2009/06/28

トラッド・ショップは愉しい、


先週は、何度か銀座のショップを見て歩きました。“トータル・オーダー”(※Eの完全一式コーディネート)の顧客の小物を揃えるために見て回りました。ちょうど、セールの時期ということもあって、大御所トラッド店に行き、発見があり、もの思う機会がありました。

平日昼下がり、の銀座5丁目界隈。日本で一番地価が高いといつもベンチマークにされる鳩居堂から数軒南に行ったあたり。カラフルな広告とごった返す人並み、店内を覗いても軽いお祭り状態の『ユニクロ』でした。その二軒ほど隣にBrooks brothersがあります。

ここのブルックスのショップは6月末まで、閉店セールらしいです。そしてなんと、まさに時代を象徴して、その敷地に、『ユニクロ』が入ります。時代を映しています、何事も、全てがショート・タームですね、価値観が短期的・消費型になっていきます。少々残念&悔しい気がしました。

ブルックス店内は上品な、かつガタイの良いビジネスマン風が数人ちらほら、、、。ちょっと残念です。生産地がアメリカでない、などアンチな見方をする方も多いようですが、ネクタイなどトラッドでキレの良いアイテムもしっかりあります。しかし目的の品であったクラシックの基本、“麻の白ポケットチーフ”の在庫がなかったのには驚きました。

とはいっても、ゆったりした店内、階段に飾られている歴史的アーカイブ・人物・アイテムの写真など、好きな人間には、気持ち良くなる演出があります。別の会場であったセールに行きましたが、ボーイズコーナーにてネクタイが可愛かったので、ショップのデコレーション兼ねて、大人買いしました。

セール会場の大人コーナーには全然欲しいネクタイありませんでしたが、子ども用には、全部、といっていいくらい典型的な明るくさわやかなトラッド柄があり、いっそのこと全部買占めようかな、って思ったくらいに魅力的でした。↑写真。ついでにボーイズサイズの半袖シャツまで数点購入。ちょっとサイズを直せばレディス用に裏ワザ的にフィットしますね。

これは、来店した方にお子様がおられる場合、お好きなネクタイをプレゼントいたします。お受験なんかには最強の間違いないデザインかもしれません。


会場のセールとは別に、銀座5丁目店にて、50%引きにて、パープルのざっくりしたレジメンタイを顧客用に購入しました↑。結局、ポケットチーフはその足で青山まで行き、Paul Stuartで、淡~いラベンダーのシルク素材を購入しました。ここも落ち着いて、良い空間です。年配の上品なスタッフとチーフの話や世間話をしました。

スタッフ曰く、ポールスチュワートの社長は、ビジネスではコットン、アフター5にシルクに替えて、というスタイルのようです、という話を聴いてなるほど、と思いました。こういう、ちょっとした“コツ”を教えてもらうとはうれしくなります。知恵や歴史を感じさせるプチ・ナック、そんな会話の時間、優雅なやりとりの時間、ゆったりした空間には確実に『萌え』があります。これはファーストクローズのお店では味わえません。

時々、トラッド・ショップを覗こう、と強く思いました。服について良く知っている(愛している)年配のスタッフとの会話はタイムレスなスタイルを学ぶ良い時間です。ポール~には、普通の麻の白のポケットチーフは置いてありました。しかし思い出したので、ここで勝手ながら細かいことを言うと、ポケットチーフの一流老舗『ムンガイ』のチーフにしても、使っていて問題点は、“でかい!”ということです。

ぼくは半分にぶった切って使っています。胸ポケットに入れる量としては過分なボリュームがあり、かさばりすぎ、さらに暑い、愛用者としては、1枚買えば2枚分ある、というスペア感覚で半分に切る、のもありなのではと思います。今後は、和柄チーフを作ってくれていた知人の職人さんに纏ってもらうことにします。

表参道のキャット・ストリート入口あたりにある、Ralph Lauren“神殿”は圧巻ですね。ここは近くを通るたび、たびたび寄ります。豪快なデザインのビット金具がついた額縁は欲しいなと思いました。一昨年末、ラルフの写真集を手に入れたので、何かと気になります。ラルフローレン氏自身の人生・ライフスタイルには文句なく憧れます。

端正なクラシックへと進みたい方は、これらのお店が(僭越ながら)おススメです。そのスタイルに自分なりの“加減(クラシック±25%くらいの自分なりのカスタム)”をしたい方は“E”へアクセスください。

とはいっても、大御所ブランドが本気になってキレのある、クラシックなアイテムに取り組んだらEなど、全然かないません。老舗が、流行・トレンドの要素をたっぷり注ぎ込めば注ぎ込むほど、“E”は安泰です。

