隠れ家ホテルにしてさすがですね!おめでとうございます☆)は初めてですし、できればいっぱいいっぱいに収容したくはないので、優雅でいられるイイ感じのソーシャル・ディスタンス(人と人の物理的距離) で今回はチューニングさせていただきました。もろもろ失礼申し上げた方々にはご了承願いたく存じます。すいません!

定期的に静かで落ち着きあるトラッド&セクシーのパーティーは今後ともコツコツ続けてやっていこうと思います。ひごろの感謝の気持ちを込め、英国王室御用達のビンゴ景品の用意も整いました。結構アイテムのレベル高いです。全部、僕が独り占めしたいくらいの感じです。

それから、パーティーまでの後約2週間は、こちらを情報案内掲示板にさせていただきます。今回ご参加されない方には少々失礼になりますが、さすがに一人一人にファックスで、というわけにもいかないので、それまでは、パーティーを10倍楽しむための案内板にさせていただきます。ご了承ください。

さっそく本日は、御参加の方にドレスコードについて訊かれました。『トラッド・アンド・セクシー』がキーワードなのですが、あまりむずかしく考えなくて結構です。そりぁ、クラシックなブラックタイのタキシードが一番カッコいいでしょうし、ゆくゆくはそれを定番のスタイルにしたいです。

今は、雑誌にしてもファッションコメンテーターの方々にしても、日本中のみんなが口をそろえて、『着崩す』ということを御提案されるのですが、まずは、正しいスタイル、敢えて崩さないスタイルというのも、新鮮かもと思います。とはいっても、ちょっとドレッシーなスーツに華やぎを加えるスタイルでも、ぜんぜん結構です。

ひらたく言うと、通常のホテルのレストランなどのコードにちょっとしたパーティーの楽しさを加えた感じです。たとえば、通常のホテルのレストランのドレスコード、『ジャケット着用』ですよね。ジャケットもちょっとトレッシーなタイプがいいです。そしてジーンズは今回はちょっと違うかなと思います。

できれば、ちょっと華やかなネクタイか蝶ネクタイ、そしてできれば、オッド・ベスト(ちょっとアクセントのあるベスト)などあると楽しいパーティーの感じですね。パーティーは、遊びですから、ご飯たべたり飲んだりしやすいのが基本です。タキシードでさえ、そもそも正礼装のモーニングやスワロー・テールコートとちがって、ご飯食べたり、飲んだりするための衣装ですからね。

しかしながら、神楽坂サロンで接客していて、お客様からボウ・タイの結び方を尋ねられましたが、僕自身普段感覚的にできていることが、違う状況(目の前のシャツ見本に結びつける)となると、結構さっとできなかったりして、ちょっと反省しました。膝でやったらすぐできましたが、ふだん感覚でやっているので説明するのが難しいですね。

できれば、これも作りつけ(出来合い)のものではなく、ちゃんと棒状のものから自分でクロスさせて結んでボウタイでやってみることをおススメいたしますね。

今回、英国王室御用足達系の景品のご紹介で来ていただく、ロンドンの最高峰の逸品を扱う、『VULCANIZE LONDON』の関係者の方もそうとうな深い造詣・蘊蓄をお持ちのプロフェッショナルなので、これもとても勉強とワクワクになると思います。お楽しみに。


2009/11/19

ダブルブレステッド・ディナー・ジャケット Double-breasted diner jacket

最近続けざまに2人のお客様がタキシードを発注されたので、ついつい一緒になってタキシードクロス(タキシード用の生地)などを選びまくっているうちに、ミイラ取りがミイラになるがごとく、僕自身が欲しくなってタキシード2着目を発注しました。ピークド・ラペル、ショールカラーときたので、ダブルブレステッド Double-breasted diner jacket ということにしました。パーティーに間に合います。

※ダブルブレステッド・ディナー・ジャケット Double-breasted diner jacket
両前型の準夜会服。ダブルのタキシードのこと。登場は1921年かその翌年、スペインのアルフォンソ13世がフランスのドービルで着たのがそのきっかけと のこと。英国でも当時のファッションリーダーであったウィンザー公の友人であったミュージカル俳優ジャック・ブキャナンがダブル型タキシードの先鞭を付 け、1925年ころから流行りだす。

アメリカでも20年代末あたりからパームビーチで着られだし、30年代に入って、一般化した。ノエ ル・カワード、コール・ポーター、ルシウス・ビービ、アンソニー・ドレクセル・ビードル、アドルフ・マンジューなど、当時は総じて痩せ型のしゃれ者にこと のほか好まれたようである。(※『男の服飾辞典』 婦人画報社)

