2008/07/08
大事にしたい、隠れ家的空間
昨日月曜日は、11時からこちらで、ひそひそと生地のセレクトについてミーティングしていました。静岡県人の友人であるS氏から教えてもらった超穴場空間の『D-Labo』。非常に魅力的な本が沢山の図書館付き。
しかしながら、あんまり静かなのでむしろ心配になります。都内『隠れ家空間収集家』ながら、その心配事は2つ。その優秀な穴場ぶりが評判を呼び、人気の穴場スポット(もうそれは穴場とは言わない)になってしまうこと。
そしてもうひとつは、そのあまりにも優秀な穴場ぶりに、誰も気がつかずに、さらに、より忠実に穴場的であり続けた結果、存在自体がなくなってしまい、そのすばらしい空間を享受できなくなってしまうこと。
非常に勝手ながら、ほどほどに、営々と、穴場的価値をキープしていていただきたいところです。今のところ非常に快適すぎて、やや心配です。
たまたま手に取った本。ファッションの本で1963年、世界の高級品という本があって、つい読んでしまいました。言い切り系文体の著者というのは、その当時の価値観をはっきりくっきり表現してくれる点において、後年(45年後の2008年現在)文献的価値が高い、と感じました。
書き手の勢いある筆力に伴いがちな、いくらかラフなノイズ部分に、突っ込みを入れてしまい、書き手の筆力を無力化しようとする『凡庸な平均化思考(おしなべて精神、平均的価値観に引き戻して安心しようとする精神)』(への怖れ)が文章をつまらなくするんだな、という気づきをこの1963年の本を読んで得ました。
旅、ファッション、お金、風土、、、、テーマが非常に魅力的な図書館です。
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4 comments:
For E.
最近順調そうですね。(^o^)
宣伝をしない。というのがいい空間になっているポイントの様な気がしました。
後から聴いて驚いたのですが、この空間のこの本についているICタグ関連ソリューションは、とある上場企業がされているのですが、その大元のソリューションのコンサルを、ICタグ黎明期にうちのKがやっておりました。現地へKを連れて行ったときにそう発言をしておりびっくりでした。
隠れ家をいっぱい発掘しましょう!!
From S
確かに!いつもO君が挨拶に出で来てくれます。いつかみんなで行った魚の美味しい店(人形町界隈だったかな?)のこれも穴場の店もてんぷら美味かったですね!Mr.Kお元気されてますか?またみんなでバカ騒ぎしたいですね。近々また!
その日に釣れたお魚のお店は、K町界隈でしたね。
Kは痩せていますが元気ですよ。
自分も体脂肪率10パーセントを一時切りました。
相変わらず知財戦略は着々と進んでいます。
先日、温泉いけましたか?
先日は、情報ありがとう!
しかしながら、あの時結構スピードだしていたらしく、あっという間に通り過ぎてしまっていました。静岡への道は、Sとは2度行きましたね。一度はザガート・ガヴィアでタービンの快音を響かせながら、二度目は雨の日、カーブ、下り坂でシトロエンのグリップの強さを解説しながらアクセルを踏み込みつつ、、、、(笑)よき思い出です。
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