2009/06/14

夕暮れ時のお茶一服、


昨日は朝から4件新規仮縫いの連続で、さすがに脳が疲れて、散歩や昼寝、おやつタイムで、なんとかリフレッシュ&リカバリーをはかりました。頭が疲れたときは、テレビを観たり、コンビニでアサ芸を立ち読みしたり、ゴシップ記事やスケールの大きな陰謀系記事を読むと、不思議と快復します、妙に具体的な手法ですが、、、

本日も、梅雨の天気で、納品が終わった後、妻とEから10分ほど坂を登って下ったところにある呉服屋『田丸屋(たまるや)』さんまで散歩に行きました。先日日曜日には、クラシックなクラッチバック風の籐バックを買いました。籐の部分が綺麗な飴色でアンテナから離れませんでした。その日、ユカタで気に入ったものがあったのですが、その時はペンディングしていました。


ここは古典柄が多くて、着物のモダン柄が若干苦手な僕でも楽しめる場所です。最初に気に入っていたものは、淡い水色の二色の小紋の浴衣でした。中間色で、あまりコントラストがきつくなくて、竹久夢二のモデルが着ているような、西洋風の色目でした。それは一足早く売り切れてしまってなくなっていて、相方はその代り朝顔とトンボの柄を注文しました。


僭越ながら、二代目(おばあちゃま)が“ぱっ”と顔を輝かせて、『はあ~素敵ですね~』というものには間違いない抜群のセンスを感じさせられました。組合わせも、チューニングが合った時には『はあ~』っと素晴らしい笑顔になっておられます。

手前の四代目(若奥様、Eのメルマガのファンとのことで、まことにありがたい限り。非常に恐縮しつつ、すいません!ほっぽらかしています、、、)のおススメも的確で、三代目の着物の先生でもあられる、お母様のフットワークの軽さと的確さと相まって、すばらしいトリオを形成しておられます。決して押しが強くもなく、自由な空気で選べるところがありがたいです。


先客がおられたので、若夫婦が近所の商店街を案内してくださいました。江戸川橋商店街界隈。歩いて早稲田界隈やリーガロイヤルまで気持良い散歩道だそう。途中の『浪花屋』でたいやきを買ってみんなのお土産にしました。ソフトクリームのコーンを何十倍も香ばしくしたような香りに軽いめまいを覚えました。お茶いただきつつ、鯛焼きをほおばる一服の時間。何ともいえない、おっとりした時の流れを堪能しました。


四代続くファミリー・ビジネス、素晴らしいですね。歴史の中で、喜・怒・哀・楽、まさに大河ドラマなのでしょうが、フランチャイズやチェーン店全盛の昨今、御家族で守り続けた暖簾は、非常に貴重で贅沢にも思えます。大通りに面していないからこそ、可能なのかもしれません。最初に寄った際、お店にある床石に見惚れました。水を打って何十年も磨き続けてできあがる、きめ細かく、まろやかな底艶がありました。

てっぺい石というらしいです。創業明治17年、すごいですね。神楽連で7月25日のために練習通ってて、ウチワを探しています、と言ったら奥から、年季ものの三社祭のウチワをくださいました。意気に感じたあまり、阿波踊りしながら、帰途、坂道を登りました。

本日は僕も黄金色の博多帯を購入し、夏に備えました。先日、風水の先生からも、ゴールドや白は僕にはいいとアドヴァイス受けました。『お金が田丸屋!成金横丁(Eのある通りの名前)』とばかりにすばらしい縁起も担ぎつつ。

踊り用の足袋も注文済みです。足袋エアーを買おうかと、非常に迷ったのですが、いや、やはりここはクラシックでいくべきだろう、となんとか思い留まりました。しかしやはり、もしお遍路さんの場合は、エアーだろうな、と感じましたが、今回は踊りですからね。

↑こういう、確かタモ材質のムラムラした模様には、大いなる萌えを感じます。必要はなくとも、この材質の火鉢を何度買いかけたことかわかりません。いつも、部屋のスペースを考えて思い留まります。


とても良心的な価格で、古典柄を中心に扱っておられます。神楽坂から赤城神社の横を通って下って、駐車場を左に曲がって、数ブロック直進し、右に曲がったところにあります。



左から二代目、三代目、四代目ご夫婦。明るく爽やかなご家族です。場所的に観光客相手のロケーションではないので、とても良い買い物ができます。


一応、遊んでばかりではありませんよ。本日も納品でした。スーツ上中下(3ピース)、靴、シャツのまとめて納品。初回ながら、仮縫いしているので、1着目からフィッティングの精度が高いです。涼しげなトロピカル素材、でも3ピースで。ベストまでつけると、一気にドレス度が上がるので、光沢のない素材だろうが、麻素材だろうが、フレスコ素材だろいうが、パーティーでも悠々と着られるスーツとなります。

トラウザーズは、太からず、細からず、モードすぎず、適度の細さ、縦長シルエットを目指します。パンツ丈は、イタリア人ほど、短すぎず、少しはクッションが合った方が、われわれ日本人には似合うと思います。