さて、写真はまたしても何も脈絡ないものですが、最近、出会ってなんとなく感動したものです。↑は、夏のものですが、早朝明治神宮を散歩していて見つけたもの。『徳川邸行幸』とあって、“徳川邸で満開の桜をご覧になる光景1875年”とのこと。

“花ぐわし桜もあれど此のやどの代々のこころを我はとひけり”
と詠まれたとのこと。人物にくらべて、それを圧倒するように取り囲む桜が、ちょっとやりすぎなほど広い面積で描かれている点に、大きく感動しました。“華やか”な無常を見下ろす人物もまた、ゆく川の流れに流されているちっぽけな存在なんでしょうか。


↓『グラント将軍と御対話1879年』 ほんとうの歴史は、良くも悪くも一度読むと決して忘れないくらいドラマティックなんじゃないかと思います。一生懸命、暗記する類のものではないはずじゃないかと思います。ちなみに、このころは、日本人はあんまり洋服を“崩して”着ていないですね。



↓明治神宮はとても空気よくて好きなのですが、非常に不謹慎ながら、あの玉砂利のために、じょじょに歩くことが面倒くさくなっている自分にブルー入ります。なので、原宿駅側から入ってすぐ右に曲がり、アスファルトの道を歩くと、ウォーキングにはいいかもしれないと思いました。玉砂利の両端は、ちょっと砂利が少なく歩きやすいという話もあります。伊勢神宮の時も玉砂利道なのですが、あれが特別感をそそるということでもあるのでしょう。


夏の終わりころですかね、いや10月ごろですか、強風の後に行ったら空がきれいでしたね。空気が澄んでいたので、そのまんなジャック・タチの映画の“トラフィック?”でしたか、グラフィックにできるほど、直線的な風景でした。



おお~、まっすぐな線やな~と叫びながら撮影しました。



↓豊洲にて。マイケルジャクソンの『This is it!』を観に行きました。信頼できる友人2人から、あれは絶対観たほうがよいよ、と言われて即行きました。マイケルの曲で好きなもの順で言うと、1.ビリー・ジーン 2.ヒューマン・ネイチャー 3.イベリアン・ガール です。2もたっぷり聴けたかな。しかし、昔から認識しているマイケルそのままという感じでした。“まず、オリジナルに忠実にやろう!みんなはそれを期待しているからさ!”という部分が納得しました。しっかりと、ココっ!という満足のツボをきっちり押してくれる感があります。ビリー・ジーンの本物を観ていないのは、ちょっと後悔ですね。



お台場は、ひろびろしてて結構気持ち良いです。『ザ・デートスポット』という雰囲気もありますが、気持ち良いです。いっちょう、絵葉書みたいな写真を撮ってみようと、トライしました。コツは、とにかく手ぶれだけを完全になくすこと(笑)とにかくどこかに固定して撮りました(そりゃ、コツちゅうか、だれでもやっとるよ)。

いや~、この写真見てて思い出しました。誰かがみやげで買ってきたもので、実家にニューヨークのツインタワーのこの手の写真がピアノの上にあって、かちゃっかちゃっ、とスイッチをつけると内側から電気がついて、総天然色カラー立体写真、みたいなやつです。昭和なノスタルジック感あります。

カチャッ、カチャッ、


↓ 神楽坂アグネスホテル内のパティスリー“Le Coin Vert”です。ここでじっくり本物を見てチェックして、これ中で食べますから、と注文してホテル内の喫茶ルームで食べられます。(アフタヌーンティーのスイーツ類は本館でつくっています)マカロン、ギモーブ、きれいだしおいしいです。



裏地の色、マカロン風ですね。そして、今回、贅沢にも僕がコレクションしてた大島紬のパーツをカラークロスにしました。



海島綿(シ―・アイランド・コットン)の白。一度着るとこれがスタンダードになってしまうシャツですね。




最近見つけて、ついついニヤニヤしてしまいます。イタリアンに囲まれて、押しまくられつつも、実は内心面白がっているんじゃないかな?のミスター・クラシック。

2009/07/12

James Bond のタキシード

みな、それぞれ、ベストのボンドがいることだと思います。最新のダニエル・クレイグは、僕の知る限り、女性に評判良いですね。昔ながらの男性の007ファンは認めないという方も多いようです。男子は、ショーン・コネリーか、ピアース・ブロスナンに分かれる模様です。僕は5代目、ピアース・ブロスナンが一番しっくりきます。

