2008/05/01
Zen @Rikugien Gardens
友人タケシ氏のお気に入り充電コースのひとつを教えてもらった。まず、駒込の六義園(りくぎえん)へ。
五代将軍徳川綱吉の信任厚かった川越藩主・柳沢吉保が元禄15年(1702)年に築園した和歌の趣味を基調とする回遊式築山泉水の大名庭園、後に三菱の創業者岩崎家の別宅となり後に東京都に寄贈された、とある。
つつじが咲いていて、写真撮ったりと入園者たちは楽しそうだ。若草色の木々の葉の下をゆっくり歩く。亀がわれ先にわが甲羅を天日干しせむとて、岩場にはりついている。こういう日本庭園にてアスファルトではなく大地、土の上をじゃっっじゃっ、と踏み分けながら歩くことがたまに大事だ。
それなりに四季が現れるから、こういう自然と歴史の庭園で楽しめるファッション、意外とトラッドな固めのスーツも似合う。ポケットチーフは麻白。途中喉が渇いたので抹茶と和菓子を食べ、水面のさざなみや夏日の涼しい風を感じてぼんやりしていた。
まだ喉が渇いてるんですよ、というとおばちゃんが氷水を持って来てくれた。だんだんしゃべるのも億劫になってくるほどに気持ちいいものだから、何故だかぼんやりだけではもったいなく感じ、突発的に僕は座禅を開始した。
5分くらい自分の世界に入っていて我に帰って隣を見ると、タケシ氏もオリジナリティ溢れるMY ZEN 的姿勢・表情にて瞑想開始していた。上げ膳、据え膳、そして連れ禅、そんなつつじ茶屋の夕暮れ時。
六義園を出て巣鴨駅まで歩いて、駅前からマイクロバスに乗って東京染井温泉SAKURAへ。地下1800メートルから湧出する天然の温泉とのこと。2007年に2人で企画主催していた朝7時からの読書会の話をあれこれして、2008年バージョンのアイディアを出し合った。
風呂上り、蕎麦とビールで一服した。蕎麦湯がなかったので、熱い蕎麦茶で代用したらこれが美味かった。都内をちょこちょこ移動するだけのコースにしてはエネルギーが充填される手軽なコースでした。
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