2009/06/11

『良い靴は、素敵なところへ連れて行ってくれる』


とは、どちらかというと、女性が素敵なヒール靴を履いた時などの様子をたとえるセンテンスなのかなと思いますが、男性もまたしかりです。ただ、『良い靴を履くと、ロクでもないところには、行きたくなくなる』ニュアンス的には本音のところ、こちらの感じではないかと思いますが。

こう考えると、彼氏に靴をプレゼントするのも結構イイかもしれませんね。革底なので、歩くたびに擦り減っていくことは確かです。無意識的に、靴底をすり減らしても価値のある場所にしか行かなくなります。

頭で考えてどこに行くか決めるのではなくて、お気に入りの素敵な靴を履いて、まず、ハートがぐーんと動いて、あそこに行きたいな、と思った場所に足を向けると、目的地にまっすぐ辿り着くのかもしれません。そのためにも、しっかりお手入れしておいたほうがいいですね。

EDWARDでは、全種類統一価格、¥52500(税込)でオーダー・メイドの靴を販売しております。一足目お買い上げの方には、M・モゥブレイ・シューケア・プルミエセットをプレゼントしております。


中身は、M・モゥブレイ・シュークリーム、デリケート・クリーム、ハイシャイン・ポリッシュ、ステイン・リムーバー、グローブ・クロス、シューズ・ブラシ、ぺネトレイト・ブラシ、クロス、の詰め合わせです。これが、つややかな味とコクのある木製ボックスに収納されています。

近々、天気の良い日に、近所の白銀公園に一式持って行って、サドル・ソープでちょっとシミのついたスェードのジョッパーブーツを洗ったり、スムースレザーを磨いたり、“お手入れピクニック”に出掛けようと目論んでいます。美味いサンドイッチと小さめのシャンパン持って行っても楽しそうです。

上写真は出来上がりホヤホヤのもの。上質な作りで、クラシック&ベイシックなテイストが人気です。

2009/06/08

流行に溺れず上質を追究、


世界各国のGQ 誌やEsquire誌やフランスのムッシュ誌、昨今の世界のファッション誌には最新のものにほぼすべてに目を通しています。流行という要素を込める場合は、徹底して世界の最新に触れるようにしています。

2009年、老舗の生地メーカーも、最新の意匠をこらして、おおっ、と反応してしまうほどのものを展開していますが、上質レンジのものは、常に静謐で、しかしその存在に迫力があります。根拠のある贅沢を求めるなら、贅沢な生地、精度とセンスある仕立て、を追究するオーダーに限ると思います。


味わいとコクのある、素材には見ていて触りたくなる、心休まるものがあります。麻55%、ウール40%シルク5%、230グラムのジャケット生地。そして、大人の上質なカジュアルパンツのラインナップ。20代、30代、40代、50代ではそのトーン&マナーが変わってくると思います。最近、ちょっと贅沢して美味しいものを食べた時など、はたして僕もこれくらいの感動をお客様に与えているだろうか?などと殊勝にも自身に問うたりします。

2009/06/01

品質の精進、


1着、1着、品質保証のタグをつけることで、一層の責任を認識していきます。それなりの責任ですが、それは同時によろこびですね。迷ったり、ロマンシングしたり、シュミレーションしたりしながら、仕様を決め、生地を決め、採寸数字を決め、ゆとり量を決め、と細かく判断した蓄積とフィードバックが精度を高めていきます。イラストレーターのミヤタケくんのお土産、チョコの箱がぴったりタグ入れになりました。なので、微かにピエール・エルメのチョコの香りが、首の後からするかもしれません(笑)


上は、先日遊びに来たK氏よりラルフ・ローレンのシルバーのシェイカーをいただきました。ありがとうございます。NHKの白洲ドラマのスーツを企画した彼は、結構変態柄の(笑)ネイビーのドットのパンツで登場でした。変態柄とネイビーの端正なジャケットは相性いいですね。そして、このロケットシェイカーを本日、風水の先生にみてもらったら、好運気の物体とのことで、ご機嫌でした。ということで、出窓の角に置いておくことに決定しました。

サロン内の香りに関しては、伊、フランク・ミヌッチ氏のタイ・ユア・タイ本店で漂っている香とのこと、サンタ・マリア・ノヴェラの“ポプリ”、よっぽど評判よいようで、Y氏、N氏、K氏顧客3名から薦められました。入手してお店に置く予定です。K氏にどんな香りなんですか、と訊いたら、あれ、いつも車で使ってるじゃない、とのこと。映画、羊たち~の、レクター博士も愛用とのことですね。

下は、HSBC@香港建設の際の風水アドヴァイザーとしても活躍したAさん。どうせ、観てもらうなら、最高の方にお願いしたいな、ということで、間取りや、室内を改善できるところ徹底しておこうと、部屋が決まった翌日くらいにお願いしていました。1か月後の本日、お越しいただきました。

