2008/07/13

メイド・トゥ・メジャー@Suits & Sweets


こちらにときどきお寄りの方で、御存知の方もおられるでしょうが、私的なことながら(ブログとはすべて私事なのでこのもの言いも滑稽ですが)、今月の26日(土)パーティを催します。

おそれながら、本日ちょうど御参加100名を確定させていただきました。ほんとは少なくとも義理的に300人以上の方々にお世話になっておるし、みなさま全員を招待せねば不義理なのですが、人間が一度にできることには限界があり、そうもいきません。

諸々の理由から、これが現状のベストだと、僕が素直に強く感謝を記す方々からお呼びいたしました。先週、なぜオレを呼ばないんだ、失望した、といわれましたが、謙虚に受け止めます。

僕が一瞬ヒールになることで、来て頂く方がほんとうに人間力溢れた魅力的な方々ばかりになるのだったら、いつでも喜んで『嫌な奴』の役目を引き受けます。見事な、鮮やかな、際立った紳士・淑女と御一緒できることは、たいへんなよろこびです。

それにしても、なにしろ甘党男爵が多いので、御期待には最高レベルで応えたく、本日ペイストリー・シェフ(Pastry Chef:御菓子職人)のMさんと打ち合わせいたしました。彼女は、先月までアメリカ西海岸の小粋なスイーツ店『SATURA CAKES』でマネージャーをされていた方。友人T氏を通じて紹介されました。

カスタム・メイド(オーダーメイド)において、スイーツも、スーツも上手にオーダーするお客さんはこんな人ですよね、という話で盛り上がります。僕が彼女にオーダーすると同時に、彼女も僕にEスーツもオーダーされていたので、小岩自宅オフィスにて採寸し、その後スイーツの話をあれこれしました。

もちろん、基本的なキーワードをいくつか挙げた後はすべてお任せ。お互いそれが一番美味しいことを知っています。

26日のパーティーのお土産として『英国ティータイムセット』を予定していますが、スコーン(クロテッド・クリームも必要ですし、外がカリカリ中がふわふわに焼いたり上手にやるのが難しい)にしようと考えていたけど、スコーンというのは、焼いた直後が美味しくて、すぐ固化が始まるのだそうで、もっと英国らしいズッシリした(打ち込みの、と、ついつい口が勝手に言いたくなります)スイーツに決めました。

ということで、彼女のスーツもすべてお任せだったので、手持ち生地で最高のものを使ってお仕立てすることにしました。ゆくゆくは、初回はリクエスト・キーワード5つ、後は『すべてお任せ』というオーダーにしていけたら、と思います。御寿司でも産直八百屋でも『おまかせ』には福があります。

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