みな、それぞれ、ベストのボンドがいることだと思います。最新のダニエル・クレイグは、僕の知る限り、女性に評判良いですね。昔ながらの男性の007ファンは認めないという方も多いようです。男子は、ショーン・コネリーか、ピアース・ブロスナンに分かれる模様です。僕は5代目、ピアース・ブロスナンが一番しっくりきます。
ボンド役もボンドガールも徐々に硬派、というかストイック、スパルタンな方向に進んでいるように感じます。ストーリーは甘さがなくなり、どちらかというと、シリアス路線で辛さに満ちています。シャンパンやカジノ、セクシーなボンドガールが隣に、という時代から、よりシビアな(フェミニズム団体から突っ込まれる心配・脇の甘さ・隙のない?)世界に向かっているのでしょうか。
僕が海外業界誌などで知ってる範囲で、それぞれの生地素材とブランドは画像下です。そろそろ冬のパーティーシーズンに合わせて、男性のみなさまは、ベイシックなタキシードのご用意も必要ですね。昨今の流れを見てもフォーマルの流れが来ていて、ドレスアップ、それもブラックタイ着用、というドレス・コードも増えてくるようです。足切りに引っかからないように、シュアーなタキシード一着は必要ですね。
GOLDENEYE
material : William Halstead /made by BRIONI
CASINO ROYALE
material : Scabal / made by BRIONI
QUANTUM OF SOLACE
material : Taylor & Lodge / made by TOM FORD
本日は、いただいたワインで、リラックスしながら、知人の結婚パーティーの司会をやらせていただきました。新郎新婦は“Sex and the city(僕は一話しか観たことない)”の舞台であるNYウエストビレッジ、主人公のサラ・ジェシカパーカーが実際に住んでいる、はす向かいにお住まいとのこと。ビンゴ景品にやはりこのDVDがありました。国際結婚カップル、R.Bご夫妻でした。
NYのワインソムリエに“日本で、EDWARD という店をやっているテーラー男に贈るワインはなにが良いかしら?”と粋なリクエストをしてくれたらしく、うれしく思いました。“そういった英国志向男が飲むワインは、BORDEAUXのものだろう”(僕はワイン、詳しくないです)、とのことで、以下のワインをNYみやげにいただきました。本番前に、冷えた一杯(冷えたのは白が理想なのでしょうが)を飲んでいったので、これでえらくまた気分良くなり、余分な緊張が取れました。
これはイイ。人前でちょっと頑張らないとならない時は、冷えたワインを一杯、と今後はやってみようと思いました。妻から洗脳されて、ここ一、二年でワインが好きになりましたが、緊張緩和以外に、良い点がいくつかあります。
まず、味覚の幅が広がり、苦手だった食べ物が、逆においしくなりました。先日、前出ご夫婦関係で、8年来の顧客でいてくれているA嬢ご夫婦から神楽坂の“カド”という座敷でごちそうになりましたが、ヴェジタリアンであるR.Bご夫婦からまわってきた、魚の甘露煮(このあたりは苦手品目でした)を非常においしく白ワインと合わせていただいている自分に驚きました。
あとは、鱒寿司ですね。元来、あのメタリックな青魚の質感(で酸っぱい感触)にお米、というのがどうもダメで、絶対ムリだったのですが、これまた味覚の変化なのか、ほろ酔い効果なのか、よくわからないまま、雰囲気と流れで、おいしく食べている自分にサプライズでした。
さて、パーティー当日、僕はオリーブグリーンのシルク100%のシャイニー・パンツ(カラーパンツの次はシャイニー&オーガニック素材、つまりシルク素材の流れが来ると感じます)とウィリアム・ハルステッドのキッドモヘア&ウール素材のダブル6つ釦ジャケットで結構くだけたスタイルでした。
ドレスコードは特別指定なく、みなが楽しむパーティーでした。これまた、たいへんハッピーな時間を過ごさせていただきました。御友人からの唄とピアノあり、親友からの感動的なスピーチあり(インフルエンザ騒ぎのために会社に反対され、『辞表』を懐にNY行きを決行したM君、A嬢)そして、工夫に満ちたビンゴ大会。
僕も E より“神楽坂小粋3点セット”を供出させていただきました。ここでまた新しい出会いなどもあって、心強い、お仲間の協力の下、みなさん心動かされるすばらしいパーティーとなりました。なにより素敵なお二人の人徳とスピリチュアル・ヴァイブスのおかげだと思います。末永くお幸せに!!
2009/07/12
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