気になるところには、観葉植物や、小さな6角水晶を据えます。香港、上海、シンガポール、、、中華圏のお客様が来られる場合であっても、こちらから出店することになったとしても、まずは基盤となるこの神楽坂Eサロンの風水は文句なく完璧にしておかなければなりません。

アジア圏のクラスな方々の常識を尊敬しつつ、教養として知っておくことも今後は大事かと思いました。神楽坂はただでさえ、気が良い場所ですが、さらにパワーアップさせました。

大がかりなことばかりでなく、身近な工夫や心配りで、気の流れをよくする方法を教えてくださいます。これらのことは、マナーとして重要なことが多くて、マインドのプロトコル(礼儀作法)でもあり、ドレス・コードならぬ、インターナショナルな“マインド・コード”と言えるのかもしれません。


2009/05/27

気持ちの良いカフェ@浅草


本日、ブレーン・ストーミング仲間であるT氏と浅草でランチ。彼のおススメのカフェに連れて行ってもらいました。T氏は僕が新しいプロジェクトをスタートさせる時に、陽気で前向きなエネルギーをくれる、最高の“アクセル・パーソン(※E造語)”ですね。

話し相手のStrong Point(強味)を話題の中心に据えて、話を展開させていく陽気なパワー。小さい間違いも気にせず、相手のエネルギーに沿って、全肯定していく傾向性。

ちなみにその反対は“ブレーキ・パーソン”かもしれません。彼らは基本的に“相手と競うエネルギー”をベースにしているので、まずは相手のweak point(弱点)に注目するのではないかと思います。

ブレーキ・パーソンとは、会うタイミングがとても大事だと感じます。彼らは、何かプロジェクトをスタートするときのお祭り騒ぎの醍醐味を共有するタイプではないのかもしれません。

彼らの存在価値が輝くのは、プロジェクトが完成に近づいた時に、最終チェックする時です。weak point(弱点)を話題の中心に据えて話を展開させていくので、ちょっとイライラさせられますが、最終仕上げ段階で必要な存在です。


イン・アンド・ヤン。陰と陽どちらも大切なのでしょう。最近それを実感することがたびたびあったので、まとめて整理してみました。写真とはあまり関係ない話でした。

さて、下はこのカフェの踊り場にかかっている鏡。ミュンシャのポスターような鏡。アールデコ調のインテリア空間、つまり1920’s~的空間には、コンビ靴がよく似合うことも再確認しました。スタイル(ファッション)とスポットの関係も大事ですね。

神楽坂界隈のお店は、マッピングして名刺ファイルにコレクション始めています。食べたら、実際星つけて(景気良く10星が満点で、しかしB級グルメ寄りの僕の味覚が、いったいどれだけの信憑性かは保証できません)ショップカードは必ず2枚持ち帰って、お客様が勝手にフォルダーから取れるようにしています。



さて、一番上の写真はデビット・ボウイー主演の映画ポスターですね。このビデオ持っていましたが、白いダブルブレストのスーツで彼は登場するシーンはイカしています。最近、お客様との話の中で、男子は実はみな白のスーツが着たいのだ、ということを確信しました。

結婚式の時はややファンシーな白いスーツ着られることもありますが、やはり麻のオフ白のスーツをみんなイメージしていますね。戦前戦後の平均的日本男性は、普通の人々もみな麻の白スーツ着ていたのではと思います。現代人男性も背中を押して欲しいのですね。押してさしあげましょう!!


日差しもいいですね。こんな素敵なカフェが10年前からあったとは、、、知らなかった、、、。PC持ってくれば最高に仕事もはかどることでしょう。気持ち良い天気時は外の空気がどんどん入るカフェにかなう場所はありません。『空気グルメ人』にとっては、外の空気がじゃんじゃん入るカフェは天国です。

ここから地上に、河沿いに向かって左手方向。


夏休みの感想文で書きました。“ムルソー”は、カミュの小説、『異邦人』の主人公の名前ですね。高校生が読むには危険な内容だと思いましたが、大好きでしたし、実感としてもわかりました。主人公ほど勇気ないでしょうが、、、。文学は、いろんな意味で奔放な解放区なんだ、ということをその時知りました。というわけで、浅草のカフェ“ムルソー”でした。ここで、今度月夜の晩に“Moon Gravity”というパーティーをやろう、という話で盛り上がりました。7月ごろやりたいです。

2009/05/25

靴をピカピカにすること、


それと靴を長持ちさせることは違う、といいます。ピカピカさせても栄養をあげないとひび割れてしまいます。というわけで、本日は午前中から浅草の取引先にて靴メンテナンスについて細かく吸収してきました。