ボンド役もボンドガールも徐々に硬派、というかストイック、スパルタンな方向に進んでいるように感じます。ストーリーは甘さがなくなり、どちらかというと、シリアス路線で辛さに満ちています。シャンパンやカジノ、セクシーなボンドガールが隣に、という時代から、よりシビアな(フェミニズム団体から突っ込まれる心配・脇の甘さ・隙のない?)世界に向かっているのでしょうか。

僕が海外業界誌などで知ってる範囲で、それぞれの生地素材とブランドは画像下です。そろそろ冬のパーティーシーズンに合わせて、男性のみなさまは、ベイシックなタキシードのご用意も必要ですね。昨今の流れを見てもフォーマルの流れが来ていて、ドレスアップ、それもブラックタイ着用、というドレス・コードも増えてくるようです。足切りに引っかからないように、シュアーなタキシード一着は必要ですね。


GOLDENEYE
material : William Halstead /made by BRIONI


CASINO ROYALE
material : Scabal / made by BRIONI


QUANTUM OF SOLACE
material : Taylor & Lodge / made by TOM FORD

本日は、いただいたワインで、リラックスしながら、知人の結婚パーティーの司会をやらせていただきました。新郎新婦は“Sex and the city(僕は一話しか観たことない)”の舞台であるNYウエストビレッジ、主人公のサラ・ジェシカパーカーが実際に住んでいる、はす向かいにお住まいとのこと。ビンゴ景品にやはりこのDVDがありました。国際結婚カップル、R.Bご夫妻でした。

NYのワインソムリエに“日本で、EDWARD という店をやっているテーラー男に贈るワインはなにが良いかしら?”と粋なリクエストをしてくれたらしく、うれしく思いました。“そういった英国志向男が飲むワインは、BORDEAUXのものだろう”(僕はワイン、詳しくないです)、とのことで、以下のワインをNYみやげにいただきました。本番前に、冷えた一杯(冷えたのは白が理想なのでしょうが)を飲んでいったので、これでえらくまた気分良くなり、余分な緊張が取れました。



これはイイ。人前でちょっと頑張らないとならない時は、冷えたワインを一杯、と今後はやってみようと思いました。妻から洗脳されて、ここ一、二年でワインが好きになりましたが、緊張緩和以外に、良い点がいくつかあります。

まず、味覚の幅が広がり、苦手だった食べ物が、逆においしくなりました。先日、前出ご夫婦関係で、8年来の顧客でいてくれているA嬢ご夫婦から神楽坂の“カド”という座敷でごちそうになりましたが、ヴェジタリアンであるR.Bご夫婦からまわってきた、魚の甘露煮(このあたりは苦手品目でした)を非常においしく白ワインと合わせていただいている自分に驚きました。

あとは、鱒寿司ですね。元来、あのメタリックな青魚の質感(で酸っぱい感触)にお米、というのがどうもダメで、絶対ムリだったのですが、これまた味覚の変化なのか、ほろ酔い効果なのか、よくわからないまま、雰囲気と流れで、おいしく食べている自分にサプライズでした。

さて、パーティー当日、僕はオリーブグリーンのシルク100%のシャイニー・パンツ(カラーパンツの次はシャイニー&オーガニック素材、つまりシルク素材の流れが来ると感じます)とウィリアム・ハルステッドのキッドモヘア&ウール素材のダブル6つ釦ジャケットで結構くだけたスタイルでした。

ドレスコードは特別指定なく、みなが楽しむパーティーでした。これまた、たいへんハッピーな時間を過ごさせていただきました。御友人からの唄とピアノあり、親友からの感動的なスピーチあり(インフルエンザ騒ぎのために会社に反対され、『辞表』を懐にNY行きを決行したM君、A嬢)そして、工夫に満ちたビンゴ大会。

僕も E より“神楽坂小粋3点セット”を供出させていただきました。ここでまた新しい出会いなどもあって、心強い、お仲間の協力の下、みなさん心動かされるすばらしいパーティーとなりました。なにより素敵なお二人の人徳とスピリチュアル・ヴァイブスのおかげだと思います。末永くお幸せに!!