靴先のコバの部分も、ウェルト・クリームでお手入れします。このウェルト・クリームはそのまま製靴過程で使用している“本気”のものなので、手につかないように手袋がついています。コバの部分は結構目に付くので、ここもキチンとお手入れしておきたいです


ちなみに、コバは、履いているうちに、微妙にズレてきたり、削れて横に広がって来る時もあるので、ちょっとマニアックながら、粗い80番だったり、キメの細かい300番だったりの紙やすりを使いわけて、軽く削ってからこれを塗るときれいに染み込みます。


上、写真は中国、重慶の白豚毛を手植したつや出し、仕上げ用の高品質のブラシです。日本の物づくりのスピリッツが感じられる平野ブラシとモゥブレィのダブルネームです。ブナ材で握りと機能性を考えたカーブ形状。長さ・硬さの妥協しないクオリティにほれぼれします、Eサロンにて税込み4200円で販売しております。

たとえば、長年履き込んだ、クラシックなシェイプの靴。丁寧に磨かれ、独特の艶を出していて、持ち主の愛着を感じさせるもの、、、、電車で前に座るビジネスマンや男性を見ていてそんな靴を履いている人と出会う確率はどれくらいでしょうか?だいたい200人に1人くらい?これが20代の男性だと1000人に1人くらいでしょう。(“クラシックな靴”という制限のために、えらく絞られてこの確率だと思いますが、、、)

そんな、3、40点が平均点、というような日本の現状において、いきなり絨毯の上で履かれるような、100点満点中の120点のような最上級レベルを話題の中心に据えたがるのも、ファッション雑誌のマジックでありエンターテイメント性なのでしょうが、まずは現実的に、必要条件を満たしたベイシックな美しさを持つ靴を、5、6足揃え、それを大切にお手入れしながら履くのが健全かと思います。

2009/05/24

さまざまな化学反応、


金曜日は30's スタイルを自らのスタイルとする同業のH氏と飯田橋キャナル・カフェにてランチしました。いつもながら、晴れた日には、ここはご飯もおいしく、そよ風も気持ち良くて最高ですね。JR飯田橋駅は、ホームを降りて西口改札まで長い通路なのですが、まるでトンネルのような通路を抜けると正面に運河の水面がキラキラしていてきれいですね。お茶の水から水道橋までの河沿いの緑と同じくらい、とても好きな風景です。

さて、H氏は京成線立石にお住まいで、地元のおいしいもの情報や味な店、粋な店に精通されていて話していてとても楽しいですね。洋服以上に、そのお気に入りを着て、どんなお気に入りの場所に出かけ、どんなことをするのか、という話が盛り上がって話が尽きません。モノ自体以上にロマンシングが大事です。僕も夏前に麻のダブルスーツで決めて、立石へ、を楽しみにしております。

Eにて、コレスポンデント・シューズをご注文、とのこと、どんな2種組み合わせの御注文なのかが、とても興味あります。すでに多数のお客様からコンビ靴のご注文を承りました。コソコソっとおススメする程度ながら、みなさんアンテナ鋭いですね。坂下から登っていくと、坂上から降りてくる人々の上から下までのスタイルがはっきり見えます。ある意味キャットウォークですね。上から降りて来る紳士の靴のコバの具合までくっきり見えます。

コレスポンデント靴は、最初はドレス的に履いて、少々経年変化でハリがなくなってきたら、カジュアルダウンさせて2度の楽しみ方をする、というスタイルがおススメです。ドレス的にはもちろんエレガントですし、カジュアル的にもきれいな縦落ちヴィンテージ・インディゴに合わせたり、カラーパンツに合わせたり、古着トラウザーズに合わせたり、オッド・ベストに合わせたりできますし、クールな着こなしヴァージョンが増えます。

ウェノナ・ライダー → ケイト・モス → ヴァネッサ・パラディー という(ブリジット・バルドー → カトリーヌ・ドヌーブ → ジェーン・フォンダ というロジェ・バデム氏も真っ青なくらい共感できる?)女性遍歴を経たジョニー・デップもヴィンテージ風にコレスポンデントシューズをたびたび挿しアイテムとして使っているようです。お手入れの仕方、そして色の付け方もドレスとカジュアルでがらりと変える、という深い世界ですね。しっかり把握できる範囲内でアイテム数をそろえて、あとはそれぞれ手厚くメンテナンスすることを愉しむという姿勢でいたいものです。



さて、上は“EDWARD”の新しいタグです。デザインを担当してくれているのは、読書家、よく把握できないくらい多方面にベクトルを持つ、おしゃれビューティのエミリンさんです。僕の変則的な作業リズムやイレギュラーな右脳言語も直観的に理解してくださり、ぱっぱっと目にも留まらないスピードで作業してくれます。今度Eのウェブ・マスターとして支えていただきたく予定です。ハリソンズよりも70%くらい小さいロゴですね。

EDWARD の“INDIVIDUAL CUT(インディヴィジュアル・カット)”はハリソンズ・オブ・エジンバラ社長ジェームズ氏が考えてくれた名前です。スーツを仕立てる際の個人個人のそれぞれのスーツのカット、スタイル、というようなニュアンスですが、そこから意味を広げ、スーツのカットだけではなく、出来上がったスーツを着たその人が主役となるべきシーンを作り出していく”、という意味を込めています。工場縫製の最高峰へ向かって一歩一歩前進しつつ、唯一無二で圧倒的なスタイルを追及していきます。


2009/05/22

活性化してきております。


とはいっても、一日中サロンにて静かな時をすごす~、という詩的な日々はまだまだで、30%くらいは、昔ながらの外商、顧客先訪問をしています。その一方で、いろんな方々にサロンに来ていただき、サロンも気の流れもすこぶる良くなっております、ありがとうございます。お客様たちの、神楽坂デート前、デート後のひと休み隠れ家へと着々と近づいております。

いろんな方が出入りしていだだくと、空間も隅々まで活性化して代謝がよくなります。手ぶらでもお気軽にどうぞ。手軽なワインかシャンパン持参で来られると、ちょっと大きな顔していられますが(笑)この界隈はフランス人が多いせいか、普通のスーパーの置いてあるものも、充分レベルが高いです、オリーブとか。

お昼は、風通しがよくすごく涼しい風が部屋を流れていて気持ちイイです。僕が社外アドバイサーをしている関係会社のG氏と昼食後の午後二時から資料作成始めたのですが、あまりに眠くて、よし、このままいったん15分間だけ寝よう、といっていたにもかかわらず、2時にそれぞれ仮眠し始めて、2時45分まで爆睡し、電話で目が覚めました。G氏はイビキかいて熟睡しているし、少なくともお昼寝環境の抜群さは再確認できました。

上は、予約取るのも難しいこの界隈での実力フレンチ“La Matiere(ラ・マティエール)”にてランチごちそうしてくださったY様とスイーツ男爵ことK氏、ありがとうございます。限定のノーマンロックウェルのお皿(の上のマカロンはA嬢が飯田橋の本場フレンチマカロン屋から購入してきたもの!やはりすばらしい作品は実用しないと、、、)。絵の中の二人も素敵ですね。なぜ昔の絵はトーンが自然できれいなのでしょうかね。

サウス・ケンジントンや神楽坂のテイストでもある“フレンチ・ブリティッシュ”なテイストの逸品プレゼントを企画製作中です。最近(レオンのスナップ別冊本を見て) 感じたことは、イタリア人のスタイルのコーディネートは色彩のコントラストが強目だということ。ちょっと目にキツいコントラストですね。(*これはアメリカンプレッピースタイル、そしてネクタイとシャツのコントラスト強めのアメリカン・パワースーツにも感じることです)

淡くやさしいトーンや中間色の色揃えが昔から多いフレンチブランドのエミスフェールや、マルセル・ラサンスのように、コントラストをやわらかくグラデーション的に展開 させていくほうが、個人的には着てて変なエネルギーが必要ないような気がします。この感覚を共感できる方々に向けて冬から展開を企画中のハイ・ファッション新商品を企画中です。

プレゼント構想が、新しい企画のエネルギーです。贈り物はプライスレス、そして限りなく自由な世界だし、ほんとうの贅沢だと思います。

商品と区別するために“E Supreme”のゴールドタグを付けます。資本主義の道具である“交換通貨”(E造語)を超える野望をいだいております。本質的な贅沢を追究していく過程で、芸術家とパトロンの理想的な関係といえる地平線があります。お互いがサプライズをキャッチボールしていき、ヴァリューがどんどんでっかくなっていくような、そんな“感動通貨”を使っていきたいものです。ぶっとびすぎですかね?(笑)


さて、下は、シンガポール投資のビジネスを展開されているK氏、I氏、残念ながらうつっていないけれども、峰不二子役のKさんとご一緒に。香港、上海、シンガポール、マカオ、ベトナム、もうひとつ先のステップとして僕も具体的にヴィジョンを描いております。

手前のI氏!先日汐留にて、メンズモデルにスカウトされ※もちろんその時Eのスーツを着用(笑)、“素敵な女性モデルともお友達になれそうだ!”というごくまっとうな動機からOKしたという陽気な紳士です。一緒に早大の特別講義聴きに行ったりとアンテナも鋭敏であられます。そのうち一緒にすごいパーティーやりましょうか!