2008/08/22

フェルメールを観に来た男

下の写真の向かって左の男、最初この写真(DORMEUIL2008年秋冬・生地ブック)を見た時そう感じました。美しいフェルメール・ブルーを 思わせるような色のストールを軽く巻いています。捻ってはいません。おそらく彼は平日の朝一に来たので、団体客の喧騒ではなく、静かな環境の中で鑑賞する 幸福を味わったのでしょう。

この膝を立てている状態はなんでしょうか?おそらく、靴紐が外れて、結び直したのでしょう。もとの体勢に戻 ろうとした時、斜前方に、セクシーなニコール・キッドマン風のブラック・シャドー・ストライプのかなりボデイにフィットしたパンツ・スーツを着た女性が颯 爽と歩いていたもんだから、数秒間、体勢を復元させることを忘れてしまい、固まったところです。右の男は無意識に襟元を正しました。



日本の美術館でも、平日の気の効いた時間帯に行けば、こういうスタイルの紳士がたまにおられます。60代、70代の年配紳士ですが。静かに爽やかに観ておられる姿が様になる方はたいてい年配の紳士です。やはりこのスタイルでハードなワックスで髪をツンツン立てたヘアスタイルではちょっと似合わないでしょう。

ところで、生地ブック見ていても、ファッション誌見ていても、大人の老舗スーツブランドは変わらずですが、最近ではモード寄りのアルマーニにしろ、老舗系スーパーブランドは、ほとんど髪型もみんな昔の映画俳優のルドルフ・ヴァレンチノ張りに、最低でもクラシックなスタイル、しばしば極端な撫で付け(ポマードで7・3)スタイルです。満員電車で目に突き刺さりそうになる爆発系のツンツン・ヘアーではなく、小さな頭に固めたスタイル。

それにしても、このツンツンスタイルは日本、中国、韓国の20代30代、40代ビジネスマン@アジアの特徴ですね。昨年上海、そして一昨年ソウルに行って強く確信しました。

1.極端なピタピタ系スーツ 
2.ツンツンヘア(とデザイン性が強い眼鏡) 
3.びっくりするくらいの尖んがり系靴

これらは典型的な韓国(ソウル)のおしゃれ好き若者・中国(上海)のおしゃれ好き若者、日本人のおしゃれ好き若者の特徴です。

それにしても、どうにもあの髪がハリネズミ的全方位に逆立っているスタイルは、迷惑としか思えません。満員電車利用者としては辛いところです。たとえば、狭い箱のクラブで、満員状態なのにハイテンションで一人にしては過分の面積を使いながら(広いホールで誰もいなければ、むしろ見てて気持ちイイのだけど)踊り狂っている、空気読めない人と同じストレスをもたらします。

話は変わって広告業界をはじめクリエイティブな業界におられればおられるほど、いざキメル時はクラシックにキメたほうが、より人間的に奥行きと深みを感じさせて良い、と思います。スーツにクリエイティヴィティーを求めることが、実は結構陳腐な姿勢だということに気づき、センスの演出よりも自分という人間のブランディング上の“格”の演出に焦点を絞ったほうが、よろしいかと思います。

以前、カンヌ映画祭のレッド・カーペットで、役柄を意識してか、戦士のような“オンリーワン?”なタキシードで登場した男。グラディエーターで数々の栄冠を手にしたけど、ワースト・ドレッサーの称号も同時に得た俳優ラッセル・クロウ。

かたや役柄でどんだけダイナミックにぶっ飛ばしていても、セレモニーの場面では、やんちゃ俳優からひとりの“紳士人格”へとチャンネルを切り替えて悠然と登場するジョージ・クルーニー。2人の評価は対照的でした。文字通り、役者が一枚上だった、ということでしょう。


           無地とはいえ、風合いがある、コクがある



深い森のやや暗い緑を思わせる生地。たしかシガーのソムリエのような方は、そのシガーを表現するときに『湿度の高い深い森の暗闇、やや湿った落ち葉を踏み 分けながら歩いている時に静かに漂ってきた森全体の香り、、、』みたいに言うのかもしれない。“生地のソムリエ”としては(今作った)、ワインやシガーに 負けないようなシンプルでもっとエレガントな表現を編み出したいものだ。実際触るのが一番だが。



この秋冬は茶系、とはよく言われている。ネクタイにしても茶と青という組み合わせはとてもあわせやすい。土と水の色だからだろうか?シックに決まるし、は めていて落ち着く。スーツにしても、ヤヤもすると妙に張り切っているように見られるストライプスーツも、青と茶の組み合わせなら地味派手で個性的。そして このスーツで職場からフェルメールを観に来てもキマる、というオチでした。



上3点とも高品質・値ごろ感価格 EDWARDオーダー(※パターンオーダー、工場縫製No4レベル、Made to measure)すべて込み販売価格。
【スーツ上・下】¥76,300(税込み¥80,115)
【スーツ上・下下】¥103,400(税込み¥108,570)※スペアパンツ付けたほうが、コストパフォーマンス良いですね。御質問・お問合せはこちら
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