2009/05/11

平和な日曜日、


気持良いお天気でした。新拠点の“E”は、祭モードのため連日乾杯なのですが、神楽坂の街全体も夏が近づき、そろそろ華やぐ準備を始めた模様です。僕も一生のうちで今が一番シャンパンを飲んでいます。

毎回1杯づつですが、このおかげで昼2時ごろ30分の昼寝をしてアルコールを完全分解させています。開けるのもずいぶん美味くなって、執務机越しがまるでバー状態で(椅子が遅れて届いて、数日立ったまま過ごしました)サーブしているのも、これまたとても楽しかったです。



上写真は、飯田橋方面から神楽坂を登り、坂上交差点界隈。つくづく女性が多い街ですね。夜は仲間連れのようですが、休日の昼さがりなどは、涼しい季節にひとり散歩、という気分なのでしょう。男子はカメラ片手に、という方が多いですね。おじいさんおばあさん、家族連れ、今日はなぜか原宿並みの人出で神楽坂上が大賑わいでした。



神楽坂は東京のパリ、と中村江里子さんが言っていました。石畳、並木道、坂、、、。商店街としてのフツーのライブ感が精神的な健康を保つ要素かもしれません。昨日は今年の『神楽連』阿波踊り参加申し込みと練習をしてきました。練習日が結構あって、本気度が試されます。

練習は想定外だったんですが、引き下がるわけにいかず、カチョッポリの麻100%のスーツにコレスポンデント靴で、阿波踊りの練習をしてきました。やはり、どうせ運動するなら、できるだけ体の高い位置に筋肉をつけないとな~などと邪念が横切り、素人の精進はこれからだ、まだまだだ、といったところです。


サロンEは、りそな銀行の一軒先のクリーニング屋とイグレグというヘアサロンの間を左に入ります。1分直進し、突き当りがペットクリニック、そのななめ前の赤煉瓦ビルの3階にトルソー“ツツ君”がいつも外を見ています。向かいのペットクリニックの2階の窓辺にいる三毛猫くんがツツが気になっている模様。現在ベージュのジャケットです。そのうち、ウィリアム・ハルステッドのモヘアのダブルブレストのスーツに着替える予定。



近所のファミリーマートは、外にテーブル&チェアを提供していて、本日そこで開店サービスのシシャモを片手にビールを反対の手に夕涼みしました。この界隈の人出は、このシシャモ効果も大きかった模様。仮縫いと靴のフィッティングに来ていた義理の兄家族とお友達御家族が遊びに来られ、ファミリー&ハッピーな雰囲気の中、乾杯いたしました。



伝票書きに疲れた時に、出歩けるスポットが多くてうれしいですね。まだまだ開拓できていないので、僕以上に詳しいお客様からおいしいもの情報を教えてもらっている状態。楽しみです。


2009/05/04

神楽坂界隈、オープン日和。


おおよそ準備も整い、本日(5月3日)サロン開きをいたしました。お祝いに駆けつけてくれた方々、皆様喜んでくださり、まことにありがとうございます。いただいた花で、スイートな香りが部屋中充満していました。ありがとうございます。

なぜ、神楽坂だったの?と質問何人かに受けました。探していたエリアとして労力を掛けた順番は、1.お茶の水界隈の倉庫エリア 2.六本木界隈のテレ朝通り 3.神楽坂界隈でした。しかし、1.2.は何件見ても納得いかなかったのですが、3.は探し始めてすぐ出会いました。直観とご縁とタイミングです。


1日、タケシ氏のミニで、トルソーの引越し。助かりました。神楽坂の横路地にはミニが似合う。小回りが効いて絵になります。彼のワイフとベイビーも一緒でした。気持良いお天気の土曜日、ひたすら風も気持ち良い午後でした。



国内で発売されているあらゆるフィッティング・ルームの中で、一番デカく、どっしりしたものを選びました。しかし材料の一つ一つが重い、ひたすらでかい。組立は自分でやりました。快適なフィッティングルームためにサロンをひらいたようなものです。伝票に一字一字、丁寧に書くように、一ネジ一ネジに魂を込めて締めました。



夕方、ほぼ完成。部屋の隅には、先日オークションで相当数の競合と競りあった末に、落札したレストア済みのヴィンテージの旧型BOSE ACOUSTIC WAVE AW-1D。ピクニックに持って行けるハイパフォーマンス&コンパクトなアイテムです。トルソーに掛ける夏のスーツが上がってくるまで、僕のその日のジャケットを掛けています、あしからず。



この神楽坂サロンの主役は僕ではありません。この席に着席される方が主演俳優であり、主演女優。この空間では、彼ら・彼女らを中心にして、宇宙は回ります。お客様は、服に詳しくなる必要さえ、無いのかもしれません。具体的なオーダーのリクエストよりも、自身の魅力や理想とするイメージ、新しい自分自身への、いくつかのキーワードがあれば充分です。

2009/04/17

アリュール


先日、市川にて偶然お会いした京都通のF氏。地元イタリアンVでたびたびお会いしてました。立ち話で、漆、寄木細工、木工、茶碗、ノリタケのティーカップの話まで、、、。添付で素敵な画像送ってこられたので、アップします。

シャネルの香水としてしか認識していなかったですが、allureアリュール、ってどんな使い方するんでしょう。“その人のアリュール”?雑誌で、確か斎藤薫さんのエッセイで読んだ記憶があります。その街のアリュール、って使い方はどうでしょうね。

さて、お知らせながら、以前から何かと縁のあった街、神楽坂にて、来月の5月初旬から、EDWARDのビスポーク・サロンをスタートさせます。神楽坂駅から徒歩3分、メインの通りから少し入ったところです。今後はここを拠点として活動してまいります。

詳しくはメルマガ 『背広男』 でご案内します。

フレッシュなマインド、すばらしい出会い、恵まれたご縁、偶然に近い必然、そしてその結果、すてきなアリュールを少しずつ生み出せるよう精進します。

2001年創業、海のものとも山のものともわからない頃から、ずっとお引き立てくださっている顧客の方々、そして快適とはいえない環境で採寸や試着にお付き合いいただいていた、すべてのお客様には、特別の感謝の気持ちを胸に期しております。

神楽坂は、休日朝方の公園は日本語・フランス語・英語が飛びかいます。和と仏(アテネ・フランセ界隈)、そして英(ブリティッシュ・カウンシル界隈)まで、が独自に調和している不思議な街。

そして、なにより四季折々のイベントが途切れることなく一年をロマンティックに彩っています。

もちろん、かつては“芸者の街”。土地柄が持つDNAなのか、美しい女性が多い街です。日曜日は、二宮くんのドラマの影響か、全国区的観光客でにぎわっています。

桜が散った後、キャナルカフェ前の行列もすいぶん落ち着いて、昨日はゆったりと美味しいランチすることができました。夏を予感させる涼風とぽかぽか陽気があんまり気持ちよかったので、(なかなか配信できていない)メルマガの文章を書き始めました。

ちょっとづつブログからメルマガへとエネルギーを移行させて、そのうち1本化しようと考えています。

神楽坂に行くにあたって、できるだけバタバタしない日々(近所のカフェでぼんやり散歩したり、野外座禅したり、この夏の阿波踊りに向けてうまい人にキレの良い身のこなしを習う・究める)日々を送るために工夫・調整中です。

2009/04/11

休日のアイロン掛け、


先日、秋葉原のヨドバシカメラで購入しました。ゴキゲンなTOSHIBA TA-GX110です。最初は、ミスターアイロンであり、ある意味エクストリームス哲学者でもあられる、Eさんのブログに出ていた、英国製のMorphy Richardsのコンフィグリップが購入すべきギアである、と勝手に思っていたのですが、以下の3点から、上ギアの購入に至りました。

1.説明してくださった東芝の方がアイロンと同じくらい非常に熱い方であった、 2.東芝は、水蒸気発生仕組みが重力にお任せの“滴下式”ではなく、ポンプ式であり、トータルでパフォーマンスが高いという点、 3.船首の波を切る部分(あえて、船に見立てて)ちょっとしたひと工夫があった、という点。

以上からTOSHIBA TA-GX110を購入しました。1.に関して、本人がシャツをたくさん持っていて、そして洋服が好きであったことは大きいでした。オックスフォード、ロイヤルオックス、高番手のもの、そういうお話ができました。そして、彼は、あらゆるアイロンでそのメーカーの使用方法で全部試してみたということ。
その中には洋服好きだったら絶対にできない(カフを真ん中で折ってガツんと上から力任せに掛ける、、、など)こともじゃんじゃん出ていてそれが信じられなかった、というコメントも魅力的でした。

洋服を大事にする姿勢と、アイロンのパフォーマンスを生かす、というバランス感覚に強く共感しました。そうしているうちにイイ感じで、女性スタッフの実演に納得し、スムーズにレジに向かっておりました。


ちなみに、エドワードで気まぐれで申し訳ないのですが、(勢いと衝動で、じゃあ今度プレゼントしましょう、といったことにも、なるべく約束果たすようにしております(笑)、お世話になった顧客にプレゼントする特別仕様のアイロン台です。これはスグレものですね。トルソー型なので、肩・首のあたりにスムーズに掛けられます。


そして、日本人独特の細やかなひと工夫、ボタンをかき分けて、きちんと掛けられる。これがデザインの進化だと思います。いくらクリエイティブに見えたとしても、掃除・お手入れしにくくなる、とか、より複雑になる、というのはデザインの退化だと思います。



おだやかな、休日の午後、普段のシャツくんたちに、静かなありがとうの気持ちで大事にしてあげましょう。まだまだ、僕自身、忙しいという口実の下、しっかりやれていません。精進いたします。スーツを影干ししながら、、、そして本当は靴もお手入れしたいものですね。近々お手入れグッズをアップいたしましょう。